新潟まち歩き(7)堀を想像する
新潟の街は縦横に堀のある街でしたが、昭和30年代に全て埋められました。
しかし、街区割自体にはほとんど手を付けていません。
ですから堀跡の道路は、「堀があるものと想像して」眺めると、いろいろ見えてくるのではないかと思います(大阪でやってることの応用)。
ここは東堀前通九番町のあたり。東堀の跡です。
3軒の町家が並んでいます。それぞれ2階が張り出していて、川を眺める座敷になっていたのではと想像します。
堀跡が道路になっていない珍しいケース。
白龍大権現は水の関係でしょうか。その後ろは商店街となっています。
ここは新津屋小路で、新津屋堀がありました。
こちらは本間町二丁目のあたり。こちらは近代の堀ですが、堀に沿って倉庫が並んでいた様子がうかがえます。
早川町二丁目のあたり。堀が蛇行する様が想像できます。
昔の様子を知って想像を加えると、ちょっと楽しい。
(追記)
<堀があった頃の姿 戦前の絵葉書>
(2010.11.22記)
| 固定リンク
「国内旅行(新潟)」カテゴリの記事
- 新潟さと歩き(12)松代の街道(2012.12.31)
- 新潟さと歩き(11)泊まれる学校(2012.12.31)
- 新潟さと歩き(10)絵本の学校(2012.12.30)
- 新潟さと歩き(9)眺める部屋(2012.12.28)
- 新潟さと歩き(8)土の学校(2012.12.25)
コメント