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2008年5月10日 (土)

新潟まち歩き(5)上から眺める

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港町の新潟で行っておきたいと思っていた場所が、日和山です。
日和山というのは港町に特有のもので、港が見渡せる小高い所です。江戸時代には、船乗りがここに上り、日和(天候や風向き)を見て出航の判断をしていました。
新潟の日和山は標高27m。今は街中で目立ちませんが、江戸時代は名所で賑わったそうです。
砂丘があるとはいえ、平坦な新潟では他に適当な場所がなかったのでしょう。

 

この階段を登れば山頂です。

 

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日和山の上には、日和山住吉神社があります。
昔はこの上にさらに船見櫓が組まれていたようです。
眺めは多少いいのですが、残念ながら海は見えません。
明治時代にはもっと海寄りの新たな日和山が使われました(そちらは今はなくなったそうです)。

 

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海の方を見ると展望台が。
ここまで来たら海が見たいと、この展望台(日和山展望台)まで足をのばしました。
標高は30mぐらいかな。海岸砂丘の上に立ち、ここはかなり眺めがよいです。
にいがたなじらねっとさんによれば、昭和11年に完成したそうです(のち改修)。

 

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東の方、日本海の海岸と、砂丘に守られているような新潟の街が眺められます。この先に現在の新潟港があります。海岸に構造物が多くて景観的には残念ですが、強い潮流に砂が浸食されるので、致し方ないのでしょう。

 

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いらかごしに遙か遠く、雪を抱いた山並みも望めます。

 

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新潟には他にも展望台がたくさんあります。
少し離れた海岸近くにあるのが日本海タワー。
1970年に設置され、展望台の高さは63m。20分で一回転する展望台です。
これ、下の建物は南山配水場という水道施設なんです。かなり意外な取り合わせです。

 

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万代地区にあるのが、レインボータワー。
2階建ての展望室が回転しながら上昇し、100mの高さまで登ってしばらく止まり、また降りてくるものだそうです(その間、約10分)。これはちょっと乗ってみたかった。
かなりインパクトのあるタワーです。
1973年の設置。大阪万博の時代を感じさせます。

 

(追記)
レインボータワーは2011年3月11日の東日本大震災の後、営業を休止していましたが、耐震工事に多額の費用がかかることから廃業することになったそうです。
→新潟日報「万代シティのレインボータワー廃業 運営断念、再活用法を検討」 (2012.2.4記)

 

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旧市街中心部のかつて新潟市役所があった場所に建つNEXT21、その19階に展望ラウンジがあります。
新潟の街のランドマークといってもいいでしょう。
1994年のオープンで、展望台の高さは101mだそうです。
北半分のみの展望(南側はレストラン)ですが、無料で夜遅くまで開いていますので、夜景スポットにもなっています。また、寺が並ぶ寺町を眺めるならここ、と教えていただきました。

 

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展望ラウンジからの夜景。万代方向です。

 

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新潟市で最新・最高の展望台は、万代島地区(信濃川の対岸)の朱鷺メッセにある万代島ビル31階の朱鷺メッセ展望室です。夜10時まで無料で開いています。展望室は125mの高さにあるそうです。
2003年のオープン。

 

ここには行ってません。

 

こうしてみると、平坦で、でも信濃川や日本海など地形の変化に富んだ新潟では、上から街を眺めたいという気持ちが強くて、こんなにたくさんの展望台がつくられたのかもしれません。まだ他にもあるはずです。

 

 

 

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コメント

日本海タワー、よさそうですね。正統派です(笑)。
レインボータワーは、商店街の中ににょきっと生えている感じですね!
こちらも上がってみたい。

投稿: ぷにょ | 2008年5月12日 (月) 01:54

正統派ですか、これは(笑)
レインボータワーは低いショッピングセンターの上から生えています。
この時代は純粋に眺めるためだけに塔を立ててたんですね。

投稿: びんみん | 2008年5月13日 (火) 02:05

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