昭和の日の昭和町
4月29日、昭和の日。大阪市阿倍野区の昭和町では、「どっぷり、昭和町」というイベントが開かれていました。今年で3回目だそうです。会場は、寺西家阿倍野長屋を中心にライブや展示、小学校や公園での落語や催し、そして通りに屋台が広がっていました。
通りが狭いこともありますが、人でぎっしり! 幅広い年齢層の人が集まっていました。そして、学生スタッフの多いこと! とても賑やかでした。
ライブは長屋の2階から身を乗り出すようにも行われています。観客席は通りです。長屋の表との近さを利用した面白い舞台装置だなと思います。
長屋の中では昭和の展示をしていました。このあたりは昭和でも古い昭和。
大学の研究室による街並みに関する展示もあります。阪南町の長屋や、堺市の兒山家住宅を手作りでミュージアム化しつつあるナヤ・ミュージアムの取り組みなどが展示されていました。
黒く塗りつぶされているのが長屋。左が昭和63年、右が平成18年の昭和町の残存状況だそうです。かなり残っていますね。
こんな感じの長屋があります。ここは会場外。
ちょっと印象的な家がありました。透かしのレンガ塀に斜め格子の窓。洋風の雰囲気があります。
昭和町という名前を付けるのはだいたい昭和の初めでしょう。このイベントは全国の昭和町に広げたいと考えているそうで、各地の昭和建築が掘り起こされることになれば面白いことと思います。
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