千里山探訪 〜千里山西1丁目
千里山探訪の続きです。
千里山西1丁目は地区の南東で、線路に沿った地域です。(もっとも線路からかなり高いのですが)
4丁目とは接していますので、道の両側に古い住宅があったりします。
この写真の住宅は遠目には分かりませんが・・・
ステンドグラス風模様の入ったガラスのある出窓、門塀の透かし、ここには写ってませんが、アーチのポーチもあります。
そしてこの家で驚いたのがこれ。
壁面に排水穴を開けることは普通ですが、この仕上げの丁寧なこと!
続いて、(見にくい角度ですみません)こちらもポーチのある住宅です。
この家の面白いのは門柱。
逆巻く波のようなタイル、竹細工のようなタイル、そしててっぺんには粒々の丸石。こんな組み合わせは、私は初めて見ました。
この純和風のお屋敷はお庭もかなり広いのですが、どうも無人になっているよう。惜しいことです。門のあたりは、扇形の石張りで埋め尽くされています。
お向かいの家は白黒の石の組み合わせがきれい。
門のあたりの石の使い方も見どころです。
地区の端はこのような階段になっていました。
こうしてみるとかなり高度があることが分かります。
千里山は地形を生かした設計になっているようで、坂も多く、ところどころ、くるっとカーブした道などもあり、散歩するには楽しく思えます。
今回、探訪した千里山住宅地はだいたい半分ぐらいでしょう。
千里山では、奇抜な建物などは建てず、街並みを大切にしていることが感じられました。
また時期をおいて、残りの地域も回ってみたいと思います。
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