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2008年4月 4日 (金)

千里山探訪 〜千里山西4丁目

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千里中央で用事を済ませてもまだ日没まで時間がありましたので、緑地公園駅から千里山西4丁目にアプローチしました。意外とすぐです。(前回の記事はこちら

千里山西4丁目は、千里山でも一番高いところ。
さっそく気になる広いお屋敷を見つけました。
建物3棟から構成されているんですが、よくうかがえません。

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とりあえず、千里山配水池を目指しました。残念ながら(?)新しい施設でした。ただ、その東側に回り込むとこんな完璧な茶色の下見板張り住宅がありました。物置まで下見板張りなのがすばらしい。

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同じ家の玄関、焦げ茶の下見板と白い枠や屋根組の対比が正統派の美しさ。玄関柱がぎざぎざでちょっと面白い。

このあたりはやや奥まって静かなところ。
高低差があり、散歩するにはいいところです。

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ちょっと下ったところにはさらにこれ。
これも間違いなく古いもの。
大きく張り出した玄関ポーチが特徴的です。そして、縦長のアーチ窓と横桟の目立つ窓の対比。門柱はスクラッチタイル貼りでした。

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さらに引いて撮ってみました。刈り込みが美しい!!

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向かいは和洋折衷住宅。

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ずっと下ってこれも和洋折衷住宅。

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さらに和洋折衷住宅。妻の丸い飾りが目立っています。

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最後に、第1噴水の近くにもこのような整った家がありました。
2階の半分まで茶色の下見板、そして白壁。バランス良く感じられます。

(追記)
千里山西4丁目についても、追加で歩いてきました。

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まず、第1噴水からまっすぐ上っていく道の左側。
きれいにされているので、遠目には古くは見えないのですが・・・

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出窓や窓枠、窓の下に石を張ったデザインなど、古い住宅であることが伺えます。

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千里山貯水池に向かって坂を上っていくと、この住宅がありました。玄関ポーチのある生け垣の美しい住宅の近くです。
分かりにくいかもしれませんが、洋瓦で葺かれています。

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その近くにこの住宅。
白いペンキのベランダ手すりが良いです。
古い建具が残っています。

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向かいにもこの住宅があって、この周辺に古い住宅が集中しています。
壁を塗り替えられていますが。

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門柱や門扉、玄関扉、生け垣はオリジナルのようです。
もう少し他にもあるかもしれません。
(2010.8.15記)

千里山西4丁目は、古い住宅が比較的残っているようでした。
千里山探訪、あと1回続きます。

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ところで、緑地公園駅から千里山に行く途中、気になる建物がありました。住所でいうと東寺内2丁目でしょうか。玄関から数十段の階段を登り、ちょっとした林に隠れるように立っています。住宅ではなさそうな気もするんですが。

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玄関部分のアップ。玄関柱は豆タイル貼りです。
表札もないので、名前すら分かりません。

(追記)たまたま大阪市内の集英小学校が千里山に集英寮という研修施設を持っていたと知り、写真が紹介されていて、どうもこの建物のことらしいと分かりました。その後、吉兆の吉北寮として使われていたようですが、その後、売却されて解体、マンションのクレアヒルズ緑地公園になったようです。(違っていたらすみません)(2012.4.17記)

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