下呂温泉のタンク
このところ仕事で何度か下呂温泉に出張しました。
下呂の町は、北から南に飛騨川が流れ、その両岸にせまる山に這い上がるように温泉街がそびえています。
下呂温泉は発見が平安時代の天暦年間(947~956年)に遡るという古い温泉。(延喜年間(901~ 923年)発見説もあるそうですが)このときの温泉は山の中腹だったそうです。鎌倉時代中期の1265年に突然出なくなり、飛騨川の河原で再発見されたとのこと。
(以上、下呂市観光サイトの説明を参照)
今も河原に源泉の名残(とその復元モニュメント)があります。
手前のものが本物でしょう。
河原にあるために飛騨川に洪水がおこると泉源が埋もれてしまってたいへんだったようです。
下呂温泉は飛騨街道の宿場町でもあり、湯之島宿と呼ばれました。川の中州に湯が湧いているという意味なんでしょうね。
日本中どこでも深く掘れば温泉が湧くといいながら、伝統ある下呂温泉は無理がない気がします。あちこちの噴水などにも温泉を使っています。
さて、そんな湯の町らしさを感じさせる景観は、温泉のタンクだと思います。
町中あちこちに温泉のタンクがあります。
河原にもタンク。
山の中にもタンク。
湯量が豊富なので、駅前には温泉スタンドがあって、市民が利用できるようになっています。
ほとんど温泉一色のような下呂の町です。
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