桜ヶ丘住宅地(箕面市)
住宅改造博覧会後、周辺は住宅地となったようです。博覧会跡地に隣接する地域は、『近代日本の郊外住宅地』の資料によれば、昭和10年に分譲されています。もっとも戦後の米軍撮影空中写真でも空き地が目立っていますが。
上の写真もその区域です。構造的に新しい住宅かもしれません。ただ、数寄屋風(?)の杉皮壁で、生垣や庭木の仕立て方も昔の住宅地の雰囲気を醸しています。
生垣の続く街路が落ち着きを感じさせます。
写真では分からないと思いますが、路側は切石です。
博覧会跡地(西側)では、このように路側が石垣のようになっています。出入りしているのが石垣と調和していい感じです。
どうも街路の重要度に応じて路側の仕上げ方を変えているように思います。重要な道には砕石であったり、玉石であったり、それ以外の道は切石という使い分けではないかと。今後、郊外住宅地を回るときに気をつけてみようと思います。
(参考)住宅改造博覧会跡地のあたりで、売り出されている土地がありました。大きすぎるので分筆して、前面が152㎡で4400万円、背面が181㎡で3900万円。ということは2つ合わせて333㎡(約100坪)ということになります。このあたりはこの敷地で標準みたいです。
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