足下の近代化遺産
鉄道の近代化遺産には橋梁がありますが、もっと身近なものにプラットホームがあります。
上の写真は南海高野線の大阪狭山市駅(もと大阪高野鉄道の河内半田駅)。この駅は大正6年(1917年)に開業しました。当時のものという証拠はありませんが、ごつごつした切石積みの石垣は古いものと思われます。
大正4年(1915年)開業の南海高野線・浅香山駅なども同様の石垣。
こんな石垣も。明治43年(1910年)開業の阪急宝塚線・蛍池駅です。こちらは自然石の往復積み。
南海高野線・堺東駅(もと高野鉄道・大小路駅)は、明治31年(1898年)の開業です。つい最近、プラットホームの下の部分が煉瓦だと気づきました。
プラットホームは新しくても、その下に古いホームが埋まっている例は多そうです。
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コメント
こんにちは。
先日、御影で「石垣が織りなす町並み」という講演会&見学会に参加したのですが、もっと身近なところに石垣がありましたね。
ただ、プラットホームの石垣は汚れたりしているのに手入れが殆どされないので、あまり目立たないんですよねえ。。。
投稿: ひろ009 | 2007年6月13日 (水) 07:08
ひろさん、こんばんは。
石垣には地域の特徴が現れていて、気をつけてみると面白いですね。
掘り出した石をその場で石垣に、というのは、景観に統一感が出ます。
プラットホームの石垣はもう少し注目されないもんでしょうか。
投稿: びんみん | 2007年6月14日 (木) 01:41