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2007年5月11日 (金)

オープンガーデンがいっぱい(熊野市)

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新宮ではなくて、熊野に行った目的は「オープンガーデン熊野2007」の見学でした。
三重県熊野市が進めている花いっぱい運動の一環で、今年で7年目です。(でも私は初めて)
29ヶ所の庭が4月1日から5月13日まで公開されるという、大がかりなものです。

 

熊野市駅前の観光案内所にレンタサイクルがあるので、それで回りました。

 

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オープンになっている庭はガイドブックで分かります。
目印にこんな看板が出ています。
山に波は熊野市の市章。明るく力強いデザインです。

 

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ゴールデンウィーク中なのでお客さんもちょくちょく訪れます。
ここの方は特に熱心で、仲間で自主的に大阪まで講習を受けに行ったりされるそうです。

 

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日本庭園に洋風の花が混ざるのが熊野流。
元々、日本の庭は男の領域ですよね。そこに奥さんが鉢やプランターを並べ始めて、和洋折衷になるという様子があちこちで見られました。日本庭園は押され気味です。

 

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来た人はスタンプを備え付けのシートとガイドブックに押します。
シートには日付とどこから来たという情報を書き添えます。
「あら、大阪から来たんですか?」という会話が楽しみなのでしょう。
いい記念になります。これは今年からの試み。
ちなみに中段に入っているのがガイドブックです。

 

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こういうのもあります。
ガードレールの下に延々200メートル。
ホースを使って自動散水できるようになっていました。

 

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手前はオープンガーデンですが、奥は違います。
オープンにしているところ以外にも、何倍もの家が積極的に花を並べています。
通行人の目を意識していますが、「たいしたものじゃないから恥ずかしい」と謙遜してオープンにされない方もおられると聞きました。

 

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ここは金山地区といって、けっこうきつい坂を上り、トンネルをくぐった向こうにあります。
こちらの方は毎年キャラクター花壇を作られるそうです。
今年はトトロ。もう花も終わりなので、崩れているとのこと。
左手にある東屋は、わざわざつくってもらったのだとか

 

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同じ家の庭。かなり広いです。
女性の方が、退職後に始められたそうで、道端の植栽から始まって、畑をしていたところも庭にしてしまったそうです。だんだん面積が増えていくという話もあちこちで聞きました。
オープンガーデンは、人口の少ないこの地域で、観光という意味だけではなくて、そこに暮らす人に、人が訪ねてくる楽しみとやりがいをもたらしてくれているようです。

 

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こちらの庭は車庫の壁面を活用。
市の主催する園芸講座(月1回×10回)を受講して始めたそうです。

 

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こちらは上の写真と同じ地区。
元々、このような見事な高野槙の生垣がつづく地区です。
高すぎないのがいいです。

 

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こちらはこの道何十年のベテランの方。
オープンガーデンは勧誘されて始めたそうです。

 

出遅れたこともあって、回ったお庭は7ヶ所。
どの庭を回っても世話する方がいらっしゃって、お話を伺うことが出来ました。
南国で雨量の多い熊野市では、雑草の育ちもいいので、草ひきが大変とはおっしゃいますが、美しい花を眺められることや、いろいろな人が訪ねてくることで、それ以上の大きな楽しみをもたらしているようでした。

 

 

 

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