出雲大社門前の楽しみ
出雲大社門前にもいろいろと楽しめるものがあります。
ここは正門鳥居の前。雲太という、古代出雲大社の模型展示館です。雲太は、平安時代の雲太(出雲大社)、和二(東大寺大仏殿)、京三(平安京大極殿)という当時の三大建築物を示す言葉から取られているそうです。つまり出雲大社が一番大きかったということのようです。
でもこの建物の方が気になる方もおられるでしょう。(私もです)
もともとは土産物店の大社物産館。
大正5年(1916年)の看板建築だそうです。
この向かいには、おそば屋さんがありました。
砂丘か防風林の丘を利用しているのか道路面が高く、両側は崖のようになっています。建物からは庭や家並みが見下ろせていい眺めです。ここで出雲そばを食べたついでに、メニューにあった「ぼてぼて茶」を頼んでみました。
茶碗に入っているのは、乾燥した茶の花を湯で抽出し、茶筅で泡立てたもの。右の小皿に入っているもの(塩昆布、たくあん、黒豆)を、お茶に混ぜていただきます。
茶の花は苦く、ちょっとおいしいとは言い難いのですが、何か必然性があったのでしょう。
奥にある干菓子と金平糖は口直しです。
そしてもう一つの楽しみ。
今年できたばかりの島根県立古代出雲歴史博物館です。
博物館からみる広々とした庭は、山からの風が吹いていることと合わせて爽やかです。
よくこんな土地が確保できたものだと思います。
古代出雲を銘打っていますが、もとは松江にあった県立博物館ですので、近代までの展示物が揃っています。
出版物の類もいろいろと置いてあり、「島根県の近代化遺産」はここで入手しました。
時間があれば寄るといい施設だと思います。
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