最後のシネフェスタ
動物園前の映画館「シネフェスタ」が3月31日に閉館しました。フェスティバルゲートという場所が場所だけに、それに実際お客さんの入りも少なかったのでいつなくなってもおかしくないとは感じていましたが、シネコンばかりが増えるなかで、個性的な映画館のなくなるのはさびしいことです。
シネフェスタは珍しいポジションの映画館で、4スクリーンがあり、新作のメジャーな映画も上映すれば、ミニシアター系も上映し、アジア映画に手厚いという重宝な映画館でした。その上、新作映画でも1000円で見られ、5回見れば1回無料という強力な会員特典。仕事が忙しくなる前はかなり利用させていただきました。
開場前で賑わっている写真も載せておきますね。
最終日にむけては、今までに上映して好評だった作品や投票による作品が上映されていて、私は最終日のラスト2、ファン投票による『ローマの休日』を観てきました。
ちゃんと観たのは実は初めて。思いやりの映画でもあるということに気づかされました。
私からも“ありがとう”
グレゴリー・ペックみたいに振り返りながら、名残惜しく映画館を後にしました。
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コメント
びんみんさん、こんばんは。
最終日、息子も観に行ってたんですよ。(オードリー命の彼は、ローマの休日が映画館でかかるたびに観に行ってるのですけど、彼もやはりシネフェスタにはお世話になりっぱなしでした。)
この日は、グレゴリー・ぺックは本当はアメリカに帰りたいんだ、というのをあるシーンで発見したとか興奮してほざいてました(笑)
って、関係ない話でごめんなさい。シネフェスタの閉館は、以前から覚悟はしてましたが、本当に本当に残念です。難波東宝にはプレミアシート(2400円)があり、ペアシート(5000円)から埋まっていくそうです。うんざり。
投稿: ふぁっちゃいん | 2007年4月 9日 (月) 21:28
もしかして、息子さんとすれ違ったのでしょうか。
(時間が違うか)
オードリー命とは、しっかり教育されてますね。
グレゴリー・ペックは、そういえば、スクープをとったらこんな職場やめてアメリカに帰ってやるぜみたいなことをしゃべっていました。
今度、なんばパークスに出来る映画館は11スクリーンと言ってますが、スクリーン増えても、客の入る映画に何スクリーンも使うだけで選択肢がさして増えるわけではないですものね。シネフェスタの4スクリーンの方がよっぽど貴重だったのに。
これからも淘汰は進みそうなので、今のうちに千日前の国際劇場とか、ローカルの味のある映画館に行っておこうと思います。
投稿: びんみん | 2007年4月 9日 (月) 22:36