静かな出雲大社参道(島根県出雲市)
旧JR大社駅から出雲大社に向かって松並木が伸びています。
大正2年に整備された神門通りです。
それまでの参道は海寄りを通っていましたが、国鉄大社線の開通後、この新しい参道が整備されました。
家ごとにこのような「止まれ」の印が描いてあるのは、飛び出し注意なのでしょうか。スクールバスがあるのでしょうか。
平成2年に鉄道は廃止され、参道は静かです。
江戸時代以来の参道にはひっそりと昭和の街並みが残っています。旅館は明治・大正期のものもあり、あまりコンクリートの建物に建て替えられていないので、昔の観光地の雰囲気が想像できます。ここに泊まれば良かったかもしれません。
(ちゃんとその写真を撮っていませんでした。上の写真は脇道)
しかし、多くの人は、出雲大社脇の駐車場に乗りつけ、参拝をすませると門前で買い物をして、すぐ帰ってしまうのだと思います。
さびしいのは、この日が平日という理由もありますが。
ずっと手前に車を置いて、いくつかの鳥居をくぐり、近づいていく景色と並ぶお店を楽しむことも含めての参拝になるといいのにと思います。
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