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2007年4月19日 (木)

明治の下関

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<下関南部町郵便局(左・明治33年)と旧秋田商会ビル(右・大正3年)>

 

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<旧英国領事館(明治39年)>

 

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<関門ビル(旧関門汽船(株)ビル・昭和6年)>

 

唐戸交差点の近代建築群。

 

レトロな下関観光の中心は、明治の開港後に栄えた唐戸地区です。
その名前からして、外国(唐)への戸ということで名付けられたとか。
門司港レトロの向かい側にあたります。
中でも唐戸の交差点にかかる陸橋からは、明治、大正、昭和の建築がぐるりと見渡せます。

 

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その中から、下関南部町郵便局(旧赤間関郵便電信局)をクローズアップします。
とってもきっちりデザインされています。

 

ここは現役最古の郵便局だそうです。残念ながら朝早くて入れませんでした。
郵便局の前には丸ポストが立っています。実は、この近くに住んでいた俵谷高七さんという発明家が丸ポストを発明したのだそうです。他には郵便切手やハガキの自動販売機も発明。地方の発明家が考えたものが、全国的に採用されたというのは面白いことです。

 

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細かいところまできっちりつくってあります。
口もただの四角ではないという。
そういうきっちりしたところが明治らしさなんでしょうか。

 

 

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コメント

私は今日仕事で新山口へ行ってましたよ。
一人ならうろつきたかったのですが無理でした。。
新山口の駅のそばにターンテーブルのある操車場があったのを新幹線の窓から見たのぐらいでしたね、まち的楽しみと言えば。

投稿: ぷにょ | 2007年4月20日 (金) 00:10

新山口?? 昔の小郡なんですね。
小郡の方がなじみがあります。
手に届くところまで行きながら・・・というのは残念なことと思います。
これを機に再訪を。(といっても行く目的が見つけにくいでしょうか)

投稿: びんみん | 2007年4月20日 (金) 01:25

門司・下関は4年前に家族旅行で行きました。

その合間をぬって私だけ単独で建築探訪をしましたが(大いに顰蹙を買う・・・)、旧秋田商会ビルがとても印象に残りました。
中に入られましたか?
内部の2・3階は意外にも和風で、塔屋の最上部に上がる階段が木製の小さな螺旋階段だったのが可愛らしかったです。

投稿: ひろ009 | 2007年4月21日 (土) 00:29

ひろさんもいらっしゃってましたか。
旧秋田商会ビルは開館時間前で入れませんでした。非常に残念。
これだけ洋風なのに和風の内部があるんですね。
屋上庭園も見てみたかったところです。

投稿: びんみん | 2007年4月21日 (土) 01:45

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