我孫子前から清水丘へ
先日、ぷにょさんが紹介されている西住之江の洋風近代長屋を、一度は確認しておかないとと見に行きました。
南海高野線の我孫子前駅からのアプローチで、今回はその前編です。
我孫子前は、紀州街道の我孫子道からあびこ観音に至る参道上にあるのでしょうね。
集落名は遠里小野(おりおの)で、古い農村集落と思われます。
このような豪壮なお屋敷がたくさんあります。
感心したのは、この換気扇の屋外フード。
古いはずはないのですが、銅製で火炎の文様まで入れてあり、周囲とうまく調和させています。
我孫子前から商店街を西に歩いていくと、ちょっと変わった門が目に付きました。
アールデコのシャコに見えますがシャコじゃないでしょうね。
この門からするとさぞユニークな洋館が建っていたことと思われます。惜しい。
こんな趣きのあるランプを残している会社もあります。
あべの筋を越えると商店街は谷のように下ります。
住所は清水丘。丘と付くと近代の住宅地の感じがします。
ということで、右手の丘(?)に寄り道してみました。
一帯には和風の近代長屋がたくさんありました。
しかも長屋と呼ぶにはあまりに立派な家が多いようです。
そして公園の南側に洋風の長屋もありました。
残念ながら住んではおられないようです。
とくに丸窓の桟の入れ方、半円のひさしに特徴があります。
窓の桟や手すりはこんな感じ。
シンプルなデザインで、西住之江や堺東の洋風長屋とは別系統のようです。
おまけ。
中華料理のミンミンですが、“喜”の字を二つ並べる、おめでたい“双喜”の面格子を上下逆にはめてありました。“双喜到来”の意味でしょうか。
次は西住之江です。
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