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2007年2月19日 (月)

天性の色感

070218hotaru

経緯は端折りますが、河内長野のギャラリー・ほたるで遠藤秀之さんの「光の影の世界」という絵画展を見ました。
ギャラリー・ほたるについてのご紹介は改めて。
河内長野の酒蔵(天野酒)のある通りで、様々な活動をされています。
上の写真でいうと、右側です。

「すごいよ」と聞いて、立ち寄った遠藤さんの作品。
上の写真で手に持っているものがその絵はがきです。本物はもっとすごい。
写真のような表現をするスーパーリアリズム絵画というのがあって、ふつうはエアブラシや油彩で描かれると思うのですが、これはなんと水彩です。(油彩作品もありますが)
12色絵の具のみだとか、普通の筆を使って髪の毛まで描くというのでさらに驚き。

リアルに描くことが全てではないにしても、すごい技術です。その迷いない色の置き方は天性の色感でしかありえないのではなかろうかと思えました。(努力で身につけたものかどうかは確認していません)
紙なのに木漏れ日がまぶしいんです。

泉佐野在住の方で、これからもあちこちで絵画展を開かれるとのことですので、近くで見る機会がありましたらぜひ。

今回の絵画展は28日(水)まで。月曜休み。
カフェギャラリーほたる
河内長野市長野町9-13 南海高野線河内長野駅徒歩3分

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コメント

遠藤秀之さんのことは知らなかったのでインターネットで検索したら、数点の作品を見ることができました。

スーパーリアリズム絵画ですか。なるほど凄いです。
実物はさぞかし凄いんでしょうね。

投稿: ひろ009 | 2007年2月24日 (土) 18:48

ひろさん、こんばんは。
遠藤さんのことは私も全く知りませんでした。
実は私の近所でも絵画教室をされているようなのですが。
実物はすごいですよ。リアルというだけでなく、例えば、人が木陰から日向に足を踏み出す一瞬の動きをくつ先の白1点で表現しているなどという説明も受けました。

投稿: びんみん | 2007年2月25日 (日) 02:50

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