建物にも金継ぎを
陶磁器の伝統的な修理技術に「金継ぎ」というのがあります。
割れた陶磁器を漆でつなぎ、その部分を金粉で飾ることで、傷をかえって味わいのある模様として愛でるものです。
街中では、タイルが割れた部分に、同じタイルがなくて、似たようなタイルを貼って直している壁を見かけます(例えば上の写真)。それを金継ぎの考えで直す、また愛でると、街が味わいぶかくなる気がします。
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