立体的な家島のまち
ここは兵庫県姫路市の家島本島。
まちが立体的なのは当たり前なのですが、そう言いたくなるほどに家島のまちは縦に伸びているまちでした。
まず、姫路から高速船に乗って到着するのが、この真浦港です。家島本島には北に開けた大きな入り江が2つあり、その一つに真浦、もう一つに宮の集落があります。ともに山が海に迫っていますので、建物も港に張り付いたところから立ち上がっています。
これも真浦。どちらかというと、真浦は貨物船やレジャーボートが停泊し、船の整備工場などがある港です。工場の構内のようにも思えますが一般道。
向こうに見えるのはドックです。クレーンが林立しています。あの上に登ったら、船でぎっしりの湾が見渡せるんだろうなあと思います。これでも昔より、船が減っているらしいです。
こちらはもう一方の宮の港。漁船が主体なので、静かな印象を受けます。こういう角度から写真を撮れること自体、まちが立体的だと思います。ちなみに写真の平たくて細長い船は、海苔用の船だそうです。
最後にちょっと驚く立体利用。このハシゴ、固定されているんですよ。なぜかなと見上げるとそこにはドアが! この家は新しそうなので、トマソンとかではなさそうです。ということは、設計段階から、このドアを描いていたんでしょうか。ちなみにこの家の玄関は、ドアを2階とすると3階にあります。
※家島で撮った写真はプロジェクトのために全て提出することになっていました。テーマが「産業」だったので、あまりに趣味に走った写真は撮っていません。全くとはいいませんが。
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