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2006年8月 7日 (月)

竹中のモダニズム

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本町の御堂ビル(竹中工務店大阪本店)で開かれている「TAKENAKAデザイン展2006大阪-御堂筋から-」を見てきました。目当ては「モダニズム16人展-竹中工務店設計部の源流」。モダニズム展は昨年春に東京で開かれたものの巡回展だそうです。

竹中工務店設計部のモダニズムを支えた16人の代表的な仕事をパネルで紹介していて、若干、建築模型や昔のビル建設の映像もあります。具体的な建物の名前でいうと、朝日ビルディング、堂島ビルヂング、白鶴美術館、雅俗山荘、辰馬本家酒造白鹿館など。こういうまとまりでとらえる機会は少ないのでいい機会でした。構造設計の専門家も対等に扱っているところが建設会社ならでは。

こうやって建設会社自ら企画をしてもらえるのはありがたいことだと思います。他の建設会社もやってくれないでしょうか。

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ちなみに会場の御堂ビルももちろん竹中工務店の設計。
(この写真は側面から)1965年の建築だそうです。

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受付の机がトラバーチンで、オブジェみたいです。

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ついでに隣の相愛学園も見てきました。
校舎は戦後次々に建設され・・・で、戦後建築の寄木細工のようです。
手前角の部分は昭和初期とあちこちで書かれています。

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でも西側のこの建物もなかなか面白い。
ガラスブロックとガラス窓の入れ子窓です。(初めて使ったこの言葉)
建具がスチールなので1950年代?

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コメント

こんばんは

今日は珍しく天満橋で講習会に参加したので、その帰りにびんみんさんのブログを見て知った「TAKENAKAデザイン展」に行って来ました。

お目当ては、やはり「モダニズム16人展-竹中工務店設計部の源流」です。時間があまりなかったのでサーッと見ただけなのですが、大判の写真をすぐそばで見ることができて非常に良かったです。解説文も短めで過不足無くgood.

私は近代建築ファンなのですが、あまり竹中工務店を意識したことはなかったですね。名前を知っていたのは藤井厚二、石本喜久治、岩本博行くらいでしょうか。会場には「モダニズム16人展」だけの小さなリーフレット(?)も置いてありましたが、欲しかったなあ・・・。

現代16作品展の方は美しく凝った展示でしたが、私にはかえって分かりにくく、「モダニズム16人展」のモノクロ写真の方が非常に印象的でした。これは好みの問題なのですけれど。

投稿: ひろ009 | 2006年8月 8日 (火) 20:56

ひろさん、こんばんは。
見に行っていただけると、書いたかいがあります。
あの小さなパンフレットはいただけるんですよ。
ちゃんと書いておけば良かったかな。
私は「モダニズム16人展」を囲むように貼られていた、地域別、年代別の建築写真が、縮小版でほしいと思いました。モノクロ版でいいので。リストだけでも。

投稿: びんみん | 2006年8月 8日 (火) 23:32

妻の勤務先(パートですけど)が本町にあるので、今日帰宅時にパンフレットを貰うよう頼んで無事にゲットしました。
コンパクトだけどなかなか上質なパンフレットですね。

「モダニズム16人展」を囲むように貼られていた、地域別、年代別の建築写真、私も結構熱心に眺めてしまいました。

投稿: ひろ009 | 2006年8月10日 (木) 23:43

会期もこの金曜日で終わり。
無事にゲットされたとのことで良かったです。
しっかり作ってあるパンフレットですね。

投稿: びんみん | 2006年8月11日 (金) 01:38

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