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2006年1月21日 (土)

南千里を歩く

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“千里”と言って、大阪以外の皆さんも分かるのでしょうか?
南千里は、日本で最初期のニュータウン、千里ニュータウンの一角です。
今回、私はこの千里を観察する町あるきに参加して、佐竹台の中を歩いてきました。
佐竹台の入居が始まったのは昭和37年のことだそうです。

千里ニュータウンのイメージ、私の場合は最初の写真のような集合住宅のイメージです。
しかし、今回集中的に歩いたのは戸建て住宅の地域でした。
(最初にお断りしますが、今回、写真が分かりにくいです。すみません)
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こちらが佐竹台の戸建て住宅地。
留学生会館あたりから見下ろした眺めです。
同行した人の話では建てられた頃は、平屋だったんじゃないかという話です。
今では建て替えが進んで、真新しい住宅が増えています。
一方で、空き屋や空き地、2階の雨戸を閉め切った家も。
この町、44歳の姿です。
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住宅地の中に入ってみると、とてもゆったりと計画されているのが分かります。
分かりにくいですが、曲がり角の部分がふくらんでいます。そして、奥には歩行者専用の通路。右奥の土地は昔から空き地のようでした。区画もゆったりしていて、標準的に300平米あるそうです。ですので、2階建てに建て替えれば、2,3台分の駐車場を確保できます。あまり路上駐車は見かけませんでした。
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地図を見るとよく分かるのですが、この佐竹台の周囲は斜面の緑地帯で囲まれています。私のイメージでは千里=丘の上だったのに、ここでは丘の下がニュータウンです。丘の上と下をつなぐ通路が上の写真。通学路になってるようで、ちょうど小学生が自転車を押して降りていました。行儀がいいです。
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計画的にグリーンベルトが配置されたころ、子供たちが危険にさらされる世の中になると予想してたでしょうか。この細い通路には3カ所も左のような緊急通報装置が設置されていました。
至る所に「ちかんに注意」「不審者に注意」などの看板がかかっています。

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先ほどの坂を登り切ると向こうにはこのような光景が広がっています。
新たに造成された戸建ての住宅とマンション。空き地や空き屋のあるニュータウンの外では、丘を削り、田んぼを埋めて次々と家が建っています。

グリーンベルトの内外は逆転しつつあるようです。

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