ある住宅ギャラリー
私がいつも使う最寄り駅の前にさりげないギャラリーがあります。
上の写真を見ての通り、一見普通の家です。いえ実際、建物は普通の家です。
昨年の11月からギャラリーをされてて、私は3月に初めてお邪魔しました。家からそう遠くない工房の木工作家さんが個展をされるということで。
しかし、ここでギャラリーをやっていくのは厳しいそうで、今年いっぱいでギャラリーを閉じられることになったそうです。
今、この駅前は長年止まったままだった再開発計画が動き出し、急速に相貌を変えつつあります。宿場町の面影が残る通りも、熱にあおられるように、ぽつぽつと建て替えが進んでいます。
今は駅前再開発ビルが建った段階で、駅舎の拡張と駅前広場の工事はまだ進行中ですから、新しい街も形が見えてきたばかり。そんな街の色合いの一部になるのかなと思っていたギャラリーが早くも閉じられるのは寂しく思います。
とはいえ、こちらのオーナーさんは丘の上にお住まいで、そちらの一室を開放してもいいかな、そちらの方が雰囲気に合うかも、ともおっしゃっていました。
先日来、空き地の目立ってきた新興住宅地(自分の住む街)を帰宅がてら歩いているのですが、意外と家で教室、骨董屋さんなどされているところがあります。
そちらで色を加えてもらえれば。
いましばらくは案内のはがきを待つことにします。
記念にガラスの皿を買って帰りました。
吉田泰子さんという方のガラスで、この写真では分かりにくいかもしれませんが、みなぞこからやわらかい清水が湧いてくる様子が、ガラスの気泡と銀箔で表現されています。
夏のお茶菓子に使うとしましょう。
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