1年ぶりの上海(2) 上海新国際博覧中心
さてお仕事。
今回は2つの展示会を見に行くのがメインの仕事でした。
2つといっても同じコンベンション施設内、ともに上海新国際博覧中心という会場で開かれています。
大阪で言うとインテックス大阪、東京で言うと東京ビックサイトです。
上海のディベロッパーとドイツの見本市会社が共同で建てたもので、第1期が完成したのは2001年、屋内展示スペースは8万平米ほど。ちなみにインテックス大阪は7万平米、東京ビックサイトは8万平米。現在の展示スペースだけでいうと同等ですが、まだ建設は続いていて、2010年には屋内展示スペースが20万平米になるというのですから、とんでもないものです。
場所は開発が進む浦東区の真ん中、空港と市街の中間にあって、空港からここまでリニアモーターカーが来ています。(リニアモーターカーは市の中心部までは入っていません)
・・・とかなり説明的になってしまいましたが、要はとにかく広いということ。全て平面なので、余計に広く感じます。
でも広いだけではないんです。
ちょっと酷かもしれませんが、インテックス大阪の稼働状況と比べてみました。(縦軸は面積に対応)
中国は10月の第1週は大型連休なので、イベントが入ってないのだと思います。
ブース設営に前2日、解体に後1日かかると考えると上海はかなり埋まってます。
実際、私が見に行った展示会も全7館あるうち、医薬関係で2館、テキスタイル関係で5館、それでも足りずに中庭に仮設で2館を建てていました。
一応、内部撮影禁止なので、内部を掲載するのはやめておきます。
まあ、見た目は日本でやっているのとそう変わりません。普通です。以前は最終日ともなると午前中からトントントン、ウィーン、ガガガとブースを片づける音が聞こえてきたのですが、かなりまじめに(?)なってきている気がしました。かえって、慣れてしまった日本企業がさっさと片づけてたり(笑) 前は最終日に展示品が売られていくのも見ました。
知り合いの出展者にあいさつをして、あとは展示をぐるぐると。さすがに全てを見るわけにはいきません。
昼ご飯は、パンを持ち込んだり、知り合いにいただいたり。中にレストランやコンビニ、カフェコーナーもあるんですが、かなり高いです。今回初めてコンビニおにぎりを食べました。でもどうもおにぎり向きではないご飯で、べちゃっとして粉っぽい感じがして、いまいちでした。具はツナマヨとか、鶏とか。ツナマヨなら「金槍魚蛋黄醤」とか書いてます(槍は略してます)ので、何のことやら。
他の人を見ていると、コンビニでカップラーメンを買って食べている人も結構います。
食にこだわる中国人にはけっこうつらいのではないでしょうか。
そんなわけで1日半ぐらいを見て回るのに費やしました。
以前はどこかの控え室みたいな殺風景なブースにひまそうに担当者が座っているところもあったのですが、外国企業や国内のやる気のある企業に触発されるのか、随分、ディスプレイのレベルが上がったように感じました。
帰りは地下鉄駅まで無料の送迎バスで。座席のいたんだ古いバスが回されていて、ぎゅうぎゅう押し込まれるのでかなりハードです。最寄りの地下鉄の駅(龍陽路駅)から市街中心部までは15〜20分ぐらい。駅の周りは会員制業務用スーパーの麦徳龍(メトロ、ドイツ系)、巨大ホームセンターのB&Q(キングフィッシャー、イギリス系)があって、その周りにマンションが囲むという郊外の風景が広がっています。
今年は撮ってないので2003年秋の写真を参考に載せておきます。
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