« 1年ぶりの上海(1) 揚子飯店 | トップページ | 1年ぶりの上海(3) 夜の散歩 »

2005年10月27日 (木)

1年ぶりの上海(2) 上海新国際博覧中心

1027snitcentrance

さてお仕事。

今回は2つの展示会を見に行くのがメインの仕事でした。

2つといっても同じコンベンション施設内、ともに上海新国際博覧中心という会場で開かれています。

大阪で言うとインテックス大阪、東京で言うと東京ビックサイトです。

上海のディベロッパーとドイツの見本市会社が共同で建てたもので、第1期が完成したのは2001年、屋内展示スペースは8万平米ほど。ちなみにインテックス大阪は7万平米、東京ビックサイトは8万平米。現在の展示スペースだけでいうと同等ですが、まだ建設は続いていて、2010年には屋内展示スペースが20万平米になるというのですから、とんでもないものです。

1027snitc

場所は開発が進む浦東区の真ん中、空港と市街の中間にあって、空港からここまでリニアモーターカーが来ています。(リニアモーターカーは市の中心部までは入っていません)

・・・とかなり説明的になってしまいましたが、要はとにかく広いということ。全て平面なので、余計に広く感じます。

1027shanghai10

<上海新国際博覧中心・10月の稼働状況>

1027intex10

<インテックス大阪・10月の稼働状況>

でも広いだけではないんです。

ちょっと酷かもしれませんが、インテックス大阪の稼働状況と比べてみました。(縦軸は面積に対応)

中国は10月の第1週は大型連休なので、イベントが入ってないのだと思います。

ブース設営に前2日、解体に後1日かかると考えると上海はかなり埋まってます。

実際、私が見に行った展示会も全7館あるうち、医薬関係で2館、テキスタイル関係で5館、それでも足りずに中庭に仮設で2館を建てていました。

一応、内部撮影禁止なので、内部を掲載するのはやめておきます。

まあ、見た目は日本でやっているのとそう変わりません。普通です。以前は最終日ともなると午前中からトントントン、ウィーン、ガガガとブースを片づける音が聞こえてきたのですが、かなりまじめに(?)なってきている気がしました。かえって、慣れてしまった日本企業がさっさと片づけてたり(笑) 前は最終日に展示品が売られていくのも見ました。

知り合いの出展者にあいさつをして、あとは展示をぐるぐると。さすがに全てを見るわけにはいきません。

昼ご飯は、パンを持ち込んだり、知り合いにいただいたり。中にレストランやコンビニ、カフェコーナーもあるんですが、かなり高いです。今回初めてコンビニおにぎりを食べました。でもどうもおにぎり向きではないご飯で、べちゃっとして粉っぽい感じがして、いまいちでした。具はツナマヨとか、鶏とか。ツナマヨなら「金槍魚蛋黄醤」とか書いてます(槍は略してます)ので、何のことやら。

他の人を見ていると、コンビニでカップラーメンを買って食べている人も結構います。

食にこだわる中国人にはけっこうつらいのではないでしょうか。

そんなわけで1日半ぐらいを見て回るのに費やしました。

以前はどこかの控え室みたいな殺風景なブースにひまそうに担当者が座っているところもあったのですが、外国企業や国内のやる気のある企業に触発されるのか、随分、ディスプレイのレベルが上がったように感じました。

帰りは地下鉄駅まで無料の送迎バスで。座席のいたんだ古いバスが回されていて、ぎゅうぎゅう押し込まれるのでかなりハードです。最寄りの地下鉄の駅(龍陽路駅)から市街中心部までは15〜20分ぐらい。駅の周りは会員制業務用スーパーの麦徳龍(メトロ、ドイツ系)、巨大ホームセンターのB&Q(キングフィッシャー、イギリス系)があって、その周りにマンションが囲むという郊外の風景が広がっています。

1027longyanglu

今年は撮ってないので2003年秋の写真を参考に載せておきます。

|

« 1年ぶりの上海(1) 揚子飯店 | トップページ | 1年ぶりの上海(3) 夜の散歩 »

海外旅行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 1年ぶりの上海(2) 上海新国際博覧中心:

« 1年ぶりの上海(1) 揚子飯店 | トップページ | 1年ぶりの上海(3) 夜の散歩 »