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2005年10月29日 (土)

1年ぶりの上海(6) 甲魚入り火鍋

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甲魚ってどんな魚? という答えは後ほど。

ここまで読まれた方、中国なのに料理が出てこない!と思った方もいらっしゃるかもしれません。

1日目、2日目としっかり中国料理を食べているのですが、なにぶん仕事関係の食事ですので、あまりはしゃいで写真を撮っているわけにもいかず、ようやく3日目の食事で写真を撮ることができました。

この日の夕食は日本人の多い虹橋地区の火鍋専門店です。飾り気は少ないけど落ち着いて清潔な感じのお店でした。

火鍋はスープが2種類、見たままに赤い方が辛く、白い方がさっぱり味です。さらに付けだれがピーナツ、ゴマなど10種類ぐらいから選べます。鍋の左にあるのが、鍋の手前にある茶色いのが沙茶醤、右の赤いのが腐乳だれ、その奥のうす茶色のが海鮮だれです。こちらの赤は別に辛くはありません。

それぞれにコクのある味でした。

ついでに説明しますと、左下はセンマイ、その向こうは・・・何だったっけ。左奥は湯葉、その右が白ネギとワカメ、ホウレンソウです。右下のくるくる巻いてるのが、羊肉。こちらの火鍋用の肉は牛肉にしても、薄切りのしゃぶしゃぶ肉がくるくるっと巻いて凍った状態で出てきます。ボリュームを多く見せるためでしょうか。扱いやすい工夫です。右奥、これは食用ガエル(田鶏)だったと思います。ゆでると身がころっと取れて、白身魚と鶏の間みたいな食感です。あっさりしてます。

そしてメインがこれ、甲魚。

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そう、スッポンです。本日のメイン食材。(生々しいので小さい画像にします)

おいしさに関する語彙が少なくて申し訳ないのですが、何とも表現できません。

実はスッポンを食べるのは初めてでした。おいしいような気が・・・する。

日本で出回っているのよりサイズは小さいらしいのですが、値段はかなり安いです。数百円。

この晩の食事は3人で1人あたま90元(約1300円)ぐらいだったと思います。



この季節の上海は、上海蟹(大閘蟹)のシーズン。

至る所に「大閘蟹」の文字と、縄で縛られた上海蟹を見かけます。専門店で販売コーナーを持っている店もありましたし、空港内の売店でも売っています。

2日目の晩に人民広場近くの大富豪という海鮮料理屋で、蟹味噌をとじたものをいただきました。ほかにも海老やら、広東料理に出てくるあっさりした石斑魚の蒸し料理やら。この日も90元ぐらい。

いずれの日も、よく知った上海人の方にメニューを選んでもらったので、おいしいものをいただけました。

自分でよく分からずに頼んでどきどきするのも楽しいですけどね。

日曜日の昼には、現地在住の日本人の方にお誘いいただいて、台湾風の鍋定食をいただきました。

お店は静安寺にある「一茶一坐」という名前のお店。台湾系のお茶を売りにしている店だそうです。

日本の和食ファミリーレストランのおしゃれな店という感じでした。2フロアで昼時はお客さんがいっぱい。

私は鶏肉スープの定食を。生姜とゴマのさっぱり味です。ごはんと小鉢が2つぐらいついて38元(約570円)。ちなみにお誘いいただいた方はこってりしたスッポンとモツ?の煮込み鍋のセットでお値段同じ。

食事代も以前より高くはなりましたが、清潔感のあるお店が増えています。

朝はどんぶり一杯の雲呑(6元)やら雑醤米粉(8元)という湖南省のミンチ入りビーフンやら、中華系ファーストフードの小籠包(8元)など食べてました。

結局、コンビニのおにぎりやパンですませた昼が一番貧弱だったような気も。

今回はかなりおまかせメニューでしたが、毎回新しい料理を楽しめるのが中国です。

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コメント

こちらでは、はじめまして!(しらじらしいかしら?^^)
いきなりの火鍋にドキドキです。まさにスパイシー・ラブスープですねっ
ていうか、私は、そのお値段の安さに吃驚ですよ(笑)
スッポン(甲魚??@イメージが・・)までついてそのお値段なんて信じられないです。
ゼラチン質、コラーゲンたっぷりなので食べたいのですが、いかんせん日本では高すぎ。
じゃあ、あれかしら。。例の亀ゼリーもスッポンなのかしら?・・ごめん、ふと思ったものですから。
おう、いきなり来て、スッポン話ばかりでゴメンナサイ^^ 今後も楽しみに読ませていただきます~

投稿: ふぁっちゃいん | 2005年11月 8日 (火) 19:55

ふぁっちゃいんさん、歓迎、歓迎!

映画のところにコメントされるかと思っていました。
『スパイシー・ラブスープ』も2色の火鍋でしたね。
値段が安い?ですか? すみません、感覚が麻痺しています。昔より高くなった~という思いが先に立って。
スッポンづくしでもお気軽にコメントください。

亀ゼリーの亀は「金銭亀」という種類らしいです。こちらのページによれば。
http://www.chiyageikan.com/kame.htm

投稿: びんみん | 2005年11月 8日 (火) 21:36

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