1年ぶりの上海(1) 揚子飯店
出張と言うことで、(半ば強引に)上海に行ってきました。
ほぼ、1年ぶりの上海は、やはり街中の至る所が工事中。
でも高層ビルと近代建築という取り合わせは、以前より確実に“しっくり”きているようです。
慣れでしょうか、それだけでもない気がします。
私が接した人たちも、気のせいか、かっかした雰囲気から、幾分落ち着きを感じるようになりました。
今回泊まったホテルは揚子飯店という3つ星のホテル。
上海で泊まるならクラシックなホテルと決めています。
和平飯店は人気で高値ですが、ここや金門大酒店(前々回泊)、新亜大酒店(前回泊)あたりはリーズナブルです。
このホテルは1934年から営業しているそうで、隣には1930年建設のレンガの教会、沐恩堂があります。
地下鉄が交差する人民広場に近く、交通も便利。
しかし、正直なところ、あまりおすすめしません。
フロントの手際が悪く感じましたし、食べてない食事代が付けられていたとか、計算が合わないとかクレームを付けている人を見ましたので。
チェックインした後、部屋に入ってびっくり。
雑然とした物置みたいな部屋でした。
まだ準備ができてなかったんです。
仕方ないので、近くの掃除のおばさんに片づけをお願いして、ホテル内を探検しました。
外の景色はこんな感じ。ビルのてっぺんは見えません。
どうも上階が高級な部屋で、廊下も明るくきれい。私のいる4階は薄暗い廊下で、明らかに内装が違う。
いいんですけどね、どうせあまり部屋にはいないので。
9階建てで最上階は宴会場のよう。上階ほどセットバックしていて、テラスがあります。
鍵がかかっていなかったので、8階のテラスに出てみました。
高層ビルに囲まれてはいますが、気持ちのよいテラスです。
戻ってきたら、ルームメイキングが終わったところでした。
見違えました。落ち着いた部屋に一変していて、さっきの物置は何だったんだろうという感じ。
ホテルの平面はロの字型で、内・外に部屋があります。
部屋は安い部屋なので、中庭に面する部屋。貴重な空もやはりてっぺんの見えない高層ビルに覆われていました。
実に上海らしい眺めといえば眺め。
そして、一日目の夜は更けて・・・いきません。まだ3時半ですから。これからお仕事です。
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