2020年5月 3日 (日)

下鴨中川原児童公園(京都市左京区)

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京都市街北部の近代の公園めぐりの続きです。
あおい公園(旧下鴨膳部公園)の後、中川原公園(昭和12年)、正式には下鴨中川原児童公園を訪ねました。

写真は、途中で見かけた2階建て洋館付きの大きな建物です。
売り家になっていました。旅館などされていたのかななどとも思ったのですが、窓は割れていますし、かなり傷んでいます。
今はどうなっているのでしょう。

訪問日:2019年2月9日

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途中見かけた不自然な空き地。
道路予定地にこういう状態の土地があったりしますが、近年廃止された計画道路の図を見てもここは載っていませんし、どういう経緯なのかは分かりません。

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南北に帯状に続いています。

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そこを抜けて中川原公園に着きました。

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昭和12年の公園ということで期待したのですが、あまりそれっぽい雰囲気はありません。
公園の門は煉瓦タイルの新しいものです。

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訪れたのが真冬というのもありますが、すっきりした公園内です。
ネット上の情報によると、以前は鬱蒼としていたのが、2018年の台風でスズカケノキの大樹が倒れ、安全のために他の木も刈られてこの状態になったようです。

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強いていうと、藤棚下のこの分厚いコンクリートのテーブルが昔ながらのデザインかなと思います。

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砂場は縁の丸いタイプです。

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ベンチは真ん中の凹んだコンクリートベンチ。
昭和中期ぐらい?

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おなじみのお地蔵さんもあります。
ここは延命地蔵さんです。

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手洗い場は新しそうで、ビー玉を埋め込んだデザインに手作り感があります。

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コンクリートブロックを積んだようなトイレ。
青海波ブロックが窓に使われています。
この表裏どちらからも使える手洗いは他の京都の公園でも見ました。

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今は珍しくなってしまったジャングルジム。

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そして京都でおなじみの人研ぎ滑り台もあります。

公園内はこんなところで、国旗掲揚台など古そうなものは見つけられませんでした。

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近くにあった2階建て洋館付き住宅。
やはり古い公園の近くには古そうな建物があります。

この日は最後に下鴨森ガ前児童公園に行きましたが、それは既に記事にしましたのでそちらをご覧下さい。

 

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2020年4月30日 (木)

あおい公園/旧下鴨膳部公園(京都市左京区)

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京都市の近代の公園めぐりの続きです。
地蔵本児童公園の後、疎水分線沿いに進み、高野川を越えて、この日は京都工芸繊維大学や写真の松ヶ崎浄水場に寄り道しました。
松ヶ崎浄水場は昭和2年、蹴上浄水場に次いで京都で二番目にできた浄水場です。この建物は昭和2年当初の旧最高区ポンプ室(電気室)とのことです。

訪問日:2019年2月9日

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松ヶ崎浄水場の南側を流れる疎水分線にかかる橋。
煉瓦の構造物も気になります。

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住宅地に入ると焼きすぎ煉瓦の塀を持つ家がありました。
凝ってます。

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蔵と洋館付きの住宅。

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こちらも2階建て洋館付きの住宅。
窓の格子が面白い形です。

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古い住宅の眺めながら歩いて行くと正面に、あおい公園(旧下鴨膳部公園・昭和10年)がありました。
さすがにこの時期の公園は凝っていて、ここも門柱脇の壁が手前に広がるカーブになっている上に帯の模様が付いています。

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この公園前は住宅地設計上のポイントとなる場所らしく、ハの字に開く石橋が架かっています。
先ほどの住宅はこの右手にあり、住宅地の中でも重要な通りなのではないでしょうか。
ちなみに流れる川もただの川ではなくて、高野川の宝ヶ池付近で取水され、下流では下鴨神社の糺の森を流れる泉川です。
この水路が公園に沿うように折れています。

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あおい公園の南側の門も同じデザインでした。

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公園のほぼ全景。
そんなに目立つものがないように見えるかもしれませんが、面白いものがいろいろありました。

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なんといってもこれ。
大きな岩に「記念」とだけ書かれています。
一体何の記念?と疑問ですが、そういうときは裏に回ります。

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裏側に碑文がはめ込まれていました。
右側の石には関係者の名前が刻まれていました。

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そして左側の石にはこの碑文です。
書き起こしてみます。


昭和六年二月、下鴨土地区画整理組合成立
時は市長を組合長に推し、鞍馬街道以東高
野川右岸に至る下鴨学区の北部及び松ヶ崎
学区の一隅を画して、農耕地帯の市塵化を
図りしが、市当局の援助と組合員二百余家
の協戮とに因り、諸般の準備著著緒に就き
翌年二月興工十月完竣。所投の資金十七万
二千余円。所整の地面十四万七千七百余坪
街路溝渠井井縄縄居住安便、方域殷賑の基
を開けり。乃ち梗●を石に●して新開の遊
園に安し、以て永遠の記念に備う。
昭和八年三月誌す


 ※旧字体は可能な限り新字体に変更しました。
  送りがなはカタカナをひらがなに改めました。
  適宜、改行や句読点を追加しています。
  不正確かもしれませんので参考程度にご利用下さい。

 つまりは下鴨土地区画整理事業の竣工記念碑です。

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また、国旗掲揚台も残っていました。

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裏側に回るとちゃんと旗竿を固定する凹みと金具が残っています。

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また隣の葵小学校との間に石柱が立っています。
小学校と行き来できるように門があったのでしょうか。

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もう一対、南側にもありました。

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シンプルな砂場。

公園には、平成になってから設置された三等三角点などもありましたが、記事のボリュームの関係で省略します。

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公園から続く葵小学校の塀は、アーチの小窓のような装飾が付いていて古そうです。

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もう一つ、周辺の見どころとして、先ほどの泉川にかかる石橋があります。
公園沿いの住宅は泉川を石橋でまたいで正門というつくりになっていて、この石橋が立派なんです。
蔵・洋館付きの住宅自体も良いですが。

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こちらもきれいな石橋です。
下鴨土地区画整理事業の区域内には古い住宅が多数あるようですが、この日は公園メインでしたので、次の公園に向かいました。

 

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2020年4月29日 (水)

地蔵本児童公園(京都市左京区)

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一乗寺公園の後は、第二太田川・疎水分線を下ったところにある地蔵本児童公園(昭和13年)を訪ねました。
(途中、マヤルカ古書店があります)
ここはアールデコ・デザインの門がきれいに残っているようです。
手前に開くようにカーブさせた門壁に、カーブさせた花壇を組み合わせ、丸窓を2つずつ。
金属は後から付け直しているかもしれませんが、どうなんでしょう。

これは南側の入口です。全部で3ヶ所の入口がこの形でした。

訪問日:2019年2月9日

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地蔵本児童公園と縦書きの銅板っぽいプレートがはまっています。
丸窓には井の字の格子。これは北東側の門です。

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疎水分線から見るとこういう位置関係です。
奥が地蔵本児童公園。

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こちらは北東入口。全く同じデザインの門です。

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北東入口の門の左側。
この角度が形が分かりやすいでしょうか。
花壇に2本の線を入れているのがアクセントになっています。

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こちらは西側入口。同じデザインで、どれもきれいに残っています。

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間の柵はコンクリートの角柱を鉄パイプと低い壁でつないでいますが、角だけは五角形の柱でした。

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破損した柱。内部の鉄筋が露出しています。

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この公園で門以外に気になったのはこの遺構です。
今では何の役目も果たしていませんが、形からして国旗掲揚台ではないでしょうか。

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背面側から見たところです。
柱を取り付ける凹みがあれば確実なのですが、それは確認できません。

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あと謎の石柱。

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この石柱はこの場所にあります。
それ以外に気になるものは見つけられませんでした。

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京都の公園でよく見かける人研ぎの滑り台。

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円形の砂場。公園は手前(東)半分に遊具があり、奥(西)半分がベンチのある広場です。

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コンクリートのベンチ。昭和中期ぐらいか。

ネット情報では、かつて市電車両が児童館として置かれていたらしく、その状態が見られなかったのは残念です。

 

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2020年4月26日 (日)

一乗寺公園(京都市左京区)

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久しぶりの更新は、京都の近代公園編に戻ります。

現在、外出を控えているとはいえ、全く誇れることではありませんが、取材して記事にできていない写真が大量にあるので、たぶん一年以上それで記事が書けます。

ということで、今回は1年前に京都市街地北部の公園を巡った記録です。

まず最初は、京都市左京区の一乗寺公園です。
叡山電鉄のすぐ側にある公園ですので、車窓から見ている方もおられるかも。一乗寺駅の南側です。
昭和17年に防空緑地として整備された公園です。

上の写真は公園の北東角入口です。公園は西側が叡山電鉄、北・東・南は道路に接していて、北側の道沿いに、疎水分線に注ぐ第二太田川が流れています。

訪問日:2019年2月9日

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公園の表示はこんな感じ。
たどたどしく見えるのはなぞったから?
アールを描いていますが、非常にシンプルなのでアールデコなのかというとそこまで言いにくいところ。
昭和17年という時期的にそれほど凝った装飾はしていないと思います。

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公園の南東入口の公園表示は大理石に彫られているようで、こちらの方がオリジナルに近そうです。
こちらもアール。

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公園の南東入口。公園の門柱から鉄パイプでつながれて、シンプルなコンクリートの壁と柱が続いています。

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車止めに使われている花崗岩の石柱がちょっと気になります。

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公園東側の入口。門柱脇の壁に逆三角形の窓が開いているシンプルなデザインです。

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このデザインは何カ所かにあって、こちらは北西側入口です。

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公園内部はというと非常に整然としています。

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看板が立っていて、この公園の地下は第二太田川調整池として、平成27年に整備されたそうです。
写真のようなコンクリートの柱が並び、川の増水時に水を溜める空間にされたので、工事の際に公園は掘り返されて、埋め戻されたのかと思いましたが、平成21年(2009年)のGoogle streetviewの画像を見てもあまり変わりませんので、それ以前からこのようになっていたようです。

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公園の南半分は野球場になっていて、通常の公園部分とはヒマラヤ杉、隣接する一乗寺保育園との境は弧を描くケヤキ並木?で縁取られています。

 

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ベンチも古いものは確認できず、こんな木のベンチでした。

公園内部については、気になるものを見つけられずです。

 

 

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2020年1月31日 (金)

北白川児童公園(京都市左京区)

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白川沿いに歩いた京都の近代公園めぐり、この日最後は北白川児童公園(昭和16年)でした。
既にかなり薄暗くなっています。
この公園の変わっているのは、北白川小学校に隣接しているというより一体化していて、校舎をコの字型に囲んでいることです。
今はフェンスで区切られていますが、元はもっと一体的だったのかもしれません。

訪問日:2019年1月14日

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公園東側の入口。門柱から続くアールの低い塀が招き入れています。

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読み取りにくくなっていますが、白い石に北白川児童公園と縦書きされています。

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内側から見るとこういう形。
階段と一体的なデザインです。

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北東隅にも入口の跡がありますが、今は塞がれて、柵の一部となっています。
一種のトマソン?

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こちらは右から北白川児童公園と書かれていて、戦前のものっぽいです。
なぜ塞いでしまったのかは不明。階段になっているので自転車で突っ込むと危ないからでしょうか。

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コの字の北側は遊具エリアになっています。
砂場やベンチ、シーソー、鉄棒などがあります。

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ここにも人研ぎの滑り台があります。
そしてブランコ。

昔の一般的な遊具が並んでいます。
あとジャングルジムがあれば完璧?

この公園での収穫は公園の門柱でした。

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日が暮れたので、この日は南田児童公園あたりまで戻って銀水湯に入って帰りました。

この日はこれで終了ですが、京都の近代公園めぐりはまだまだ続きます。

 

 

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2020年1月28日 (火)

南田児童公園(京都市左京区)

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京都市左京区の白川に沿っての公園めぐり、続いては浄土寺上南田町の南田児童公園(昭和16年)です。
私が写真を撮っている場所のすぐ背後が白川です。

冬場の公園というのは葉が落ちて公園らしさがないですが、全体の確認はしやすいですね。
南西角からの全景です。

訪問日:2019年1月14日

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南側正面入口。入口は台形です。

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南田児童公園の表札。
文字が左からなので戦後のもののよう。ただし大理石っぽくて、戦前のものと質感が似ていて、書体も古めなので、昭和20〜30年代かなあという気がします。

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公園は広場部分と一段上がった遊具部分に分かれています。
そこを区切るようにヒマラヤ杉(?)などの並木。

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敷地の端に気になるコンクリートの痕跡があったので撮っておきます。
何かは分かりません。

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砂場、なんですが、私にはこれは幼児プールの跡のような気がします。
一つは右側中央が切り下げられていて、ここから溢れた水を流していたように思います。
塗装も防水のためかと。

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もう一つはこれ。ここから水を入れていたのかなと。
砂場としては不自然でしょう?

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公園の北側入口。南側入口と対称になっています。

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公園のベンチ。少し真ん中をくぼませたコンクリートのシンプルなベンチです。

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もう見慣れてきた人研ぎの滑り台。

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そしてラクダと羊の遊具というかベンチというか。

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これだけではさびしいので、近くの近代建築もついでに紹介しておきます。
浄土寺東田町の内科・小児科岡本医院。京都市の近代化遺産調査によれば、大正から昭和初期です。
全体がクリーム色の溝タイルで覆われています。

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角から見たところ。裏側には丸窓もいくつか見られます。

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裏には和館も。
こちらがお住まいの部分でしょうか。

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勝手口もアーチ屋根のモダンなデザインになっています。

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次の公園に向かう途中、疎水分線が逆サイホンで白川をくぐる立体交差。

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銀閣寺前町の住宅。
気になったのですが、近くの工事の警備員の方がおられたのでさっさと立ち去りました。

日没との競争で次の公園へ。

 

 

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2020年1月22日 (水)

馬場児童公園(京都市左京区)

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京都市左京区の近代の公園めぐり。宮ノ前児童公園に続いて、馬場児童公園(昭和15年)を訪ねました。
デザイン的に見て面白いのは昭和15年までの公園かなという気がしています。

既に日が暮れかかっていて、見づらくてすみません。
開放的な公園で、外周の道路とは低い柵のみで隔てられているため、公園内の様子は外からもよく見えます。
道路に傾斜があるので、階段状の柵になっています。
この写真は東南隅から。

訪問日:2019年1月14日

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東側の入口が正面の入口のようです。
スロープで上がる入口。
門柱はアールを多用した左右対称のデザインです。

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コンクリートの門柱にそれほど装飾はありませんが、アールや段差など変化を付けてあります。

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馬場児童公園の文字が右から書かれているので、オリジナルのものかと思います。

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公園の北西入口。
階段を登って入るタイプの入口です。
先ほどの門柱と似ているものの形は違います。

 

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南側入口。こちらは階段を下って入る入口です。
階段の先に円柱が付いています。
道路と公園の高さ関係が変化するのに合わせて、入口のデザインも変化しているのが面白いところです。

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公園内部の植樹の縁石。
天然石らしく見えます。

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公園自体は2層に分かれていて、東側の下段はグラウンド、西側の上段には砂場など遊具が集まっています。
その間は緩くふくらむ階段でつながれています。

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以前、富小路公園で見たのと同じような、顔のプレイマウントがありました。
そして子供たちが遊んでいますが、動物遊具があります。
砂場をオアシスに見立てて、そこに集まる動物のイメージに見えます。

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こちら水浴しているゾウ

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居眠りするラクダ

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北西角にもう一つ砂場がありました。

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レーシングカーの遊具。前後どちらにもハンドル。
車体は抽象的ですが、タイヤは本物を使っています。

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ここでも人研ぎの滑り台。京都はほんとに多いです。

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トイレ前の手洗い場。
これも昭和中期ぐらいのデザインに見えます。

この公園の見どころは、よく残っている公園門柱のデザインということになるかなと思います。

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ついでに周囲の近代っぽい住宅も紹介しておきます。
こちらの住宅かなり傷んでいたので、もうなくなっているかもしれません。

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玄関引き戸に鶴の透かしが入っています。

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丸窓のある家。茶室なのでしょうか。

近代の公園を見に行くと、区画整理公園の場合、周辺の開発も同時期だったりするので、周囲の探索も楽しみです。

 

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2020年1月19日 (日)

宮ノ前児童公園(京都市左京区)

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これも1年ほど前ですが、京都国立近代美術館で「世紀末ウィーンのグラフィック展」を見た後、白川沿いに遡って、近代の公園を見て回りましたので、数回にわたって紹介します。まずは宮ノ前児童公園(昭和17年)です。

どこの宮の前かというと大豊神社のようです。
近くには泉屋博古館があります。

写真は敷地の南西角から。こちらが正面です。
残念ながら、こちら側の公園の表示は隠れているか、失われていました。

訪問日:2019年1月14日

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公園は底辺の短い三角形です。
面白いことに敷地の南半分にはイチョウがぽんぽんと立ち並んでいます。
グラウンドの中に木が並んでいるのは面白いですね。

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低い公園柵とグラウンドの間は並木のゾーンになっています。
それではその向こうにある木は?

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敷地東南隅の入口。階段で下りていきます。
ここにも公園の表示はありません。

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公園は北に向かって高く、細くなっており、北の端にも門があります。

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黒い石に刻まれているので読みにくいですが、ここには公園名「宮の前児童公園」と書かれています。
字体から見ても戦後のものでしょう。

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公園は階段で京都市立第三錦林小学校の校庭とつながっています。
そういうこともあって公園でグラウンドを広く取る必要はなかったのかとも思います。

公園成立の時代的に、小学校の校庭と一体で避難場所として考えていたのかもしれません。

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公園には高低差があるので、そこを利用してテラスと滑り台が設置されています。
この組み合わせは面白いです。
ここがこの公園一番の見どころ?

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テラスの後ろに砂場がありました。
縁のコンクリートが比較的古いもののように思われます。

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京都ではよく見かける人研ぎ(人造石研ぎ出し)の滑り台もありました。

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素朴なコンクリートのベンチ。

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これはよく見かけるタイプの、座面が凹んでいるコンクリートのベンチ。

あまりこれといった見どころを見つけられませんでしたが、今後何か補足できることがあれば補足します。

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(追記)さっそくの追記なんですが、これを投稿したところ、Uさんがこの小学校の卒業生とのことで、この正面あたり、今はコンクリートで覆われていますが、校庭の下に作られた防空壕の入口があったという情報を教えていただきました。
 昭和17年という時代、作られる公園は空襲に備える目的のものが多く、この公園についてもそういうことなのでしょう。
 ここに木が植えられているのも防空壕の入口を隠すため?などということも思いました(それなら常緑樹を植えるか)。

 

 

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2019年2月16日 (土)

アールデコの紫野柳児童公園(京都市北区)

160206murasakinoyanagi0 話の流れで、3年前に訪ねた京都の紫野柳児童公園も紹介しておきます。
昭和10年に区画整理事業でできた公園です。
地下鉄の北大路駅から近く、訪ねやすい場所です。
周辺の住宅地には近代の住宅もあり、周りをぶらぶらするのも楽しいと思います。

 

住宅地を歩いて行くと、紫野柳公園の低く長い塀が現れます。
既に遅い時間だったので写真が暗くてすみません。

 

訪問日:2016年2月6日

 

160206murasakinoyanagi1 東西に長い長方形の紫野柳公園は、南側に2つの入口があり、どちらも同タイプです。
アーチ型の門柱に、塀がアールを描いてつながっています。これは下鴨森ガ前児童公園とも全く同じタイプです。
新しい公園表示がかかっているところまで同じ。

 

160206murasakinoyanagi2 西側の入口だけが小振りで、内側に4分の1の円弧を描いているのが違います。

 

160206murasakinoyanagi3 この公園での鑑賞ポイントは、やはりラジオ塔のあるテラスです。
恐らくオリジナルのデザインが残されています。

 

160206murasakinoyanagi4 スリットやラジオ塔の尖塔アーチ、丸窓に格子といったデザインが盛り込まれています。

 

160206murasakinoyanagi5 ラジオ塔の正面には面格子のような飾り。

 

160206murasakinoyanagi6 ラジオ塔の背後には国旗掲揚の柱が取り付けられていたようで、国旗掲揚台を兼ねたデザインになっています。

 

160206murasakinoyanagi7 丸窓に鉄格子のデザイン。
これは地蔵本児童公園でも似たようなデザインを見ました。
(いずれ記事にします)

 

160206murasakinoyanagi8テラスはそんなに高くはないのですが、公園全体を見渡すことができます。

 

160206murasakinoyanagi9 象を抽象化したようなジャングルジム兼滑り台。
紙屋児童公園で見たのと同タイプの遊具です。
滑る面が手のひらの幅ぐらいしかなくて、よくこれで滑ることができると思います。

 

160206murasakinoyanagi10 そしてこの公園のもう一つのポイントは、洛北中部五地区土地区画整理碑(昭和10年)と、その右にある池田新兵衛・舩越嘉右衛門顕彰碑です。前者は(たぶん後者も)公園開設と同時に設置されています。

 

ありがたいことに京都市歴史資料館のデータベースに、碑文が紹介されています。
○洛北中部五地区土地区画整理碑 ○池田新兵衛・舩越嘉右衛門顕彰碑

 

洛北中部の紫野門前(T10〜S10)・賀茂(T15〜S11)・紫竹芝本(S4〜11)・東紫野(S4〜11)・上堀川(S7〜12)の5つの土地区画整理組合が共同で建てていて、共同で碑を建てるのは珍しい気がします。
ちなみにこの公園があるのは、東紫野土地区画整理事業の施行区域です。

 

石碑を囲む石は石庭のようで、何かを表しているのでしょうか。

 

【参考】下村康史氏・飯塚隆藤氏「京都市の土地区画整理事業地における町割方法の歴史的変化について」(『ランドスケープ研究』7(5)、p559〜564、2014年)

 

160206murasakinoyanagi11 区画整理の碑と書かれています。

 

 

160206murasakinoyanagi12 それに続く部分は、楕円形のスペースで、幼児用の滑り台やベンチが置かれています。

 

160206murasakinoyanagi13 ベンチは中央が低いタイプ。

 

160206murasakinoyanagi14 中央には藤棚があり、テーブルとベンチが置かれています。
テーブルの方は下鴨森ガ前児童公園のテラスで見たものと同じ形で、これはオリジナルなのかもしれません。

 

160206murasakinoyanagi15 土管を縦半分に割ったような遊具?
六条院公園で見たものと同じ形です。

 

160206murasakinoyanagi16 そしておなじみ人研ぎの滑り台も。

 

160206murasakinoyanagi17 もちろん地蔵堂もあります。
他の公園より立派な出世地蔵尊が祀られています。

 

他にも遊具はありますが、気付いたところはこれぐらいです。

 

160206murasakinoyanagi18 公園の周辺には古そうな住宅があります。
南側の住宅は煉瓦の透かし塀付き。

 

160206murasakinoyanagi19 西側の住宅は門扉、玄関のアーチや丸窓が古いデザインを示しています。

 

公園のデザインとともに、周囲の住宅も当時の区画整理事業の雰囲気を伝えています。

 

 

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2019年2月11日 (月)

アールデコの下鴨森ガ前児童公園(京都市左京区)

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京都の公園の話はしばらく後かなと思ったのですが、興味深い公園があったので先に紹介します。
左京区の下鴨森ガ前公園です。位置的には、下鴨神社の北に当たります。

写真は北側の入口です。こちらが正面のようで、唯一、公園名が表示されています。
正式な入口は南側にもう1ヶ所。あとは道路に面する三方を大人の腰の高さの低い塀で囲んでいます。

訪問日:2019年2月9日

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門柱はオリジナルっぽいですが、公園名表示は新しいものです。

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(「今昔マップ on the web」より加工。25000分の1地図「京都東北部」、昭和6年部分修正、昭和7年発行)

ここで公園の位置を確認しておきます。
下鴨神社の西側には昔から下鴨村がありましたが、下鴨神社の北側は、大正時代頃にようやく都市化した所です。
下鴨森ガ前児童公園があるのは都市化の境界部分で、ここから北が昭和5年から下鴨地区土地区画整理事業の施行区域として、今の北大路通の整備と一体的に急速に都市化していきます。言い換えると自然発生的に都市化した地域と計画的に都市化が進められた地域の境界です。その土地区画整理事業の公園として、昭和10年にできました。

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公園に戻ると、公園の門柱や塀にアールデコの雰囲気が感じられます。
門柱に穴が開いていて、何が取り付けられていたのか(内側は門扉かと思いますが)、気になります。

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【参考】紫野柳児童公園(2016年2月6日撮影)

ちなみに同じくアールデコの意匠のある公園として紫野柳公園もそうだったなと思い、写真を確認したところ、門柱と塀のデザインが全く同じでした。同じ昭和10年開設で、こちらもお勧めです。ラジオ塔があります。

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ここからまた下鴨森ガ前公園の写真です。
南側の入口についても全く同じデザインです。

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敷地の南西より。交差点部分は隅切りされています。

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デザイン的に面白いのは、塀に所々入っている帯状の装飾が、外側では途中で止まっているのに対して、内側では地面まで降ろされて柱のようになっています。

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あとこの公園のユニークなのは公園の真ん中にこういう植え込みに囲まれた区画があることです。

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真ん中に十字型の砂場と、それを囲むL字型×4の植え込みがあります。
開設当初のものかどうかは分からないのですが、この十字型の部分は噴水池などではなかったのでしょうか。

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また公園の北西側には半円形の藤棚のテラスがあります。奥にベンチとテーブル、両端に花壇が配置されています。

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ベンチの脚が逆アールを描いているのもポイントです。テーブルは角餅を載せたようなシンプルな形。

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テラスの背後から。公園全体が見渡せます。
保護者がここから子どもを見守ることを想定して設計しているのでしょう。
ただ、今の季節は寒いので、お母さん方は陽の当たる向こうの砂場に腰掛けておられました。

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もう一つ見どころはこの国旗掲揚台。
シンプルながら、しっかりアールデコのデザインが入っています。

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裏側。柱を支えていた金具がまだ残っています。

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テラスと国旗掲揚台の位置関係はこんな感じ。

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あと気になる痕跡としては、公園北東部にこういう囲みがありました。
ありえるものとしては水飲み場でしょうか。

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あと公園西側に踏み台のようなもの。
子どもの避難用の踏み台というのは考えすぎでしょうか。

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人研ぎの滑り台もあります。

ふんだんに施されたアールデコのデザインが残っていて、興味深い公園でした。
このままデザインを踏襲して使われていくと良いなあと思います。

なお、こんな風に障害物が多いので、かくれんぼや鬼ごっこで遊んでいる親子が多くて、楽しそうでした。

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