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2017年7月26日 (水)

本野精吾邸公開中(京都市北区)

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毎年楽しみにしている京都の文化財特別公開「京の夏の旅」
夏は住宅の公開が多いのですが、今年はなんと本野精吾邸が公開されると聞いて行ってきました。
9月30日(土)まで。

立命館大学の衣笠キャンパスのすぐ隣です。
私は阪急の西院駅からバスで北上し、衣笠校前で降りて歩きました。

以前、山科の栗原邸は見学したことがあり、そちらと同じく鎮ブロック(中村鎮氏の考案したL字型の部材を組み合わせて積み上げるコンクリートブロック)を積んだ外観です。
建築家・本野精吾の自邸として大正13年に建てられました。
このあたり一帯は当時、芸術村だったそうです。

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入場料は600円です。その価値は十分。
10〜16時の公開ですが、一部、休みの日もあるのでご注意を。

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本野さんの表札、モザイク状でいいですね。
角がアールの煉瓦を使っているのもこだわっています。

内部は木の床で、玄関周りやら金具やら暖炉やら、ディテールにこだわっていて素晴らしかったのですが、これから訪ねる方の楽しみに、しばらく公開は控えます。
内部の写真は自由に撮れましたよ。

モダニズム建築といいながら、ディテールにこだわっていたり、焼きすぎ煉瓦を使って色合わせをきっちりしていたり、合理的ではあっても平板ではないという印象です。かなり手間暇掛かっています。
そしてコンパクト。わざわざ2階を低くして、階段を短くしているというお話でした。

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私は知らなかったのですが、月に1回程度、映画上映会、音楽会などで1階部分は会場として公開されているそうです。
次回は8月19日(土)13:30から「ゴジラ」「シン・ゴジラ」の上映会という案内が出ていました。予約不要だそうですよ。


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ちなみに隣は元中村鎮建築研究所京都出張所の建物だと教えてもらいました。
右側部分、三角屋根は後からの増築で、壁は塗装されていますが、よく見ると鎮ブロックで積まれているのが分かります。

近くには他にも古そうな住宅がありますし、小松原児童公園は近代の公園で、ラジオ塔や国旗掲揚台などがありますのでぜひ。こちらもまた記事にします。

今回の京の夏の旅では、花山天文台も公開されていますので、そちらも訪ねてみたいと思っています。

<関連サイト>
 「第42回京の夏の旅 2017」

<関連記事>
 「栗原邸(旧鶴巻邸)の見学会」
 「京の夏の旅で住宅見学」 2016年の京の夏の旅
 「有鄰館 日本館の公開」 2015年の京の夏の旅
 「島原の輪違屋」 2014年の京の夏の旅

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