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2014年11月

2014年11月26日 (水)

木津川アート2014作品編

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木津川アート2014の記事、最後は作品編です。
(これがメインなのに?)
アート作品の感想はもっとしっかり書かれている方が多いので、参考程度に眺めて下さい。
イベント以外の全ての作品を見ましたが、全ては紹介できないこともご了解下さい。

言い訳はさておき、回った順に紹介します。

最初はURに展示されている作品からです。
CATVの25のモニター画面を活かした展示。
拡大しないと分かりにくいですが、会場エリアのあちこちの小さな水路が表示されています。
それぞれ水が流れているのですが、しばらく見ていると違和感があります。
画面の中で水以外が止まっているんです。
さらに、これは教えてもらったのですが、そのうち1画面だけが動いていて、そこから水音が出ているらしい。それを知るとどの画面が動いているのか、夢中で探すことになります。動き出すとそれぞれのシチュエーションが分かってなるほどと。かなり楽しめます。

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隣の広い部屋では、床一面に木津川市の白地図がのりで描かれています。
人が踏むことで靴底の土でだんだん姿を現していきます。
「触らないでください」の作品とは対極をなすような、汚さないと完成しない作品。

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昨年のプレイベントでも会場になっていた、土師山公園に入ります。
ロケーションを活かした中島和俊さんの作品。
イオンカラーの壁、ですので、当然背後を意識します。
借景の逆なので、貸景か。鮮やかです。

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公園に点在する木の彫刻は、向山潔さんの作品。
子どもに(?)壊された大型モビールを直されているところでした。
整備された公園には生きた木しかないですね。
森だと枯れた木、腐った木がありますが。
作品が入るとその幅が豊かになります。

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巨大なアリの彫刻。
彫刻にはスケール感を麻痺させる力がありますね。
ベトナムで戦跡の風景に立つ巨大群像(景色がミニチュアに見える)と越前岬で見たごく小さな男の子の像(海が広く見える)を思い出します。

この後、順路はニュータウンエリアに入るのですが、そこは後回しにして、旧村エリアを先に回りました。

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池面にゆらゆら浮かぶつぼ。
こういうのは普通に公園にあってもいいなと思います。

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大里会館詰所には、外の世界が入り込んでいました。
この部屋は泥の山ですが、もう一つの部屋にはベンチや落ち葉があり、赤い糸で再び枝に結びました。
使われなくなった詰所は、このままだんだん自然に還るのかと錯覚します。

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女性センターで、森のガイド、三浦豊さんの作品。
様々な場所の木のスライドショー、緑で埋め尽くされた地図、鉢植えで構成されています。
目に入っても意識していなかった木が、これも木なんだと意識させられます。

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西ノ宮神社は、小さな神域なのに急に深くなるような、湿気を帯びた厳かな雰囲気が漂っています。
言われないと分からないのですが、参道で柏手を打つと、また手水鉢にひしゃくを置くと森に反響するという、松尾謙さんの音響作品です。神域の神秘性を増しています。

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また、また同じ西ノ宮神社の志村陽子さんの作品は、神域の湿り気に呼応するように、生えています。
こちらも神秘性を増幅させています。

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今回、とても良かった会場が、こちらの旧漁協事務所。
かなり長らく使われていなかった建物です。
木津川で漁協というと、鮎かと思いますが、戦前に食糧として周囲の池で養殖されていた鯉や鮒の漁協だったらしいと、おぼろげに聞きました。

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散り蓮華というのは、散った蓮の花びらに似ていることから名付けられたそうです。
それを再び蓮の花に還元してしまった作品。
建物の中に見えない水面が現れています。

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堀川すなおさんは、この浮きの仲間のひとつをいろんな角度からスケッチし続けていました。
誰よりも熱心に、来た人に話しかけているのが印象的でした。

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古屋崇久さんの、遺伝子(来場者の髪の毛)入りの団子を大地にすりつけるというパフォーマンス。
私も提供してきました。
何気ない空き地が特別な場所になっています。

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谷川夏樹さんの「雅楽デコトラ 歌姫街道を行く」。
このラジコンが歌姫街道を走る様子を映像化しています。
私には初耳の気になる名前の街道が、このパフォーマンスによってより気になる存在になるというのが面白いところです。

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記念撮影の額縁。
私は入れませんでした。

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木俵元毅さんは、おびただしい数の兵士のフィギュアを、河村邸の至るところに配置していました。かなりしゃれが効いていて、見つける楽しみがあります。

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エリアの各所に配されている小杉俊悟さんの彫刻。
うまく収まるような風景に配されています。
ここなどとくにそうで、平行して流れる水路の風景へと目を向けさせるのがすばらしいです。

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相楽神社で展示されていた井上隆夫さんの作品。
古材に見えて、全てが古紙を溶かして固めて着色したものという不思議。

省略してしまった作品はすみません。

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終盤は急ぎ足でニュータウンエリアを回りつつ、結局、ほぼ全ての作品を回ることができました。
凝ったスタンプが毎回の楽しみです。
また次回の開催も楽しみにしています。

<関連記事>
 「木津川アート2014開催中」
 「木津川アート2014の周辺で」

 「木津川アート2012・登校編」
 「木津川アート2012・遠足編」
 「木津川アート2012・校内編」

 「木津川アート2011が始まりました」
 「木津川アート2011・加茂篇(1)」
 「木津川アート2011・加茂篇(2)」
 「木津川アート2011・上狛篇」
 「木津川の雨樋(木津川アート2011の周辺で)」

 「木津川アート初日」(2010年)
 「木津川アート第4日:鹿背山の夕べ」(2010年)
 「木津川アートの周辺で」(2010年)

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2014年11月16日 (日)

木津川アート2014の周辺で

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木津川アート2014は今日終了しました。
いつもながら、作品をめぐって歩く中で気になったものたちを紹介します。

まず鮮やかなインパクトを受けたのがこのトラック。
もしかして何かの作品ではないかとしばらく観察しました。

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今回の地域は魅力的な蔵がたくさんありました。
これもその一つです。

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もみじの型板ガラスのはまった窓。
木製の桟もはまっています。

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誘い込むようなカーブに、しばしばルートを外れました。

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ただ長靴を干してあるだけでも、空の色に合って作品のようです。

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わさっと。

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唐突に鶏小屋があって、覗きやすくなっているので、これも演出なのかなと勘違いしそう。

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大きな魚影が見えますでしょうか。
水路に似つかわしくないほど巨大な鯉に度肝を抜かれました。
コース設定の妙。

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西ノ宮神社では謎の奉納物がたくさんありました。
この龍は昭和30年代に作られたものです。

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養魚池に空が映って、さらに空が広く。

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ドイツ壁というにはもこもこ度がかなり高い壁。

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屋根に煙出しの小さな屋根が付いて、何の建物か気になります。

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レリーフのような模様入りのコンクリート塀。

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西木津駅は最小をめざして設計されたかに見えるほどシンプルです。

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ある家の玄関灯。

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暗渠になっても痕跡をとどめる水路。

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井戸の痕跡もありました。

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網目のような面格子。

かなり雑然と紹介しましたが、作品を見る合間にこういうものを見つけるのも、地域型アートイベントの楽しみです。

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2014年11月 4日 (火)

木津川アート2014開催中

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今年も京都府の木津川市で、木津川アート2014が開催されています。
今年は5回目(昨年はプレ開催)の開催。毎回会場が変わるのが特色で、今回は近鉄京都線・高の原周辺の新しいまちと古い集落の両方を含むエリアです。さっそく出かけてきました。
(11/15(土)まで開催)

高の原駅からだとまず本部のURに行ってマップ(100円)を手に入れます。
マップにはスタンプラリーの台紙も付いていて、スタンプを10個集めると缶バッジが1個、全19個集めると缶バッジが2個もらえます。ちなみに缶バッジは20種類。あんまりスタンプラリーが目的化してもいけませんが。

私は古いまちエリアが好みなので、新しいまちは最初はパスしました。結果的には、丸一日かければぎりぎり全部回れました。
個人的にはやはり古いまちエリアが好み(蔵や水路がいっぱい!)ですが、企業が事務所ロビーを開放して協力しているのも今回の特徴でした。

これから回る方も想定して、ネタバレなしで、参考情報含めて紹介します。
ネタバレ的なものは会期終了後に。

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地域型アートイベントで面白いのは、関係ないものまでアート作品に見えてくること。
順路に従うといろいろ楽しい道も歩けます。

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公式グッズなどは、スタート地点ではなく、大里会館分館の休憩所(木津川アートカフェ&ショップ)に揃っています。
どこで昼食にするかは要注意で、「人と木」さんはランチが売り切れたりします。
大里会館分館でパンや飲み物はあります。

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昼を食べ損なって、帰り道、五丁目パン工房ほたはるに立ち寄りました。
店の前にベンチがあって、そこで食べられます。
クローバー牧場の牛乳カップ売りもしています。

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この日はURの事務所壁面を使ってプロジェクションマッピングを開催していました。
こういうところでもできるんですね。当たり前ですが。

回ってみていくつか注意点があります。
まず説明を聞かないとかなり分かりにくい作品があります。
例えば(1)UR内の映像作品、(16)西ノ宮神社の音響作品、(25)相楽神社の彫刻作品。
(8)兜谷公園の作品は見つけにくいです。

意味を聞くのが野暮な場合もありますが、作者の方に伺うと楽しめることが多いですね。
一部参加型の作品もあります。
ぜひ出かけてみてください。

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