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2014年7月

2014年7月28日 (月)

高砂市営宮前住宅

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5月のことですが、兵庫県の高砂市内に昭和20〜30年代の木造市営住宅があることを知り、現存を確認してきました。結論的には回った4ヶ所の木造住宅は現存していました。
順にご紹介していきます。
※参考にした資料はこちらです
 「高砂市市営住宅再生マスタープラン【概要版】」(H25年3月)

まずは山陽電車の山陽曽根駅で降ります。
小さな駅です。

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駅前に鳥居が立っていて、長い参道がそこから始まっています。
曽根天満宮という大きな神社があります。

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※クリックすると拡大します

駅前に立っていた曽根駅周辺の案内図。
かなり海よりなのが分かると思います。

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駅の真裏に焼けこげたショッピングセンター(曽根ロイヤルセンター)があってどきっとします。
昨年9/1に火災があってそのままのようです。
先を急ぎます。

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※クリックすると拡大します

最初に目指したのは山陽曽根駅のすぐ西側にある宮前住宅地です。
6つの住宅が横一列に並んでいます。

宮前住宅は、昭和29年に建設されました。
ここは廃止予定とのこと。6戸のうち3戸が空き家で、今年度解体予定です。

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東端の住宅は空き家の様子。
屋根はコンクリート瓦です。
手前に庭もあります。

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さらに近くから。
雨戸や戸袋も木製なのがいいですね。
縁側があります。

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※クリックすると拡大します

玄関側から。
東の妻側から入るようになっています。

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木製の窓格子。

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隣の住宅は北東の平側に玄関があります。

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※クリックすると拡大します

最初の住宅と同じような形の住宅。

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家の外にコンクリートの流しがあります。
後付け?

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※クリックすると拡大します

西端から見たところです。
ここは住まわれている様子。

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南側に回り込んでみます。
縁側に手すりがあり、庭があって良い環境です。

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こちらの住宅も縁側の手すりが残っています。

宮前住宅については、環境の良い住宅という印象を受けました。空き家を活用できたら面白いのですけど、難しいのでしょうね。

※見に行かれる方は、住民の方のご迷惑にならないようにご配慮ください。


<関連記事>
 「竜山石を訪ねて(5)市営中筋住宅」
 「高砂市営天川住宅」
 「高砂市営今市住宅」

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2014年7月12日 (土)

上野芝向ヶ丘住宅地・後編(堺市西区)

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上野芝向ヶ丘住宅地(昭和5年から開発)の探訪の続きです。
住宅地とは思えないような写真ですが、これは住宅地内にある池です。

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<堺市及其ノ附近図(昭和13年)に加筆> 再掲
※クリックすると拡大します

もう一度地図を確認します。
住宅地は北に開けた小さな谷の両斜面を開発しています。
池はもともと谷を堰き止めたため池だったことが分かります。

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池の周辺は、こういう住宅地を見るときのポイントになると思っています。
向ヶ丘住宅地の場合、かなり水面との高低差があり、眺望を活かした住宅が建てられているようでした。
ここには和風住宅が建っています。

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池の周囲を歩きます。
きっちり張られた石垣と高い生け垣が見事。

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※クリックすると拡大します

モダンな洋館付き住宅もあります。

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ちょっと分かりにくいですが、スパニッシュの要素のある住宅、H邸です。

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同じ住宅を別の角度から。
スパニッシュの煙突。

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同じ住宅ですが、勝手口(池の側)が長い階段になっていて、門柱や手すりに味がありました。

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池の側を離れて、住宅地の西側を歩きます。
建物がないのですが、タイル張りの門柱だけが残っていました。

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蔵のある大きなお屋敷もあります。

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2軒長屋。
この住宅地では長屋はほとんどありません。

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これも分かりにくいですが、洋館付き住宅です。

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戦前〜昭和30年代っぽい住宅。

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私は向ヶ丘住宅地を入口から時計回りに回ったので、最後に大物がありました。
入口のすぐ西側にあるT邸です。洋風要素の入ったいくつもの建物で構成された住宅です。

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玄関周りは幾何学的な桟や丸窓などの要素があります。

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角の2階建ての建物にも要所に丸窓が配されています。
この右側は傾斜面になっていて、立体的な敷地です。

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T邸のある道を降りていくと階段があって、その脇にこれもスパニッシュ風のO邸があります。
ドイツ風の壁といい、階段といい、上野芝方面の眺めといい、郊外住宅地らしい良さが残っています。

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階段脇の玄関。塀の中に埋め込まれたデザインが面白い。
門は和風です。

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※クリックすると拡大します

そして正面玄関。
奥行き方向に斜面を使って建てていて、正面よりもむしろ側面に面白みがありました。

これで向ヶ丘住宅地を一周回りました。
全ての道を歩いていないので、もう少し見落としもあるかもしれません。
前にひろさんが歩かれた時から主要な住宅がなくなっていますが、まだ郊外住宅地の面影を残す住宅はたくさん残っていました。

<関連ブログ>
 ひろの東本西走
  「堺市・上野芝探訪ー4」
  「堺市・上野芝探訪ー5」
 MANAZOUの近代建築・看板建築・レトロ探訪
  「大阪府堺市上野芝探訪その2」

<関連記事>
日常旅行日記「上野芝向ヶ丘住宅地・前編」(2014年)
      「上野芝住宅地」(2012年)
      「霞ヶ丘住宅地」(2012年)
 インデックス「近代の郊外住宅地と別荘地、社宅」

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