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2014年2月

2014年2月24日 (月)

山王の非日常ツアー、梅田哲也さんの「O才」(大阪市西成区)

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西成区を中心にアートイベントを仕掛けておられるBreaker Projectの展覧会に参加してきました。
今回は梅田哲也さんのフィールドパフォーマンス+展覧会「O才」です。
3年前、新・福寿荘を舞台に行われたプロジェクトが、今回は山王エリアに拡大します。

最初から最後まで梅田さんに翻弄されて歩き回り、あちこちで非日常的なことが起こります。もともと山王には非日常的な面もあるので、どこまでが作品か分からなくなるのが楽しめました。
ネタバレしてしまうと新鮮さがないので詳しく説明できませんが、街歩き好き、建物好きの好奇心をくすぐる展示ですので、そんな方にぜひ体験していただけたらと思います。

事前申込みが必要です!
空いてたら当日参加もできるみたいです。

■開催概要(公式HPより)
|日  時|2月22日(土)、23日(日)、2月28日(金)
      3月1日(土)、2日(日)、7日(金)、8日(土)、9日(日)
|会  場|大阪市西成区山王一帯
|出発時間|14:00〜16:00(開催時間は18時まで)※鑑賞時間はお一人2時間となります。
|出発場所|山王郵便局横 空き地
|料  金|1,000円 (中学生以下 無料)
|定  員|各日50名 (要申込・先着順) 

公式HP(申込みもこちらから)

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山王はこんな街並み。
細い路地が縦横に走っています。

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山王町改正番地図という古い地図。
いつ頃なんでしょう。

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戦後期に急造された建物が多いような気がします。
お地蔵さんがあちこちに祭られています。

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建物好きの方のために1つだけネタバレしておくと、
飛田会館の見学が組み込まれています。
昭和8年の建築?
木の階段が素晴らしいです。

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「O才」については以上にしておきますが、
他にもエリア内のkioku手芸館「たんす」では、呉夏枝さんの展覧会「光のけはい、ゆらめく影」が開催中でした。
元タンス屋さんで、タンス作りの道具なども展示されています。

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編むワークショップの参加者による人形なども展示されています。

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また新・福寿荘のアートスペースジューソー/#13では、松尾宇人さんの写真インスタレーション、mizutamaさんのtokoro展が開催中です。
松尾さんの作品は車のフロントガラスに向けてセットしたカメラで、走りながら30分間の長時間露光をしたものです。では、自分たちは30分間の経験をどう記憶しているのかと考えさせられる作品になっています。

(関連記事)
 「新・福寿荘を探検」
 「新・福寿荘で音の展覧会「まほろば荘」」

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2014年2月21日 (金)

秋の香川・島めぐり(3)粟島散策

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※クリックすると拡大します

旧国立粟島海員学校を見学したことで、この島に来た目的の80%ぐらいは達成したのですが、それだけではもちろん終わらず、周辺を散策しました。

島のあちこちにブイブイアート(ブイを使った猫のオブジェ)があって、案内してくれたり、和ませたりしてくれています。

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海岸の低い堤防沿いの道は散策にいいルートです。
コンクリートの桟橋もいい。

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一見、採石用のスコップかと思いましたが、アート作品でした。

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魚の罠?

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塀が洋風なお宅がありました。

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芸術祭の会場の1つ。
神社があり、小さくまとまった空間です。

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麻生祥子さんの「凪に漕ぎ出す」という作品。
布でできた小舟が集まって大きな船になっています。
小さな魚の群れが大きな魚になるように。
わずかな光と風に揺らぐ繊細な作品でした。

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影絵のような欄間。

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大きく開けられた窓からは海が眺められます。

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気になる戸袋と板戸。

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洋風な玄関扉と下見板張りの壁。
海外とのつながりに関係あるのでしょうか。

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水槽のような不思議なタイル門柱。
未完成のような、途中で切断されたようにも見えるのですが、対の門柱も同じだったので、こういうデザインのようです。

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粟島小学校では、芸術祭外でマスキングテープを使った展示をしていました。

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※クリックすると拡大します

旧粟島中学校は昭和26年の建物。
なんとなく昭和20年代の建物のような・・・と思ったらやはりでした。
今はアーティストインレジデンスの粟島芸術家村となっています。

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※クリックすると拡大します

長く伸びる木造校舎が良い感じです。

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三つ叉の柱が特徴的です。

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漂流郵便局は、元郵便局を利用。
SFのような郵便局で、はがきがやり取りされていました。

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お堂のガラス戸。
桟の切り方がユニークです。

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松竹の瓦。平面的な表現です。
梅はどこかにある?

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小さな建物で映像作品を展示。
昔話の似合う建物です。

ここまで回るとそろそろ時間。
志々島行きの船が来る桟橋に向かいました。


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2014年2月15日 (土)

秋の香川・島めぐり(2)旧国立粟島海員学校

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須田港に寄り道をした後、粟島汽船で粟島に渡りました。
片道320円、15分ほどの船旅です。

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※クリックすると拡大します

粟島港に入る直前、左手にペパーミントグリーンの洋館が見えます。
これが旧国立粟島海員学校で、以前から訪ねたかった建物です。

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※クリックすると拡大します

海辺の道を歩いて旧国立粟島海員学校へ。
明治30年に日本で最初の海員学校として創立しました。
塩飽諸島では塩飽水軍や北前船、咸臨丸の船員など優秀な船乗りを輩出してきた歴史があり、その流れで島の発展を意図して設立されたようです。
現在の建物は大正9年のものです。
昭和62年に廃校になった後、粟島海洋記念館として使われています。

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※クリックすると拡大します

正面を見上げたところ。
華やかな建物です。

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玄関の門柱も幾何学的です。
これも大正時代のもの。

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床下換気口の面格子も同じく幾何学模様。

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瀬戸内国際芸術祭の会場となっていて、いくつかの部屋に展示がありました。
この部屋では海中から引き上げられたものを使った展示がされていました。

また、他に海員学校や粟島の船乗りに関する展示室もあります。

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※クリックすると拡大します

2階は講堂になっていて、ここが見どころです。

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2階に上がってくる階段の手すり。

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天井の通気口。

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メインのシャンデリアはとてもモダンです。

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周囲の照明。

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窓からは練習船が着いた桟橋、その向こうに瀬戸内海と四国が見えます。

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木の廊下。

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窓越しに見る校舎は懐かしさを感じさせます。

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一室ではアレンジしたコッペパンが食べられるコッペサンド舎があり、人気でした。
給食スタイルです。
せっかくなので私もここで昼食。

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公開されていない部屋。

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※クリックすると拡大します

本館を裏側から。

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本館の裏からT字に教室が伸びていて、その先端。
教室は地味なのですが、海に面するこの部分だけ、黄色のアクセントを入れています。

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※クリックすると拡大します

庭にもいろんなものが展示されていました。
これは日清戦争の戦利品として受け取った戦艦「鎮遠」の鐘だそうです。
奥に見える丸いのは機雷?

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※クリックすると拡大します

この石畳は大正10年頃に海員学校の生徒が高見島の石を敷き詰めて作ったそうです。

この瀬戸内海ののどかな小島に、塩飽海運の流れを汲んで、世界で活躍する船員を輩出するこんな立派な洋風の学校があったということに感慨を憶えます。

<関連ホームページ>
 ル・ポール粟島HP「粟島海洋記念館」


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追記情報

主立った追記・変更についてお知らせします。
トップページのちょっと下あたりに表示されるように調整します。

2014.2.19 上野芝の旧木村清邸は既に解体されたそうです。MANAZOUさん情報で、「上野芝住宅地(堺市)」に追記しました。

2014.2.15 高岡駅前ビルが昨年11月から解体されているそうです。「高岡の駅前ビルと換気塔」に追記しました。

2013.5.28 6/15に旧ジョネス邸の2回目の内覧会及びシンポジウムが開催されるそうです。「旧ジョネス邸の内覧会に参加」に追記しました。

2013.3.5 ニッケ工場の解体が進んでいるという知らせを聞いて、「加古川の近代を訪ねて(2)ニッケ工場」に追記しました。また一部写真を拡大しました。

2012.12.30 「粋な夜間サービス」に追記しました。鹿児島銀行大阪支店が10月に解体されたそうです。
       「大阪中央郵便局の見学会に参加」に追記しました。大阪中央郵便局は一部を残して解体されました。

2012.1.3 「帝塚山万代池公園の周辺」に追記しました。旧大阪府女子専門学校の校舎が2009年に解体されていたようです。


続きを読む "追記情報"

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2014年2月11日 (火)

秋の香川・島めぐり(1)須田港に寄り道

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再び瀬戸芸で訪ねた香川の島を紹介します。
今回は11月の粟島・高見島などです。
粟島はアクセスがやや不便で、詫間駅からバスなどを使って港まで行かないといけません。
幸い詫間駅から、粟島行きの船が出る須田港までの無料シャトルバスが運行されていました。
イベント開催時の島めぐりはこういう時便利です(船の増発も)。

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バスは港までは着けなくて、最後の100mほどは徒歩になります。
漁港の船溜まりを見ながら。

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芸術祭に乗って、須田港美術館というイベントが開催されていました。
地元の方が描いた凧などが展示されていました。

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※クリックすると拡大します

港までの最後の曲がり角。
角の散髪屋さんがとてもいい感じでした。

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斜めに取っ手が付くレトロなタイプのドア。
明かり取りに型板ガラスもはまっています。

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さらに鬼瓦の鶴。
かなり細かい細工です。

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そして鯉。
鯉の滝登りという感じではないです。
立体感があります。

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※クリックすると拡大します

詫間漁協は玄関のアーチのみがモダンなデザインになっています。

港に着いたのですが、今日は臨時便が出て、ある程度人が集まったら出発するとのことでしたので、少し須田港周辺をうろちょろすることにしました。

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立派な門、そして立派な看板の村上医院。

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※クリックすると拡大します

煉瓦の角形煙突、三豊鶴の看板が見えたので、造り酒屋!
ということで近寄って見ました。

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この黒いタイル張りも変わっています。

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海に通じる通路は焼き板壁に挟まれて、港町らしい風情。

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海の近くには雲形の面白い灯籠がありました。
灯台として機能した灯籠らしいです。

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※クリックすると拡大します

その隣に変わった建物。
扉も味がありますが、「食塩」の文字が光っています。
隣の詫間港には昔は塩田があったそうです。

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別の店ですが、玄関灯にもレトロ感。
須田港はほんのり華のある港町でした。
寄り道するにはちょうど良い感じです。


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2014年2月10日 (月)

宇陀松山の街並み・後編(奈良県宇陀市)

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宇陀松山の街並みの続きです。
街並みの北半分を歩きます。
まずは山邊家住宅。江戸中期の建物で、この地区で最も古いそうです。
2階の軒下に漆喰の飾りがうねうねと続いているのが面白い。

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今は市の施設の薬の館となっている旧細川家住宅(江戸末期)。
ここまで立派な看板は見たことがありません。
唐破風の付いた屋根が乗っています。

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その斜め向かいにある江戸後期・文化5年頃の森田家住宅。
ここははならぁと会場になっていました。
欄間が見事です。

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型板ガラスのはまった格子窓は内から見るときれい。

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※クリックすると拡大します

立派な洋館風の、でも屋根は和風の建物が現れました。
その時は知らなかったのですが、旧大宇陀郵便局らしいです。

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※クリックすると拡大します

逆方向から見ると、後ろは斜めに下がっていて、看板建築らしきことが分かります。

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その時は気付かなかったんですが、2階の中央の窓飾りには郵便局の印が入っていたんですね。
まゆままさんの記事で知りました。
まだまだです。

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ここで平行する別の通りに入ります。
「防火堰」という札が掛かっていて、赤い持ち手付きの板が置いてあります。
これで水路を堰き止めて水をためるのではないでしょうか。
初めて見ました。

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※クリックすると拡大します

ちょうど旧大宇陀郵便局の裏手に当たるのですが、福田医院という近代建築があります。
大正14年頃の建物です。

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角ゴシックの銅板の文字が立派です。

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※クリックすると拡大します

1、2階の間にセセッション風の飾りが入っています。
とても大正っぽい。

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そこから宇陀川に架かる橋。
橋名がなくなっていますが、アールデコっぽい橋です。

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橋のたもとにはならぁとの会場、旧石井家住宅がありました。
昭和初期の大工さんの家だそうです。
2階のお多福窓が昭和っぽい。

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宇陀松山には古い玄関灯が残っていますので、これもいくつか紹介します。
まずこちらはクラゲというかレモン絞りというか、いい表現が思いつきませんが、装飾的な玄関灯です。支柱の部分が植物風なので、花のイメージなのでしょうね。

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こちらはもっと直線的なデザイン。

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とても愛らしい植物風の玄関灯です。
こちらも支柱が植物風です。

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手描き風のタイル。
味があっていいのですが、ほんとに手描きしたのでしょうか。
どうも一つ一つ線が違います。

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最後におまけ。
フジカラーの古いイベントポスター。
モデルさんの間に普通にアニメヒーローが混ざっているのがなんともいえず。

宇陀松山はかつて賑わっただけあって見どころが尽きません。
今後、さらに内部を見せていただく機会があればと思います。

<関連ホームページ>
 宇陀松山地区観光案内ホームページ
 はならぁと2013・宇陀松山


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2014年2月 9日 (日)

宇陀松山の街並み・前編(奈良県宇陀市)

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奈良県の宇陀市にある城下町・宿場町、宇陀松山の街並みを、ディテールを交えて紹介します。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されていますが、例によって近代中心の紹介になります。町家などは控えめな紹介になりますのでご了承ください。
昨秋、はならぁと開催時に連れて行ってもらいました。

町は伊勢本街道に沿って伸びています。
南側から紹介していきます。
一番南は今も造り酒屋のある酒蔵通りになっています。
そのうちの1つ、久保本家酒造会社。銘柄は「初霞」です。

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この千代乃松壜詰場(芳村酒造)も良い感じです。
書体もいい。

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玄関灯です。和紙のような質感。

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こちらは久保本家さんの玄関灯。

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屋根の上の戎さんの鬼瓦。
異国的な顔立ちです。

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北に向かって歩いて行くと、良いお天気になってきました。
街道筋の街並みです。

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お茶屋さんの看板です。
茶壺のデザイン。

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はならぁとの会場として公開されていた新宅家住宅。
昭和初期の町家です。もともとは荒物屋さんだったそうで、金星鎌の看板がかかっています。

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ここで見どころがかまど。
タイル張りなんです。

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このマジョリカタイルがきれいです。
かまどに使われているのは初めて見ました。

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またショーウィンドーの上部に面白いガラスがはめ込まれていました。
ドットで表現されていて、江戸小紋のような柄です。

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明治35年創業の和菓子屋さん、田中日進堂さん。
看板がレトロです。

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大宇陀福祉会館の建物が気になって近づくと、説明があって、旧松山町役場の建物でした。
明治36年の建物です。

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続いて森岡医院。大正時代末頃の建物です。
昭和10年頃から30年代までは森藤旅館という料理旅館で、昭和40年代に診療所となったそうです。
「昭和初期の増築では、町内で多くの建物を手がけた大工により、たいへん手の込んだ仕事がなされている」という説明があり、中が気になります。

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せっかく宇陀松山に来たので森野旧薬園を見学しました。
この街一番の観光ポイントといっていいでしょう。
森野吉野葛本舗の裏にある江戸時代以来の民間薬草園(日本最古)で、薬草の街・宇陀松山の格を示しています。森野家はもともと葛が本業だったのですが、吉宗将軍の時代(当時、中国から輸入されていた薬草の国産化が進む)、幕府の仕事で近畿北陸の各地に薬草採取に出かけ、その功で下附された薬草を植えたのが始まりだそうです。

中に入ってすぐにあるのは吉野葛をつくるためのプール。
レールが敷かれていて、上に機械が乗るようになっています。
どんな風に動くのか興味津々。

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昔の計器類も渋いです。

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意外と奥が深く、裏山に登っていくことになります。
宇陀松山の街並みが見下ろせます。

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ここが薬草園(の一部)。山の緩やかな斜面に、区画を区切って薬草が植えられています。
いくつか建物も点在していて、昔、薬を届けた駕籠を再現したものなども展示されていました。

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さて、街並み散歩に戻ります。
門灯が仕込まれた門。もう1ヶ所、同じ門がありました。

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街並みの中央あたりに松山町の道路元標が埋まっていました。

後編に続きます。

<関連ホームページ>
 宇陀松山地区観光案内ホームページ
 はならぁと2013・宇陀松山


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2014年2月 4日 (火)

宇陀松山の千軒舎(奈良県宇陀市)

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旧伊那佐郵便局の後は宇陀市の松山地区に移動しました。
こちらはかつて宇陀千軒と呼ばれた伊勢本街道の宿場町・城下町で、今も約200軒の伝統的建築物が残っており、重伝建地区にも指定されています。

そのまちづくりセンターとなっている千軒舎(旧内藤家住宅)、とくにディテールを紹介します。

建物は明治初期のものらしく、平成14年に旧宇陀町に寄贈されるまでは、薬屋・歯科として使われていました。

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半中庭の向こうに蔵があり、廊下伝いに歩いて行くことができます。

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水屋もガラス戸の桟なども面白く、あちこち気になります。

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二重線の繊細な桟。

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間仕切りのガラス戸には2種類の型板ガラスが使われています。

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欄間には各種の花の透かし彫り。

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一つ一つ違います。

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もちろん釘隠も。
これは何の花?実?なんでしょう。

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振り返る鶴の釘隠です。

こうして、自由に見られる形で活用されているのはありがたいことです。


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2014年2月 2日 (日)

大宇陀の旧伊那佐郵便局ほか(奈良県宇陀市)

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奈良町家の芸術祭・はならぁとの会場の中でも大宇陀会場はアクセスしにくく、前々回は見送ったのですが、今回は車で連れて行っていただくことができ、見学してきました。昨年の10月のことです。

その中でもぽつんと外れているのが、旧伊那佐村の会場です。
ここは車でないとちょっと大変。
昭和6年に建てられたモダンな旧伊那佐郵便局です。
今は伊那佐郵人として、まちづくり団体が日替わりシェフのコミュニティレストランや雑貨店、イベントスペースとして運営しています。

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郵便マーク入りの瓦が郵便局の証。

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いくつか展示はあったのですが、面白かったのがこれ。
帖佐陽師さんと揚野実和さんの「「トウメイ」のみつけかた」という作品です。
1階には地元の人が「トウメイ」をテーマに撮った写真がたくさん吊されています。
その中から届けたい写真を選びます。
それを持って2階に上がると、こんな風にまた写真が吊されています。今度はさっきの写真と自分の持ち帰りたい写真を交換します。
という観客参加型の作品です。

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私の持ち帰ったのはこちら。
止まれの足形です。
透明人間みたいというのは、確かに。

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さて、このあたり小さな集落なのですが、昔は伊那佐村の中心地だったようで、村の中心にある伊那佐村道路元標が残っています。

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また、農協倉庫もあります。
結構古そうな建物。

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2つの建物を屋根で繋いでいて、ここで積み降ろしの作業ができるようになっています。
郵便局も良いですが、こちらも良い感じ。
これも活用されないかなと期待します。

宇陀松山編に続きます。


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