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2013年11月10日 (日)

夏の香川・島めぐり(5)観音寺の煉瓦工場跡

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観音寺市の財田川河口・北岸には、かつて讃岐煉瓦の工場がありました。(この写真でいうと右側)
明治30年に創業した、主要な煉瓦会社の一つです。
有名なところでは、原爆ドーム(広島県物産陳列館、大正4年)に使われていたそうですし、大阪でも時々見かけます。観音寺に行くなら訪ねたいと思っていました。

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※クリックすると拡大します

観音寺市の資料館に展示されていた航空写真。
敷地の東の方に工場らしきもの、北に社宅らしきものが見えます。
既に工場を縮小している時期なのでしょう。
工場の西側は自動車学校に変わっています。

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讃岐煉瓦の跡地は今は住宅地などになっています。
その一部に、煉瓦工場だった名残を留めるように煉瓦塀のモニュメントが作られています。

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讃岐煉瓦自身が旧工場敷地でマンションを手がけていて、今では不動産開発の会社のようになっています。
グループ会社には観音寺自動車学校、温泉施設の琴引廻廊もあります。航空写真でかつて自動車学校のコースだったところにこの温泉施設が建っています。

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まだ空き地のままのスペースもあります。
少なくとも2004年までは工場が残っていたらしいのですが。

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工場事務所(新しいもの)はまだ残っていて、煉瓦が積まれていました。

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敷地の周囲には煉瓦塀があり、もちろん讃岐煉瓦製です。
井形の菱に「サ」の字が入るのが、讃岐煉瓦の刻印。

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赤煉瓦の塀と社宅らしき建物。

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かつて社宅が建ち並んでいたような区画も空き地になっています。
奥が讃岐煉瓦の経営するマンション、手前が残っている社宅だと思います。

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ちょっと凝った積み方の煉瓦塀も。

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讃岐煉瓦の標石もありました。

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社宅らしき建物を東側から。ぐるっと煉瓦塀が囲んでいます。

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敷地の北側には役職者の社宅らしきものがあります。

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ここの塀の煉瓦には、組み合わせて丸窓になる煉瓦など、面白い役物の煉瓦が使われています。

このように今でも讃岐煉瓦の工場の名残は見ることができますが、かなり消えつつあります。
調べていて知ったのですが、観音寺は映画『青春デンデケデケデケ』のロケ地に使われたそうで、今はない社宅も映画の中に登場しているそうです。機会あれば見てみたいと思っています。


より大きな地図で 瀬戸内国際芸術祭2013 を表示

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