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2013年4月25日 (木)

雲雀丘の高碕記念館とS邸(宝塚市)

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宝塚オープンガーデンフェスタを機会に雲雀丘を訪ねた訳ですが、旧安田邸に続いて、同じく公開されていた、近くの高碕記念館とS邸も訪ねました。S邸には2日連続です。

高碕記念館はヴォーリズ設計で、大正12年に医学博士の諏訪氏のために建てられた住宅です。この日もヴォーリズファンが訪ねてきていました。

昭和4年からは高碕達之助氏の住宅となりました。高碕氏は東洋製罐の設立者で、初代電源開発総裁でもあります。現在は東洋製罐の関連団体の東洋食品研究所が所有していて、毎週水〜金に庭が公開されるので、所員の方が詰めておられるそうです。

最初の写真は昭和13年に増築された玄関です。

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きれいすぎるほどの補修がされています。
煙突の形がヴォーリズっぽい。

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玄関脇のベンチがかわいいデザインでした。

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敷地は高低差がかなりあって、正門からは階段を登っていきます。
枯山水の砂紋のような石が面白い。

のちに玄関が付け替えられたのも、上り下りがたいへんだったからでしょう。

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登り切ると前庭の広いテラスに出ます。
ここからは西摂平野から大阪平野が一望でき、素晴らしい眺めです。

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なぜかライオン像があって、京都方面ににらみを利かせています。

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屋内には入れないのですが、戸が開け放たれているので、古い暖炉などを見ることができました。

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続いて、登録文化財のS家住宅です。設計者は宝塚ホテルや六甲山ホテル、西宮市役所などを手がけた古塚正治氏だそうです。洋館と和館が並び立っています。

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こちらのお宅も眺望が良くて、庭木越しに西摂の平野が広がっています。

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ご主人によると、大きな沓脱石の上から眺めるのがお勧めだとか。
ここは和館部分です。

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洋館部分をこの角度から眺められるのはこの時ならでは。
お庭のご自慢はバラだそうなのですが、この時期にはまだ咲いていません。バラの季節にも独自にチャリティ・オープンガーデン&ミニコンサートを開催されているそうです。
ちなみに昨年は5/19(土)に開催されていました。

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三段重ねの噴水。
しゃちほこが水を吐きます。

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庭は急な斜面地形を活かしていて、美しい山の中を散策しているようです。

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屋敷の中でも結構な高低差があります。
菜園から眺める竹林。庭でたけのこが採れるという。

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庭に滝もあります。
紅葉があるので、秋もきれいなのでしょうね。

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庭には灯籠がたくさんありました。

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洋館部分の勝手口。
素敵な扉です。

この2軒のお庭を拝見するだけでも、ゆっくりお話などして、結構のんびり過ごすことになりました。
オープンガーデンといっても、あまりたくさんは回れませんね。

別のお宅で居合わせた女性グループがお庭のいろんなところをほめているのを聞いて、あれだけほめられるとまた来年までがんばって庭の手入れをしようと張り合いができるなと感じました。結果として町が美しくなって、住民にも快適で、オーナーさんは元気になる。好循環が生まれるいい仕組みだと思います。

<関連記事>
 「雲雀丘花屋敷でオープンガーデン開催中」 2013年4月
 「雲雀丘の旧安田邸オープンデー」 2013年4月
 「雲雀丘の洋館群」 2013年4月
 「オープンガーデンがいっぱい(熊野市)」2007年5月

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