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2012年8月 1日 (水)

高岡の看板建築など

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1時間ちょっとの駆け足で回った高岡から、看板建築などを紹介します。
まず三番町にある大村三書堂印房というハンコ屋さん(昭和9年)。銅板で覆われていて、まさに看板建築。
高岡は銅器で有名ですので、銅を扱う職人さんはたくさんいたことと思います。

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細部を見ると、窓の上の花模様、窓のアーチ枠まで銅でつくられていて、とても手が込んでいます。

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隣は至ってシンプルな和田屋さんですが、これも近代建築。

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山町筋の裏の通りに入ります。
福祉施設の「ひかり一番町」は、洋館付きの町家です。
洋館部が側面に付くのは珍しいのでは?
組み木細工のような見た目、浮遊感のある中2階で、中がどうなっているのか気になります。

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隣にあるのは宮崎商店(昭和10年)です。
本体は切妻の日本家屋で、看板建築であることが分かります。

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軒飾りは植物ですが、窓上の飾りなどには、金属的なデザインが使われています。

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隣も宮崎商店なので、同じお店なのでしょう。

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吹きつけたような、赤さび色のべったりとしたタイルが面白い。

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これも薄型の看板建築。
「手作りの店」と書かれていて、工芸品を売っているようです。

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脇道で型押し鉄板を張った建物を見かけました。
型押し鉄板がいつ頃の流行なのか、のちのサイディングにつながるのか、この頃気になっています。

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再び三番町で、室崎商店(昭和10年)。
これも和風建築の前面だけを洋風にしています。

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木下歯科医院は、中庭付きの町家を縦に引き延ばして、前面を洋風にしたよう。
ユニーク。大正12年の建築だそうです。

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窓上の意匠は、ツリガネソウでしょうか。

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駅に戻る途中、道の向こうに古そうな建物が見えました。
明治38年に建てられた高岡ホテルという料亭のようです。

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大手町まで来て、交差点にベージュ色の近代建築が向かい合っていました。
片方は明治33年築の福尾商店。
「うるし」の文字の木製看板が掛かっています。

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向かいには内田寝具店。
同様のデザインで、「綿卸商」の木の文字があります。
綿卸から布団屋さんに移行したのでしょうか。

交差点を挟んで統一的にデザインされたように見えます。

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最後にこれも看板建築の町家。
目立たないですが、窓の上部に連続の飾りが入っています。

最後は息を切らすぐらいの駆け足でしたが、意外と収穫は多く、高岡は改めて歩きに来たいと思います。
伏木編に続きます。


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