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2012年8月 9日 (木)

北の玄関・伏木港(2)北前船資料館

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富山の伏木は古代からの港町ですが、大阪と北海道を結んで交易を行った北前船の時代にもたいへん賑わいました。その名残が現在、北前船資料館として公開されている旧秋元家住宅です。

秋元家は江戸時代の文化年間(1804〜1818)以前からこの地で海運業を営んでいました。当初は船頭や水主(かこ)などの宿泊施設(小宿)だったのが、時代が下るにつれて、長生丸、幸徳丸といった船をもつ廻船問屋となったそうです。(パンフレットより)

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敷地はこのようになっています。
主屋は明治20年の大火で焼失して、元通りに立て直されたといわれるもの。土蔵は江戸時代後期のものとされていて、望楼が乗っています。

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伏木の町は段丘の上下に広がっていて、この旧秋元家住宅は段丘から張り出すように建てられています。

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入場料210円を払って、中に入ります。

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岩瀬で見た森家と比べてモダンさを感じさせる室内です。
水色の壁がユニーク。南方風のふすまもあります。

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手すり付きの廊下。
夏には開け放していたのでしょう。

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繊細な模様の桟が入った障子。
かなり細いです。

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これも南方風?
網代の扉です。

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七宝飾りの引手に、南方の繊維を使ったふすま。

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千鳥の引き戸引手。

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これも繊細なふすまの引手。

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石も各地から集められたものだったりするのでしょう。
(確認していませんが)

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明治を思わせる色ガラス。背後の土蔵へと続く廊下です。

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庭から見た主屋。

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土蔵を見上げたところ。
右が調度蔵、左が衣装蔵、左に少し離れて米蔵があります。
現在は、北前船関連や引札などの資料が展示されています。

展示を見た後、望楼に登ります。

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梯子のように急で狭い階段を登ります。

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階段室の半円の天井。

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望楼は、茶室のような2畳ほどの狭い空間です。

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開け放した窓からは、家並みの屋根越しに海が見えます。
風の通る心地よい空間で、資料館にいらっしゃったら、というより伏木にいらっしゃったら、必ず上がってみてください。

廻船問屋の当主の気分が味わえます。

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伏木にはもう一つ、登録文化財の棚田家が公開されています。
こちらは要事前予約です。ぜひ合わせてお訪ねください。
私は行ってから気付いたので入れませんでした。

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 ○2012富山旅行の記事の目次
 北の玄関・伏木港
 (1)伏木駅
 (2)北前船資料館
 (3)伏木気象資料館
 (4)港の風景
 (5)メインストリート
 (6)看板建築など
 (7)工場建築
 (8)気になるもの
 (9)六渡寺へ(完)


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