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2012年7月21日 (土)

岸和田の女学校校舎

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先日、岸和田市内を歩いていて、角がアールの建物が目に止まりました。南海本線・岸和田駅のすぐ東(裏側)です。
「岸和田市福祉総合センター」となっているので、入れそう。ちょっとお邪魔しました。
近くで見るといかにもなモダニズム建築です。
丸窓があり、ポールが立っていて、どこか船を思わせます。

後で調べてみると、昭和12年に建設された岸和田高等女学校(当時)の校舎です。
前身は泉南高等女学校、後身は府立和泉高校です。校舎は1971年に移転して、跡地は市立福祉総合センターとなり、校舎の一部が転用されて、福祉総合センター分館となっています。
ちなみにコシノミチコさんはこの校舎を使われたはず。

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少しだけ中を覗かせていただきました。
廊下にはアーチの梁が架かっています。

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2階へ上がる木の階段。
上がってみたかったのですが、それはやめておきました。
踊り場の壁にもアールが使われています。

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校舎外観。ちょっとふくらませたデザインがいいです。
解体された大阪市水道局扇町庁舎を思い出させます。

3階のサッシがオリジナルらしく、劣化したガラスの落下防止のためか、テープを貼られています。

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校舎の全景です。

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校舎の裏側は地味です。

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※クリックすると拡大します

1971年に移転した高校跡地を更地にせずに使っているのか、どうも変わった雰囲気のする空間になっています。

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福祉総合センターの本館も斬新な建物です。
壁面が斜め。

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温室があるのは、高校時代の遺物でしょうか。

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ゆったりした公園に建物が点在しています。

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池があったり、なんとも変わった空間。

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敷地の東境界には赤煉瓦の塀が残っています。
煉瓦の風合いから、女学校時代のものではないかと思います。

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煉瓦塀の崩れた部分も新しい赤煉瓦で補修してあり、大事にされているのを感じます。

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門のところにはなぜか耐火煉瓦の壁があります。
BTKの刻印があって、どこもメーカーでしょう。

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敷地の西側にもカーブした煉瓦塀が残っています。

福祉総合センターは、岸和田駅のすぐ東という一等地にあるので敷地活用を検討されつつ、財政が厳しいので手を付けられないのが現状らしいです。

 →岸和田市「福祉総合センター等の敷地活用について」
                          (2010.12.14)

 ※敷地の活用方法は何案か出されてますが、この校舎の説明とか、校舎を残して活用する案とか一切ないですね。

 この敷地全体として不思議な雰囲気があるので、ぜひ今のうちに体験してみてください。

<関連記事>
 「駆け足で岸和田の近代建築」
 「岸和田の木造市営住宅」

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