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2011年11月16日 (水)

「はならぁと」の大和郡山を歩く

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少し間が開きましたが、「はならぁと」のならまちを歩くの続きです。
城下町の大和郡山でも、奈良・町家の芸術祭「はならぁと」が開催されていましたので、ならまちを見た後、そちらに移動しました。

まず向かったのは、杉山小児科医院です。
見ての通り、柱を壁面に露出させたハーフティンバーの洋館です。
大正10年頃の建物ですが、非常にきれいに整備されています。

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今も診察室の雰囲気などは残されています。
ここでは3人の作家さんの展示がありました。

高い吹き抜けの階段室壁面を使われていたのが、いしかわかずはるさんです。
紐で描かれた母子像が柔らかい光に照らされています。

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吹き抜けの高窓。

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同じく、いしかわかずはるさんの作品が、窓にもつけられています。
遊ぶ子供たち。ほんとに診察室にあってもいいなあと思う作品です。

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続いて浅井邸酒蔵の郡山水中美術館へ。
郡山と言えば「金魚」です。金魚の柄をモチーフにした藤本絢子さんの大きな絵などが展示されていました。

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それはそれで良かったのですが、私が気になったのは、酒蔵の隣に建っている建物。
蔵を洋風に改造したような不思議な建物です。

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大和郡山にも鍾馗さんがおられます。
この鍾馗さん、孫悟空みたい。

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次は旧川本邸という元遊郭の建物に向かいます。
ちょっとした石橋を渡ると別に世界に入るようです。
向こうの3階建てが旧川本邸です。

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細かな桟が美しい建物です。
大正11年〜13年にかけて建てられた建物。
今回、初めて入ることができました。
耐震性の兼ね合いで危険があるということで、入るときに誓約書に署名します。

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今まで、繊細ながら飾り気は少ない外側しか見たことがなかったのですが、中に入るとぜいたくな空間が目をひきます。例えば中庭。

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中庭から部屋と廊下をはさんでまた裏庭が食い込んでいます。
通庭〜中庭〜裏庭と並び、とてもぜいたくに空間を使っています。

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トイレの窓が松竹梅。
トイレ自体も松竹梅なのかまでは確認できませんでした。

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天井に付いていた飾り。ここに電球がはまっていたはずです。

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階段を上って2階へ。
階段は3ヶ所にあります。

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2階は板で締め切られているので暗いですが、ほんとなら中庭からの光が差し込むはずです。
表に面して3畳の小さな客間が並んでいました。

2階から3階へは大階段があり、3階にも3畳の客間が並んでいるようです。(上がれません)

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通庭にあった照明器具。

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帳場の障子にハートマーク。
建物全体に重い雰囲気なのですが、ちょっと和みます。

この旧川本邸については、旧川本邸保存活用プロジェクトという活動が行われていて、これまで地元の大学生などが清掃活動を行い、ようやく今年から活用(公開)されるようになったようです。
今回、はならぁとで見学できたのも彼らのおかげなのでしょう。

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大和郡山の街を歩いていると、他にもこんなのこぎり屋根の工場もありました。

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木造の古そうな建物も。
建設会社の事務所として使われていました。

大和郡山のはならぁとは、全てを回ることができませんでしたが、私が回ったところだけでも建物が魅力的で、見応えがありました。
これらは他のイベントでも公開されるようなので、また出かけてみたいと思います。

<関連記事>
 「奈良の町家ではならぁと開催中」
 「「はならぁと」のならまちを歩く」

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コメント

びんみんさん、こんにちは。今回の写真たちは全ていつにも増して、なんだか映画の一場面を見ているようでした。何しろ一番驚いたのは最初のお宅。佐々木榮松画伯の家を彷彿とさせたのです。先生のお宅がいつ出来たのかは不明ですが、正にハーフティンバー(調べました)なのです。最初に先生のお宅とは知らずに通り過ぎる時、その一角だけドイツだと思い何回も振り返りました。
「まちの日々180」は新潟の親戚が注文してくれてこちらに向かおうとしているところだと思います。楽しみにしています!とうとうこちらの日中の温度が一桁続きで、最低温度がマイナスになりました。でも風が有るのと無いのでは体感温度がぐっと違い、お日様万歳です。

投稿: まあちゃん | 2011年11月18日 (金) 11:44

まあちゃんさま、こんばんは。
コメントありがとうございます。
いつもと違いますか?
佐々木榮松画伯のお宅はハーフティンバーなのですね。
画家さんらしい気もします。
「まちの日々180」お買い上げありがとうございます。
こちらも結構寒くなっていますが、もうマイナスですか! 

投稿: びんみん | 2011年11月19日 (土) 01:53

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