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2010年11月27日 (土)

新潟なつ歩き(20)分水に寄り道

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いよいよ佐渡島を離れます。
赤泊(あかどまり)からは対岸の寺泊(てらどまり)まで佐渡汽船の高速船が出ています。
料金は2760円。

奥に停まっているのが高速船「あいびす」。
「あいびす」というのは、トキの英訳なんだそうです。
船体カラー(白地に赤)もトキのイメージだとか。

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座席シートなんて、佐渡島パターンです。

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ぎりぎりまで赤泊をうろついていましたので、すぐに出港。
離れていく赤泊の町を見送ります。

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対岸には弥彦山。
昔は明確な目標物があることが、渡海に安心感を与えてくれたことでしょう。

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1時間5分で寺泊港に到着。
こちらも山を背後にした赤泊と同じような町です。
もちろん寺泊の方がかなり賑やかではあるのですが。

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寺泊港のフェリーターミナルからは、
JR寺泊駅経由、長岡駅行きのバスが出ています(14分・240円)。
寺泊駅は丘の向こうにあって4kmほど離れているので乗らざるを得ないのですが、できたら寺泊の町も見たかった・・・

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小さな寺泊駅到着。
私は「何もない」という言葉が嫌いで、何か見つけてやろうと思うのが常なのですが、さすがにここはつらい。ここで49分の電車待ちなんです。

ふと地図を見ると隣に分水という街があって大きそう。
それも次の停車駅です。目の前にはタクシー。
思い切ってタクシーに乗りました。

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途中、川を渡ります。
「分水」というのは、信濃川の大河津分水(おおこうづぶんすい)のこと。
信濃川の洪水を解消するための分水路で、江戸時代から計画があり、明治3年に着工するも中断、明治42年に再開して大正11年に完成したという大工事です。

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到着した分水の街は昭和の匂いが漂う街でした。
昔は分水町でしたが、平成の大合併で平成18年、燕市に合併しています。

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地蔵堂の門前町であるようです。
道の突き当たりにあるのが地蔵堂です。

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この門前の通りにスクラッチ風タイル張りの町田金物店というものがありました。
右から左に読んでください。

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入り口にはステンドグラス風磨りガラス。
塔屋に丸窓もあるので、昭和初期の建物ではないでしょうか。

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能登仁旅館もどっしり風格ある建物です。


より大きな地図で 佐渡 を表示

あるいは工事に大量に投入された労働者と物資の需要が、この町に賑わいをもたらしたのでしょうか。

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分水駅で列車に乗り、吉田駅で乗り換えます。
下校時間の駅は高校生でいっぱいでした。

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大河津分水のおかげで実現した広い農地に夕陽が沈みます。

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新潟駅の手前でもう一つの分水を越えます。
関屋分水です。昭和39年に工事が始まり、昭和47年に完成しています。

日がすっかり沈んだ頃、新潟駅に到着しました。

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新潟最後の夜は、毎回お世話になっているUさんたちとお会いすることができました。
見てみたかった北書店にも伺いました。すてきな品揃えのお店です。

そして案山子(かかし)というお店に連れて行っていただきました。

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栃尾(長岡市)の大きな油揚げ。
いつもは脇役の油揚げがここでは主役です。

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これも巨大な岩ガキ。
爽やかな香りがしました。

あとはまた急行きたぐにで大阪に帰るだけです。

今回は佐渡島をメインにした旅行で、結果的に産業遺産をめぐる旅になりました。
また新潟の町+どこかで、季節も変えながら訪れてみたいと思います。

「新潟なつ歩き」はこれで終了です。
4ヶ月に及ぶ記事を読んでいただいた皆さま、ありがとうございました。


より大きな地図で 佐渡 を表示

 >「新潟なつ歩き」シリーズの目次はこちら

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コメント

おお、最後の大牡蠣!!
これだけで腹いっぱいになりそう!!
新潟界隈は、未踏な地
いつかは行ってみたいですね~

投稿: 浮@路爺 | 2010年11月27日 (土) 13:04

路爺さま、こんばんは。

でかいですよね。私もびっくりしました。
一口で食べられないカキって。
新潟は路地の宝庫ですよ〜。
今年は全国路地サミットが新潟であったようです。

投稿: びんみん | 2010年11月27日 (土) 23:51

びんみんさんのブログ、よく見させてもらっていますが、
分水町の町田金物店が出てくるとは思いませんでした。
この店の、今の主人、私の友達で、ここに泊ったこともあります。
懐かしいやら、ビックリしています。

投稿: でん爺 | 2010年11月30日 (火) 18:46

でん爺さま

初めまして。よく見ていただいているとのこと、ありがとうございます。
新潟の方かと思ったら、兵庫県にお住まいで、分水にお友達がおられるのですね。それは不思議な偶然。
通りでこの建物が一番気になりました。
中も古いものが残っているのでしょうか。

投稿: びんみん | 2010年12月 1日 (水) 01:12

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