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2010年2月10日 (水)

阪和聖ヶ岡住宅地(和泉市)

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昭和4年(1929年)、阪和電気鉄道が天王寺〜和泉府中間で営業を開始(翌年和歌山まで開通)。信太山駅ができました。伯太村の野砲兵第四聯隊や泉北の物資、綿布の輸送と並んで、郊外住宅地開発も鉄道敷設の目的の1つだったそうです。(今回の記事は「広報いずみ平成21年7月号」の「阪和線開通80年」の記事を参考にしました)

信太山の弥生文化博物館を見た後、一駅戻って北信太駅で降りました。出口が1ヶ所の小さな駅です。
昭和7年に設置された葛葉稲荷停留場が、現在の北信太駅です。

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もともと信太の森の狐、安倍晴明伝説で知られる葛葉稲荷参拝のために設けられた駅です。かつて駅の西側に臨時改札口があり、鳥居は今もここから始まっています。

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一方、駅の東側には、駅開業の昭和7年に阪和電鉄自身により、当初千枝の荘、のち阪和聖ヶ岡住宅地が開発されました。開発面積は3万3千坪です。街区の方向が違いますので、地図で容易に判別できます。

もっとも、駅前ですので、このように商店街があって、郊外住宅地という趣きではありません。パチンコ屋さんもあります。

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駅前通には聖ヶ岡会館がありました。
窓枠が木製なので、それなりに古いのでしょうが、近代建築っぽくはない建物です。
聖ヶ岡の名前はこの会館と聖ヶ岡幼稚園に残されています。

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駅前通のレトロ感のある美容室。
玄関を斜めに傾けるスタイルは、昔の美容室や写真館でよく見かけますね。ブルーに塗られた扉もいい感じです。

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そのへんに転がっている煉瓦でも岸和田煉瓦の×印の刻印が入っていて、歴史を感じさせます。

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生垣のみごとなお屋敷。洋館付き住宅のスタイルです。

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こちらのお宅は玄関が洋風。

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表通りは今の街ですが、中に入るとこのように郊外住宅地らしい落ち着きある雰囲気が残っています。道もやや狭め。

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ちょっぴりスパニッシュの入っている住宅。
小屋裏の換気口の飾りが見どころです。

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昔風の和風住宅。石垣や門扉にも昔の雰囲気を留めています。

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こういう平屋の住宅も古いのでしょうね。換気口が「目」の字の形なので。
ただ、ここの住宅地は全般的に派手さはなく、戦後住宅に通じるものを感じます。実際、戦後の建物でないとはいい切れませんが。屋根が薄く感じるのも特徴かも。

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こちらは屋根瓦のカラフルな住宅。
こういうのって最初からそうだったんでしょうか。

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反対側から見ると、板壁が使われています。

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こちらも板壁の平屋住宅。
他にもあったのですが、建物が植え込みに隠れて、写真に撮れません。

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地区の一部には信太貝吹山古墳があります。
なぜか郊外住宅地は古墳と同居していることが多い気がします。

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古墳の近くにこんな、いい佇まいの門がありました。

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埋め込み型の門灯もいいんですよ。

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ちょっといいなと思った勝手口の門扉。
泡のようなデザインが軽やかです。

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最後に、これは最近のものかもしれませんが、小屋裏の換気口カバーが、ちょうちょのデザインでした。こういうの好きです。

阪和聖ヶ岡住宅地は、派手な住宅はないのですが、サラリーマンの暮らしぶりをいくらか感じることができる気がします。あと付け加えるなら、真珠加工の会社が2軒ほどあったことに地域性を感じました。

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さて、好奇心のアンテナを限度いっぱいに広げとると、身近な場所や物でも、さりげなく「???」と思う謎があったりします。そして、それそれを掘り下げてみると、意外なものが見つかったり、わかったりすることがあります。 個人のことを例に取ったら、毎日通勤でさりげなく使っとるJRの阪和線。 ここにも色々と謎があったりしますんやわ。 以前、砂川奇勝とアレの奇妙な関係ってブログの中でチョロっと書い...... [続きを読む]

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