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2009年8月20日 (木)

初めての北海道(19)札幌市時計台

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札幌観光では定番の札幌市時計台も見に行きました。
ガッカリ名所に挙げられることもありますが、そんなこともないと思うのですけどね。古い建物好きには。

この建物は、明治11年、札幌農学校(のちの北海道大学)の演武場(軍事教練室、今風に言うと体育館)として建てられました。講義や卒業式にも使われたそうです。1階は研究室など。最初は時計台ではなくて、鐘楼が乗っていましたが、明治14年に時計が取り付けられて時計台になりました。

明治36年に札幌農学校が今の北大キャンパスの位置に移転すると、演武場は札幌市に譲られ、明治39年に現在地まで曳屋されたそうです。

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ここでも開拓のシンボル、赤い北極星が2つ。
鬼瓦の位置に植物の模様も見えます。

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中に入る前に周囲をぐるぐる回ってみました。
白い下見板、赤い屋根は新緑とよく似合います。

090607tokeidai4床下の換気口。木製でかわいらしい。


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玄関の車寄部分。
こういう軒下の穴あきぎざぎざは、古い駅で見かける気がします。
ちなみに背後では中国人観光客が盛んに記念撮影をしていました。
人のとぎれたところを狙って撮影。

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軒下にもさりげなく北極星があります。

入館料は200円。1階は展示室になっていて、時計台や札幌農学校についての展示が詰まっていました。一通りのことは分かります。

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奥の階段から2階へ。

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2階はうってかわって広い空間。
「明治32年札幌農学校卒業生として初めて博士号を授与された佐藤昌介、南鷹次郎、宮部金吾の学位授与祝賀会の時の講堂の情景を再現」しているというのは後で知りました。
それで大きなリースが飾ってあったのですね。
体育館というより、教会を思わせる空間です。
ベンチに腰掛けて、明治の札幌に思いを馳せるのが正解かもしれません。

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コメント

札幌といえば時計台というイメージがあります。(私は行ったことありませんが)


周りに大きなビルがあってあまり目立たないようですね。

投稿: 英ちゃん | 2009年9月11日 (金) 14:37

英ちゃんさま

コメントありがとうございます。
今まで散々、がっかりとか、目立たないという話を聞いていたので、意外といいんじゃないのという感覚でした。

高層ビルも増えて、歴史的建造物が埋もれる図に見慣れてきたこともあるかもしれません。

投稿: びんみん | 2009年9月11日 (金) 19:03

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» 札幌市時計台 [ぱふぅ家のホームページ]
札幌市時計台]は1878年に建設された札幌農学校の演舞場で、現在も当時の姿のままで動いている国内最古の塔時計があり、1970年に国の重要文化財に指定された。ビルの谷間に隠れてしまっているが、時計台までの高さはビル5階に相当する。... [続きを読む]

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