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2008年9月12日 (金)

青島・煙台の旅(24)青島第一海水浴場

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さて、青島の小魚山公園で霧に巻かれた後、山を下りて再び別荘地の八大関をめざしました。
そこは滙泉湾(ドイツ時代はヴィクトリア湾)に面する第一海水浴場と呼ばれるビーチです。海に向かって、堂々たる旧海浜旅館が建っています。プリンツ・ハインリッヒホテルと同じ会社の経営だったそうです。1903年から1904年(一説には1907年)に建てられたといわれる、青島初のリゾートホテルです。

ドイツ時代、南側の海岸はヨーロッパ人の遊泳区で、中国各地在住のイギリス人、アメリカ人、ロシア人、フランス人がこのホテルに泊まり、海水浴や日光浴、オープンカフェでの休息を楽しみました。

それにしても随分ゆったりと海岸との距離をとったものです。こちら側には海を眺めるベランダが並んでいます。逆にホテルの裏側には競馬場があったそうです。

今もホテルだったら良いのですが、今は建設会社が入っています。

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同じ写真を拡大してみました。
面や手すりは幾何学模様で構成されています。線の目立つデザインです。

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第一海水浴場には多くの人が遊びに来ていました。
ビーチバレー、潮干狩り、海藻拾い、砂遊びなどなど。
それほど透明感のある海ではありません。
5月なのでまだ泳ぐには早い季節です。

なお、第一海水浴場のあるのは滙泉湾です。太平湾には第二海水浴場、浮山湾には第三海水浴場と湾ごとに海水浴場があります。

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海岸沿いにはボードウォークも整備されていて、そぞろ歩きもできます。

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海岸沿いに住宅が並んでいて、何棟かは修復工事中でした。
こうして青島の景観は維持されています。

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この海岸通りは南海路と呼ばれます。このあたりの建物は海に向かって建ち、ゆったりした雰囲気があります。

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海岸では新婚さんの結婚写真撮影が行われていました。
これは序の口だとすぐに知ることになります。
滙泉角の岬を越えると、もうそこは別荘地・八大関です。

○参考資料
 竇世強・李明『画説 青島老建築』、2004年、青島出版社
 魯海『老楼故事』、2003年、青島出版社

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