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2007年10月

2007年10月30日 (火)

獅子よたび

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北浜で改築中の今橋野村ビルに獅子が登場しました。
この獅子、見覚えがあります。

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北浜東野村ビルに2頭。

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北浜野村ビルにも2頭。
全く同じデザインです。

さらに元をたどると、海野弘さんの『モダン・シティふたたび』に紹介されているのですが、1921年に建築された先代の北浜野村ビルの壁面を飾っていたのがこのデザインの獅子です。
複製かもしれませんが、その獅子の生き残りだったら面白いなと思ってます。
死んだと思っていたらひょっこりと。百獣の王はしぶとい。

(追記)
やはり、北浜野村ビルの獅子の生き残りだったようです。
野村殖産株式会社のHPに紹介されていました。(右のバナー「都会に息づくレトロモダン」をクリック)

「大正10年に建築された旧北浜野村ビルには、悪を退治する霊力があるとされる獅子の石像をシンボルとして飾っていました。その後、老朽化に伴う建て替えで平成元年12月に新たに北浜野村ビルが竣工しましたが、旧ビルのシンボルだった獅子像をそのまま壁面に飾っています。また、他の新築物件にも旧北浜野村ビルの獅子像が再利用され、その歴史を今に伝えています。」

本町東野村ビルにももう1頭いました。

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<本町東野村ビルの獅子>

こういう再利用というのも一つの方法ですね。
新ダイビルの羊などもどこかに利用されないのでしょうか。
(2008.12.22記)

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2007年10月21日 (日)

宮の浦と大山祇神社

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しまなみサイクリングでは、大三島の宮の浦に泊まりました。
かつての大三島町の中心地、2005年に合併して今治市です。
「宮の浦」はその名の通り、「神社のある入り江」で、神社とは大山祇(おおやまづみ)神社でしょう。島なので、昔、といってもつい最近までは海が玄関口ですから、港は神社の表玄関ということになります。そんな港の第一埠頭は神社風です。ユニーク。

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港に建つ商工会館も日本建築風。

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港から大山祇神社までは、参道が続いています。
参道にはこのような建物が並びます。これは酒屋さん。
表の木部はベンガラ塗りで、ちょっとあでやか。
これも神社を意識してでしょうか。

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深い軒下に床が張り出しています。
通りゆく参詣客を眺めながら憩っていたのではないでしょうか。

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洋風の装いをしている棟もあります。
両開きの木製雨戸が町家には珍しいか。
建物本体は和風なんですけどね。

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古い官公署風の建物もあり。
今は使われていないようです。

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海の町らしく、波か帆の形をした棟飾りを乗せた家がありました。
ここは港町ではあっても漁村ではなく、海の宿場町または海運の町ではないかと思います。

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岩山に囲まれたふもと、川の先にある杜が、大山祇神社です。

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大山祇神社には、クスノキの巨木群があり、天然記念物に指定されています。

この神社は歴史が古く、伊予一宮の格の高い神社で、説明には日本総鎮守をうたっています。
祭神の大山積大神は海上安全の神様だそうです。
源義経奉納の鎧をはじめ、武将の奉納した武具で有名らしいですが、時間がないので、今回はパス。

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とくに説明はありませんが、この神社は背後の岩山とも関係がありそうです。
古い神社ほど、地形的に特異な場所にあるので。

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もちろん海とは関わりが深く、棟飾りには波が渦巻き、紋の「三」も波打っています。

海に関わる神社があることで、いっそう海に近い宮の浦でした。

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2007年10月20日 (土)

第1回高野街道まつり

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<三日市の高野街道>

京都・大阪から高野山への参詣道、東高野街道・西高野街道は河内長野で合流し、三日市を通って、紀見峠を越え、高野山へと続きます。
三日市は江戸時代、高野山への宿場町として、
河内長野は明治以降、観光地としてにぎわいました。

今度の日曜日、10月21日に河内長野で第1回高野街道まつりが開催されます。
南海高野線の河内長野駅周辺で第4回にぎわいの里復活まつり、三日市町駅周辺で第3回宿場市、その間をつなぐ高野街道ウォークという形で広域で開かれます。

天野酒の西條酒造の蔵開き、高野街道の特産品販売もよいですが、まちあるき好きとしては、旧八木邸と旧三日市交番の公開(いずれも最寄りは三日市町)が気になります。
高野街道ウォークは各ポイントで観光ボランティアによる解説があります。

開催時間は、10時から16時。
まずは南海高野線の河内長野駅までお越しください。
(三日市町駅でもOK)

ちょっとお手伝いしているので、私も会場のどこかにいます。

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<旧三日市交番>

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<天野酒・西條酒造>

第3回高野街道まつりは2009年10月25日(日)に開催

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2007年10月14日 (日)

しまなみサイクリング

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先週、今治から尾道へ、しまなみ海道を渡るサイクリング・ツアーに参加してきました。
団体行動なので落ち着いて写真を撮れなかったのですが、その中から少し紹介をします。

今治へは神戸からダイヤモンドフェリーを利用しました。
船はスターダイヤモンド、9463t。
金曜の夜遅くに出て、土曜日の早朝に着きますので、芸予諸島を旅行するには便利です。
難点は仕事から直行するので荷物が増えること。
今回は輪行(自転車を持ち運ぶこと)だったので、さらにたいへんで、仕事中は大阪駅の手荷物預かりに預けました。

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最初に渡るのは来島海峡大橋(1999年)です。
今回のサイクリングでは、しまなみで7つあるうちの6つの橋を渡りました。
(2つ、3つつながっている橋があるので、細かくいうと9つ)
一番大きいのがこの来島海峡大橋です。

すばらしいお天気でしょう?
白い橋が、空・海の青、島の緑に映えています。

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大島大橋(1988年)の上から。
それぞれに違う形の橋です。

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多々羅大橋(1999年)。
愛媛県と広島県の間にかかる橋。

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今回初めて知ったのは、自転車向けにつくられている部分が多いということ。
もちろん車が最優先なのですが、その次が自転車のようです。
橋は海面からかなり高いので、地上から橋の上まで数十メートル上らないといけません。そのため、自転車用にゆるいスロープの側道がつくられています。歩いても渡れますが、歩行者なら階段の方がよいでしょう。自転車向けの設計です。整備費用を考えると、手放しで喜べませんが、ありがたいことだと思います。ちなみに利用料金は全ての橋を渡っても500円。非常に安いです。

景色がよく走りやすいこと、レンタサイクルが各地にあること、連休であること、季節がよいこと、天気が良いこと、いろいろな条件が重なったためでしょう、かなりの数の自転車とすれ違いました。
せっかく整備された自転車道なので、こうして利用されていることはうれしいことです。

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2007年10月 2日 (火)

うんぱくの運河バス

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お知らせしました尼崎運河博覧会(うんぱく)に出かけてきました。
尼崎港探検クルーズに乗ってみたいと思ったのですが、無料で競争率が高いとみて(出遅れたのも大きいけど)、運河バス乗船に絞りました。蓬川公園出発なので阪神出屋敷で下車。
上の写真が運河バスです。運河バスといいつつ、漁船。
いったいどこから乗るんだろうと船の行方を見ていると左上の青いのぼりが目にとまりました。あれが乗船場所です。

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これが乗船場所。ちゃんと時刻表も張ってあります。
500円を払って乗船。

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乗船するとライフジャケットを配られます。
水面が近くてちょっとした緊張感があります。
最初に低い橋を3つくぐります。これは阪神の鉄橋。

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この低さ。かがまないと頭をぶつけます。

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こんなところに船を保管してたりするんですね。

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阪神高速の次の橋をくぐるとぱあっと視界が開けます。
右は工場、左は物流倉庫。まさに工業地帯。

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最後に中洲橋をくぐります。

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運河を利用した施設として、運んできた砂を下ろす施設がありました。

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終着の港橋の桟橋が見えてきました。
15分ほどの短い船旅ですが、水面に近く、風に吹かれながらなので楽しめます。

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桟橋に到着。入れ替わりに出航する「さちかぜ」を見送ります。
この船にはぷにょさんが乗っておられました。

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さて、うんぱくの会場ですが、工場地帯のただなかにこんな立派なボードウォークが整備されています。
これを知ってもらいたいがために企画されたうんぱくのようです。
会場はかなり分散しています。

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立ち並ぶ煙突を模したような不思議な構造物は出会い橋。
運河の三叉路にかかる三叉の橋です。
この工場しか見えない遊歩道もそうですが、尼崎の工業都市としての誇りを感じます。

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会場の一方の端は北堀水門。
このあたりでボート遊びなどができます。
残念ながら時間が合わずにアクアスキッパーのデモンストレーションなどは見られませんでした。

人出は多かったとは言えませんが、こういう場所があると知ってもらう意味では、いい試みかなと思います。

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