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2006年11月

2006年11月20日 (月)

格子へのこだわり

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仕事で訪ねた伊勢市の四郷地区。
格子・・・といっても下見板張りを縦の桟で押さえているのが格子に見えるのですが、そんな民家が目がちかちかするほど並んでいました。伝統的な街並みを守るというよりも、新しい家でも、金属系サイディングで同様の壁にしていますので、「この壁でないと落ち着かない」という感覚を感じます。

この写真の民家はよく見ると看板が出ていて、「NEWYORK」と書いてあります。バランスよく配された照明が目を引きます。ちょっと支持はしづらいのですが、自然体なところは良いなと思います。

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2006年11月16日 (木)

地中の煉瓦建築

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百舌の古墳群の中にあるとまるで方墳のよう。
しかし、ここに埋められているのは古代の王ではなく、煉瓦建築です。
ここは旧天王貯水池。明治43年につくられた堺市の上水道貯水池です。
大阪府内では、大阪市(明治28年)につぐもので、昭和37年まで使われていたそうです。
今は登録文化財。

年に1度の一般公開目当てに出かけてきました。
けやき通りまちづくりの会が毎年秋に開いている「けやき文化の集い」の一環です。

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貯水池の入り口は凝った赤レンガの建物。
小さいのですが、堂々としています。

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大阪歴史博物館の『煉瓦のまち、タイルのまち』展を見たところなので、赤煉瓦を観察。
角を見るとオランダ積みでしょうか。
太陽の光を含んで、さわると心地よい暖かみがありました。

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さらに両脇の煉瓦はすべて刻印入りでした。日本煉瓦株式会社(堺市)と推定される四弁花状の刻印です。地元ですもんね。ただ、色合いが違うので、本体はまた別の煉瓦かもしれません。

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さて、中に入ります。中は細い通路が一本。ここが堤防の上のようになっていて、両側に5つに区切られた貯水槽が並んでいます。人ひとりしか通れませんので、ゆっくりはできません。前進あるのみ。

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平面図・断面図はこんなふうになっているそうです。

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今回は企画として、それぞれの区画をアートの展示空間にしていました。水玉の映像を投影していたり、大きな葉が浮かべてあったり、花を飾っていたり。アーチの煉瓦の空間が厳かな雰囲気を出しています。
一人きりにしてほしい・・・

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まっすぐ抜けると反対側の入り口に出ます。こちらはシンプルな形。
物足りないので、もう一周してしまいました。

小さな施設ですが、シンプルな外観に対して、神秘的な雰囲気もある内部でした。

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これがけやき通りです。「けやき通りまちづくりの会」には、こういう機会を作っていただいて、ありがたいことです。

前の和洋折衷住宅を見たときの目的はこの旧天王貯水池でした。
三国ヶ丘高校の同窓会館(旧三丘会館)も公開していたはずなんですが、時間がなく断念。
こちらはまたの機会ということで。

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2006年11月15日 (水)

脳を鍛える塀

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アートのような。(天下茶屋にて)

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2006年11月14日 (火)

天下茶屋の鍾馗さん

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四日市の鍾馗さんを紹介したついでに、天下茶屋の鍾馗さんも紹介します。
こちらは山伏のような怖そうな鍾馗さん。

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森川ふとん店を守っておられます。
建物と看板に味わいがあります。

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こちらは萩之茶屋に近いのですが、大きな鍾馗さん。
四日市の鍾馗さんも大きな鍾馗さんでした。
どこか情に厚そうな鍾馗さんです。
屋根の上の飾りにもいろいろありますが、各像が個性的で見ていて面白いのが鍾馗さんです。
京都が多いですが、意外と大阪でもあります。

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材木屋さんを守っておられました。

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2006年11月13日 (月)

四日市の鍾馗さん

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四日市の海山道(みやまど)で見かけた鍾馗さん。
けっこう大型のタイプです。
甲冑に細かな模様が刻んであって精巧。

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2006年11月12日 (日)

堺東の和洋折衷住宅

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先週、堺東の旧天王貯水池一般公開(改めて報告します)を見に行った道すがら、近くの和洋折衷住宅を見て歩きました。
まずこの洋風近代長屋。4軒並びです。西住之江の近代長屋として紹介されているものによく似ています。
昭和初期でしょうか。

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とくのこの妻部分の意匠が特徴的だと思います。
アールデコ風のデザインが入ってる?
屋根は和風の瓦屋根です。

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しかも貸家になってます。どなたか住みませんか? 堺東駅徒歩1分ですごく便利なところです。(ちょっと勧誘) (追記)このときは貸家でしたが既に入居されています。
門柱は、スクラッチタイルを散らしてあるようで、いい感じです。

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こちらは同じ並びの洋風住宅。水色ペンキが童話風。
でもやっぱり屋根は日本風の瓦です。玄関の屋根だけは洋風。

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最後に和風住宅に洋風の増設部分。これは表通りの住宅です。
蔵のようにも見えるんですけど、何に使われているんでしょうね。

堺東の東側は、ちょっと小高くなっていて、昔は堺の街や海が見下ろせたそうですので、天下茶屋、帝塚山などと同じように郊外住宅が建てられたのかもしれません。

<関連記事>
 「堺東の洋風住宅など」(2008年4月)
 「足下の近代化遺産」(2007年6月)
 「浅香山の長屋など」(2009年10月)
 「堺市二条通〜三条通の長屋」(2009年11月)
 「借りるなら隣の方」(2010年4月)
 「洋風・和風の長屋がいっぱい」(2010年4月)
 「堺東の60年代住宅」(2010年4月)

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2006年11月11日 (土)

ぐるっとまちじゅう博物館2006

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「ぐるっとまちじゅう博物館」というのは、毎年秋に開催されている河内長野市の文化財公開イベントです。
地元なのですが、「一般公開されていない」ことを初めて知るところもたくさんあります。今回は天見地区特集として、郷土資料館の企画展「元禄の高僧 浄厳と蓮体」に連動してゆかりの文化財公開を説得されたとか。市教育委員会の方の意気込みを感じました。

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公開文化財の中でも私が気に入ったのは、この「松明屋」。
旅館のような名前ですけど、弘法大師堂です。
この前を高野街道が通っています。

なぜこの名前なのかというと、弘法大師が高野山を開くためにこのあたりまで来たときに夜が明け、消えた松明の枝を刺すと大木に育ったという伝説があるからだそうです。最近台風で倒れるまでお堂の側に大木が立っていたと説明を受けました。

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また、病除けのちまきが名物だったそうで(普通の粽とはちがいます)、こうして軒に吊してあります。

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でもなにより気に入ったのは縁側。小さなお堂なのに三方に縁側をめぐらせてあります。高野山詣での盛んだった頃は、休憩する人がこの縁側にいっぱいだったんでしょうね。

この「ぐるっとまちじゅう博物館2006」は、11月12日(日)までです。

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