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2006年9月 7日 (木)

柔らかな石畳

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長崎の街を歩いていて気がついたのは、石畳が明るいことです。柔らかい石らしく、よく欠けています。その欠け方がまた、ぽこっと柔らかい。
近頃はやりの南欧風の石ともちょっと違います。

気になっていろいろ検索してみたら、どうも天草上島の下浦石という砂岩らしいと分かりました。
関西で見慣れた御影石の威厳ある感じとはずいぶん違います。

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石畳だけでなく、蔵や建物の壁材にも使われています。
この建物は南山手乙27番館(南山手レストハウス)。幕末の元治元年(1864)〜慶応元年(1865)頃の建築だそうです。

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有名な旧グラバー住宅(文久3年(1863))にも使われています。サンルームの壁と軒下の石畳に。

柔らかな印象を与える明るい石は、長崎のイメージによく合っていると思います。
伝統的に使われてきた石でまとめられた街はいいものです。
(なお、路面電車の敷石は強度の関係か花崗岩のようでした)

長崎のお話はひとまず終了。次回は大阪に戻ります。

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コメント

石の種類までよくわかりましたね!私は石も好きなんです。
関東方面では大谷石が塀や蔵や壁など広く使われていますが、
地場産の素材が多用された街並というのはやはり風土に
しっくりきてとても好ましいものですよね。

投稿: ぷにょ | 2006年9月 8日 (金) 02:16

よっぽど特徴のある石でないと特定は難しいですね。下浦石は熊本など九州各地で使われたそうです。長崎の場合はオランダ坂にも使われているとか。
兵庫県家島の石材の話を聞いたこともあって、このごろ石材産地が気になっています。
安い輸入石材がふんだんに使われて、地域の色が消えていくのは、非常に残念です。

投稿: びんみん | 2006年9月 8日 (金) 21:14

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