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2006年7月 7日 (金)

神域になった公園

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福島区玉川にある野田恵美須神社は、地域の中心的な神社のようで、だんじり、太鼓、鯛鉾庫が並ぶのは壮観です。また境内に野田藤の藤棚があります。このあたり、野田城の中でもあったようです。
そんな神社の裏にはかつて西野田小公園がありました。(大正6年。大阪市で8番目の公園か)

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神社の裏手に回ると気になる一角が。
玉垣と木立に囲まれて大きな石碑が建っています。

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石碑に近づいてみると「神域拡張記念碑」と大阪府知事の名前で彫ってあります。いやな予感が。(この石碑、斜めから撮ってしまったので大きく見えませんが、巨大な一枚岩です)

裏側の説明文を読むと、果たして西野田小公園を取り込んで神社の神域が拡大したことを記念するものでした。地域は明治維新以来、急速に発展し、学校や道路は拡張が進んだのに神社が昔の神域のままでは畏れ多いと、皇紀2600年を記念して350余坪を(大阪市から)譲り受けたと書かれてあります。石碑は昭和18年のもの。今の感覚では、公園(しかも大正天皇の即位記念の)をつぶして神社を広げたことをそんなに誇るとは・・・と何ともいえない気分なのですが。時代の雰囲気の記録となっています。

(追記)
「福島区史」によれば、公園だった当時、植栽は椎・樫など約20種、720本、遊戯施設は鉄棒、滑り台、ブランコなどだったそうです。(2008.11.3記)

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