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2006年5月 6日 (土)

10年ぶりのハノイ(13)古都ホアルー

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さて、ようやくハノイ最終日です。
この日は、バッチャンの回の最後にも書きましたが、たまたまお茶屋さんで出会った東京のSさんのお誘いで、ひょんなことから古都ホアルーとタムコックのツアーに参加することになりました。参加者2名に対して、運転手と日本語ガイドがつくというぜいたくなツアーです。

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古都ホアルーはニンビン省にあり、ハノイから真南に80kmばかり行ったところにあります。南に向かう道は、ホーチミンに向かう幹線国道ですので、道は整備されていて、両側にも街が長く続きます。ハノイから北に川を越えたとたん農村になるのとは対照的です。
しかし、予期せぬことが起こりました。ご覧の通りの大渋滞。こうなってしまうと避ける道はありません。さらに恐ろしいことに、路側帯を走ろうとする車が出る、対向車線が止まっている見るや、対向車線を走ろうとする車が出る、対向車線側の路側帯を走ろうとする車が出る・・・でもうたいへん。こうなると片側交互通行を始めても、うまくは流れません。みな、少しでも先に進もうと思って、かえって深みにはまっているような・・・
ガイドさんの話によると、ハノイ・ホーチミン間のバスは業者が乱立していて、みな少しでも目的地に早く到着しようとスピード競争になっているそうです。
かなり時間はかかりましたが、渋滞の原因になっている事故現場を通過しました。果たして、ガイドさんの話に符合するように、渋滞の原因は長距離バスの事故でした。運転席が大破し、近くにはむしろが・・・。後でニュースの内容を教えてもらったところでは、4人亡くなるような大きな事故だったそうです。
貴重な経験というにはゆううつな経験でした。

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さて、あとは順調にホアルーに到着です。ホアルーには986年から1010年に都がタンロン(ハノイ)に移るまで、丁(ディン)朝と前黎(レー)朝の都が置かれていたそうです。ホアルーの周囲には柵のように山々がめぐり、川が堀のように流れて、池や湿地帯が広がっています。まさに天然の要害の地。

入り口にあたる橋を越えると人が集まっています。ほとんどが売り子です。
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古都奈良どころか明日香村以上に何も見あたらないところで、今は広い平地が広がっています。そこに、のちに建てられた2つの廟、丁朝の初代皇帝と前黎(レー)朝の初代皇帝を祀った廟があります。17世紀の再建だとか。
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まず、丁朝皇帝を祀る廟へ。レンガ敷きの道が廟に向かって伸びています。

060506hoalu3廟内は所々、屋根の瓦が抜いてあって、光条が差し込むようになっています。暗くて分からないと思いますが、人物像が並んでいます。
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離れたところに、また前黎朝皇帝を祀る廟があります。こちらは若干簡素なつくりです。
廟の中では、ここを管理するおじいさんがよい香りのする花を配っていました。

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参道の脇には蓮池があり、ふと見ると女の子が水遊びをしていました。
こういう光景はいいんですけどね。他の男の子は物売りをしています。

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廟を正面にすると左手にはこのような光景が広がっています。
運転手さんが裏道を知っているとのことで、タムコックまで山水画の世界を行くようなきれいな田園を走っていきました。こういうのはツアーのありがたみかもしれません。

そうそう、ホアルーではちょっと面白いことがありました。
ホアルーの都の跡に、蘭と観葉植物と奇石の店があったんですが、ガイドさんが率先してお買い物してたんです。ハノイで買うと何倍も高いのよ〜と満足げです。ツアー客よりもたくさん買い物をするガイドさんって初めてみました。いいガイドさんに当たったなあという気がします。

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