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2006年1月22日 (日)

坂の上のティールーム

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ここ数年、気になっていたティールーム(ケーキ屋さんと言うべきかな)に出かけてみました。
「おいしい紅茶が飲める店」のリストを見ていて、「あれ、市内にこんな店が」と思ったのがきっかけ。でも足が向かなかったのは、その場所が長い坂の上だからです。

お店では、ちょうどお勧めされていた、「キルシュトルテ」と紅茶の「ハイランド・ニルギリ」をいただきました。
キルシュ・トルテはドイツ・シュバルツバルト地方のお菓子で、ココア入りのスポンジ生地に酸っぱいチェリーと生クリームをサンドしている・・・お店の説明によれば(笑)。さっぱりとしたケーキです。私はケーキについてはある程度以上は全て「おいしい」としか感知できないのですが(もちろん説明もできない)、絶妙なバランスで作られているように感じました。シャープにピントが合っている感じ・・・ってよく分からないですね。

ハイランド・ニルギリはというと、花のような香り。すみません、ケーキに気を取られて、よく香りを確かめませんでした。ニルギリ(青い山という意味だとか)というとインド南部・ニルギリ高原の紅茶で、くせがないというイメージです。しかし、思いのほか香りのよいお茶でした。

紅茶は、基本的なものを揃えておられます。どこかの紅茶メーカーで統一しているわけではなく、アッサム、ウバなど種類ごとに一番おいしいと思われるメーカーのものを選んでいるそうです。インドから輸入している物もあるのだとか。コーヒーも凝っていて、端々にこだわりを感じます。
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このお店の名前は「パティスリー・ノワ」河内長野市で末っ子の大規模住宅地の、それも一番奥、かなり高いところにあります。ここから先は山です。

060122noixkanbanノワの看板。お店のパティシエは、長年、堺(浅香山らしい)でお菓子屋さんをやっておられ、10年前にこちらに移ってこられたそうです。こんなところで、10年も・・・と思うだけでも、感慨深い思いがします。美加の台というのは大きな住宅地ですが、開発が遅かったために空き地が目立っているんです。

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お店の中はこんな風に、木を使った暖かみのある内装です。ちょっとお話しただけですが、パティシエご夫婦のお人柄そのものじゃないのかなと思いました。反対側の窓からは山の緑が見えます。
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何ごとにもこだわられる方のようですが、生ケーキにパウンドケーキ、クッキーに手作りチョコレートと、種類はとても豊富です。「これで大丈夫なのかな」と心配になるほど。「うちの娘がこちらのゆずゼリーが大好物で、誕生日だからいっぱい食べさせてあげたいんです」とうれしそうに話す若いお父さん、家族でお茶しに来ている国際結婚らしい常連さんなど、お客さんにも暖かな雰囲気があります。
そうそう、言い忘れましたが、さきほどのケーキは315円です。

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季節柄、チョコレートが取りそろえてあります。
「チョコレートは気が散るとできないから、夜に作るんです」というパティシエのご主人。お勧めは写真の左上にあるさくらんぼのチョコレートらしいです。数週間お酒に漬け込んで、しわしわに縮み、糖分のコートができたさくらんぼをチョコレートでくるむんだそうです。
さくらんぼが漬かる頃になったら、また訪ねようと思います。

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コメント

すてきな喫茶店ですね。
ドラマのロケ地なんかに使えそうじゃないですか?本が置いてある喫茶店って一人でも長居しちゃいそうです。

投稿: 桂花 | 2006年1月29日 (日) 11:56

桂花さん、こんにちは。
たしかに本はたくさんあります。古い情報では、双眼鏡が置いてあると書かれていました。今回は発見できませんでしたが、そういうのいいですよね。
普通の造成された住宅地なので、ドラマに出られるかというと・・・暖かみあるお店で長居はできると思います。
不便なので、気軽にお勧めできませんが(バスはあります)、もしも行ってみたいということならご案内しますよ。近くに延命寺というお寺があり、カエデで有名です。

投稿: びんみん | 2006年1月29日 (日) 16:51

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