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2005年11月 5日 (土)

溶けるレコード

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この写真何か分かります?
レコードプレーヤーにかけられた氷のレコード。
これ、ちゃんと曲が流れるんです。
若手アーティストの八木良太さんの作品です。

先日、神戸の長田に出かける用事があり、帰りに、街の誕生百周年を迎えるという新開地に立ち寄ってきました。今では普通の商店街のような新開地ですが、天井川を付け替えてできた土地に、戦前は映画館などが建ち並ぶ、たいそうな繁華街だったそうです。その一角に神戸アートビレッジセンター(KAVC)というアートセンター(96年オープン)があり、積極的にアーティストを育てたり、街の歴史を掘り起こし、街の活性化を仕掛けています。

そのKAVCで若手のアーティストを集めた展覧会「眺めるに触れる」が開かれていて、冒頭の作品はその一つです。
現代アートは分かりにくかったりするのですが、こういうイベントだと作家さんご本人が会場にいらっしゃることが多く、直接、いろいろ教えていただけるので、「そうだったのか」と思うことが多いです。見に来たというだけで喜んでくださる方も多くて、それが通りがかりに覗いただけでも、なんとなくうれしい。
この八木さんの場合では、別に雨音を録音したレコードを延々とかけていました。聞いてみると雨音とレコードのノイズが似ているので、最初は雨音の方が大きいんだけど、だんだんノイズの方が大きくなる、でもどこまでが雨音でどこからがノイズなのか分からない、というのを狙っているそうです。(それで? といわれると困りますが)

かと思うと、透明なボックスにたくさん携帯電話が詰め込まれていて、それが日本全国に落書きされたメールアドレスや電話番号からつながるようになっているという大がかりなものもありました。

一通り見て回った後は、ロビーを使って特別営業しているカフェで一休み。
店をやっている人も、KAVCのインターンさん(これからアートに関わっていこうというボランティアさんということなんでしょうか。)らしく、遊び心を持っておられます。
近くの洋菓子屋さんのお菓子を用意していて、お勧めは?ときくと、くまのお菓子だとか。
で、出されたのがこちら。

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・・・軽く罪悪感を覚えます。

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日常旅行(兵庫)」カテゴリの記事

コメント

へぇ新開地…懐かしいなぁ……

神戸電鉄の北鈴蘭台から和田岬まで通っていた頃
電車とバスの乗り換えが新開地(もしくは湊川)でした。

乗り換えになるので、ついつい新開地のパチンコ店へ…(汗
ずいぶんとお宝を埋めたような記憶が……

裏の方は艶街で、そういうところにお勤めの方のために
教会があったりして、不思議なレトロな空間でしたねぇ。

--
新開地から高速神戸へと続く地下街には、なんと卓球場があるんですよ。
>>http://www.shinkaichi.or.jp/spot/spot01.html
あまり(卓球を)やっているのを見たことはないけれど
「卓球」ってのには不思議な感覚を覚えました。

投稿: 虹のパパ黒山羊 | 2005年11月13日 (日) 18:59

黒山羊さん、書き込みありがとうございます。

新開地にゆかりがあるのですね。
パチンコ店は歓楽街・新開地の名残を引き継いでるのではと思います。

その卓球場は見たことあります。
地下鉄通路と金網で隔てられてるだけなので、不思議な光景ですよね。
私が見たときはほとんどの台が使われてました。
休日は賑わっているのでは?  私の見たのは数年前ですが。

新開地については、『湊川新開地ガイドブック』という本が出ていて、興味のある人にはお勧めです。
http://kavc.or.jp/art/sas/book.html

投稿: びんみん | 2005年11月14日 (月) 00:49

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