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2005年10月

2005年10月30日 (日)

1年ぶりの上海(7) お茶屋さんでのんびり

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今回の上海も最終日。
中国茶が好きなので、これも忘れるわけにはいきません。

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とはいえ、最終日まではペットボトルのお茶を飲んで我慢する日が続き・・・
(これは緑茶(です一応)「都匀毛尖」。濃かった。)

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久光百貨店で、ルピシアによく似たパッケージを見つけては、ルピシアファンへのおみやげにし・・・
(杭州の嘉盛茶業という会社の製品。品揃えとか見せ方もルピシアそっくり)

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ようやく最後に静安寺の錦園茗茶というお茶屋さんで買い物らしい買い物ができました。
本当は天山茶城というお茶の専門店街に行きたかったのですが、時間の関係で断念。かといってチェーン店では面白くないので、静安寺で目に付いた店を見つけて入ったという事情です。

こちらのお店、まだオープン1ヶ月だとのことでした。
街でよく見かけるお茶とたばこを両方売る店です。こちらのお店は台湾人がオーナーだそう。右側の棟続きには同じ経営者のレストランがあります。

お茶の質がいいか、リーズナブルかというのも大事ですが、店員さんがいい人かどうかも重要ではないですか?地方都市などいいお店がないこともありますが、店員さんとあーだこーだお茶や街や出身地の話を聞きながら買い物するのも好きです。
このお店、店番はおばさんと若い女性だけ(このガラスの右に貼っているのは売り子の求人です。)で、とても感じのよい2人でした。
安徽省出身で地元の黄茶が好きだそうです。でもお店は福建烏龍茶がメインで、浙江省(龍井茶など)・安徽省(黄山毛峰など)の緑茶などの品揃えで、一部、台湾産の烏龍茶。黄茶はありません。黄茶があれば、買っていたのだけれど。
茶藝館で烏龍茶を淹れてもらいながら聞くと、「実はジャスミン茶が好き(北方の場合)」、「緑茶が好き」など、実際に淹れているお茶と違うことが良くあること。
彼女の場合はさらに、安全で健康なお茶にこだわりがあるようで、たばこを売るのも本意ではない様子でした。

いわく「日本人の女性は中国茶好きですね。」 よくツアーの観光客が来るそうです。
よくよく聞くと、私はというとフィリピン人かと思ったとのこと。たしかに色黒やけど。よくあることです。
ちなみに香港のフィリピン人メイドは有名ですが、上海でも多いそうです。

浙江省の名も知らぬ緑茶を試飲させてもらいましたが、香りが好みに合わず、結局、龍井茶を3両(150g)買って帰りました。

時間も3時を回っていい頃合いに。
知人の勧めで帰りは空港バスを使いました。
ここ静安寺からは20分に1本、空港行きの直通バスが出ていて便利です。19元なので約280円。
バスターミナルを出たバスは、高架道路に乗り、盧浦大橋を渡って空港へ。
ちょうど夕陽が、もやった上海を照らしていました。日が変わらぬうちに大阪に戻れるはず。
ここ3回、上海が続いたので、次は地方にでかけてみたいなと思います。

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上海編終わり。お読みいただいた皆さん、ありがとうございました。
次から日常に戻ります。

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2005年10月29日 (土)

1年ぶりの上海(6) 甲魚入り火鍋

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甲魚ってどんな魚? という答えは後ほど。
ここまで読まれた方、中国なのに料理が出てこない!と思った方もいらっしゃるかもしれません。
1日目、2日目としっかり中国料理を食べているのですが、なにぶん仕事関係の食事ですので、あまりはしゃいで写真を撮っているわけにもいかず、ようやく3日目の食事で写真を撮ることができました。

この日の夕食は日本人の多い虹橋地区の火鍋専門店です。飾り気は少ないけど落ち着いて清潔な感じのお店でした。
火鍋はスープが2種類、見たままに赤い方が辛く、白い方がさっぱり味です。さらに付けだれがピーナツ、ゴマなど10種類ぐらいから選べます。鍋の左にあるのが、鍋の手前にある茶色いのが沙茶醤、右の赤いのが腐乳だれ、その奥のうす茶色のが海鮮だれです。こちらの赤は別に辛くはありません。
それぞれにコクのある味でした。

ついでに説明しますと、左下はセンマイ、その向こうは・・・何だったっけ。左奥は湯葉、その右が白ネギとワカメ、ホウレンソウです。右下のくるくる巻いてるのが、羊肉。こちらの火鍋用の肉は牛肉にしても、薄切りのしゃぶしゃぶ肉がくるくるっと巻いて凍った状態で出てきます。ボリュームを多く見せるためでしょうか。扱いやすい工夫です。右奥、これは食用ガエル(田鶏)だったと思います。ゆでると身がころっと取れて、白身魚と鶏の間みたいな食感です。あっさりしてます。

そしてメインがこれ、甲魚。

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そう、スッポンです。本日のメイン食材。(生々しいので小さい画像にします)
おいしさに関する語彙が少なくて申し訳ないのですが、何とも表現できません。
実はスッポンを食べるのは初めてでした。おいしいような気が・・・する。
日本で出回っているのよりサイズは小さいらしいのですが、値段はかなり安いです。数百円。
この晩の食事は3人で1人あたま90元(約1300円)ぐらいだったと思います。


この季節の上海は、上海蟹(大閘蟹)のシーズン。
至る所に「大閘蟹」の文字と、縄で縛られた上海蟹を見かけます。専門店で販売コーナーを持っている店もありましたし、空港内の売店でも売っています。
2日目の晩に人民広場近くの大富豪という海鮮料理屋で、蟹味噌をとじたものをいただきました。ほかにも海老やら、広東料理に出てくるあっさりした石斑魚の蒸し料理やら。この日も90元ぐらい。
いずれの日も、よく知った上海人の方にメニューを選んでもらったので、おいしいものをいただけました。
自分でよく分からずに頼んでどきどきするのも楽しいですけどね。

日曜日の昼には、現地在住の日本人の方にお誘いいただいて、台湾風の鍋定食をいただきました。
お店は静安寺にある「一茶一坐」という名前のお店。台湾系のお茶を売りにしている店だそうです。
日本の和食ファミリーレストランのおしゃれな店という感じでした。2フロアで昼時はお客さんがいっぱい。
私は鶏肉スープの定食を。生姜とゴマのさっぱり味です。ごはんと小鉢が2つぐらいついて38元(約570円)。ちなみにお誘いいただいた方はこってりしたスッポンとモツ?の煮込み鍋のセットでお値段同じ。
食事代も以前より高くはなりましたが、清潔感のあるお店が増えています。

朝はどんぶり一杯の雲呑(6元)やら雑醤米粉(8元)という湖南省のミンチ入りビーフンやら、中華系ファーストフードの小籠包(8元)など食べてました。

結局、コンビニのおにぎりやパンですませた昼が一番貧弱だったような気も。

今回はかなりおまかせメニューでしたが、毎回新しい料理を楽しめるのが中国です。

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1年ぶりの上海(5) 豫園ではぐれる

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今回は上海散歩・昼間編です。
スタートは上海第一百貨店あたりから。1936年開業のこの百貨店は、繁華街の南京路にあって、昔は上海で一番の百貨店でした。
中国語の教科書で、「上海第一百貨店で買い物をする」というシチュエーションはおなじみだったんです。今はどうなのかな。
順位は落ちましたが、今も立派に営業しています。

ここから後ろを振り返ると(南を向くとこんな感じ)
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<2005年>

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<1994年>

ちょうど94年に同じような場所で撮った写真があるので、並べます。
同じ横アングルで揃えようと思ったんですが、広角でも上が切れるのでやむなく縦です。
左手にある教会を基準にしてもらうと分かりよいと思います。
ミニチュアになったみたいで、嘘みたいでしょう?
2005年の右手は分かりにくいですが、広場になっています。右手奥には上海博物館があります。

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<こんな風景はいたるところに>

この日は土曜日。午後自由行動になる知人と豫園で落ち合う予定でした。
豫園というのは、上海の旧城(中国の古い都市は城壁に囲まれていました)の中にある中国庭園で、極言すると上海で唯一の歴史観光地といえる場所です。といってもささやかなものでした。
私自身10年ぶりぐらいではないかと思います。

バスでも行けますが、せっかくなので徒歩で、河南中路を南へ南へ。
南へ行くほど、古い小さな卸屋さんなどが残っていて、懐かしい気分になります。

豫園到着の直前には先方の携帯に電話して、豫園の前で待ち合わせることにしました。
そして着いた豫園周辺。唖然。
何? この大がかりなセットは。

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<右は金製品のお店>

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豫園のショッピングゾーン内は狭い通路で昔の賑わいが演出されています。

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ここが狭い意味での豫園の前。有名な九曲橋、そして向こうに見えるのがこれも有名な茶館の湖心亭です。
土曜日の午後なので、とにかく多い、人、人、人。
ところが、待てども知人は現れません。携帯にかけても不通。 実は少しこの事態をおそれてはいました。日本で借りたという、その090で始まる携帯はどうもつながりにくいんです。これだけ人が多い場所なのに!

ちょっと話がそれますが、私は去年来たときに携帯電話を買っています。
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こういうもの。
いわゆるGSM携帯で、電話番号の入ったSIMカードとプリペイドカードを別に買います。本体1280元でしたので、19000円ぐらい。決して安くありませんが、通話料が圧倒的に安く(日本にかけても1分20円と言っていたような)、それまでレンタルで毎回1万数千円かかっていたので、2回でもとが取れる計算になります。
「日本と韓国以外ならSIMカードを差し替えればどこでも使える」とのことでしたので、それなら良いかなと。
いちおう自分の携帯もAUでローミングできるタイプなのですが、それも高いので。ボーダフォンだと違うのでしょうか。

ともかくつながらないままに時間は流れ、ちょっと「持ち場」を離れて、橋の反対側に行ってみたり、出口に行ってみたりしたのですがだめ。
写真撮影をする人のためにどかないといけないので、じっとも待っていられません。
そんなこんなで、結局、2時間ぐらい粘って、あきらめて帰りました。

後で知人に聞いたところ、どこが入り口か分からず、ぐるぐる回っていたそうです。
ようやくたどり着いたのは、2時間を回って、入場締め切りの頃だったとか。ニアミスといえばニアミス。
携帯の通じないときの不便さを味わいました。

おまけの話。
待っている間に人の食べているものなど見ていたのですが、気になったのが、シャオロンパオの大きなようなもの。デンとカップに乗せて、ストローで吸っているんです。あれは肉汁を吸っているんでしょうか。

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2005年10月28日 (金)

1年ぶりの上海(4) 市内交通のいろいろ

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今回は上海の市内交通をご紹介します。
まずはリニア(磁浮)。市内交通とは言わないかな。
最高時速431kmで空港と地下鉄駅の龍陽路駅の30kmを結んでいます。30kmというとJRで大阪駅と三ノ宮駅間ぐらい。所要時間は7分20秒です。当然、最高時速を出している時間は一瞬なのですが、心なし昨年乗ったときより、最高時速の時間が長かったように感じました。
チケットは航空券を持っている人なら片道40元(約600円)です。ちなみに市中心部まで行くリムジンバスは19元ぐらい。
席はかなり空いています。

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そしてよく使うのが、地下鉄。通常の地下鉄が十字に2路線、環状線の西半分(LRT)ができていて、東半分が現在建設中です(年末試運転の予定とか)。
切符はICカードに切り替わっているようで、何かシステムの変更中らしく、自動券売機が全て使用中止でした。前は磁気カードだったような気がします。ややこしいのが、入るときはJRのイコカ、スイカ、ピタパみたいにタッチして入るのですが、出るときは下の投入口に差し込んで回収される仕組みになっていること。ところが出場用にもタッチする場所があるのでなおややこしい。相当たくさんの人がここで引っかかって、考え込む人あり、駅員さんに聞きに行く人あり、強行突破する人あり(金属の棒をカタカタカタと押し回して通る仕組みなので)という状態なので、地元の人も戸惑っているみたいです。
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<上海公共交通カード・表>

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<上海公共交通カード・裏>

上に書いたのは普通の切符の場合で、ほかに上海公共交通カードというものがあります。これはイコカに近いといえるでしょうか。でももっと便利です。130元(約1900円、うちデポジット30元)払ってICカードを買い、あとはチャージしながら使えるのは同じ。違うのは地下鉄以外にリニア、バス、フェリー、高速道路、さらにタクシー!が使えることです。はては、観光トンネル、旅行窓口、駐車場(2カ所のみ)、パーキングメーター、自動車修理、ガソリンスタンド、貨物輸送(?)、公共料金(専用カード)などまで! 上海以外に無錫、蘇州でも使えるそうです。また、なんと「腕時計タイプ」まで発売されているとか。
旅行者に必要なのかというと、普通必要ないかもしれませんが、タクシーで使えるので便利です。上海では偽札が結構出回っていて、タクシーで使われることが多いらしいので、その対策にもなるようです。(代わりにカードのすり替えがあるので、名前をしっかり書くようにと注意されました(^^;)
このカードがあるので、出口にもICカードのタッチする場所が付いています。

地下鉄の料金は4元(約60円)が平均のようで、昨年は3元だったので、だんだん上がってきています。
それでもラッシュ時はぎゅうぎゅうですので、そんなものなのでしょう。
日本の地下鉄と大きく違うのは、車内にいろんな人が回ってくることで、たとえば、上海市の地図売り。ソウル地下鉄みたいにバリエーションはなくて、なぜか売っているのは地図だけです。もしかしたら新聞売りもあるかもしれませんが。そして物乞い。薬を見せながら回るおじいさんや、おばあさんがいました。
それらは理解できるのですが、今回初めて見たのが、広告カード配りの若者です。

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こういう名刺タイプのものを配っています。これはホテルのドアの隙間に差し込まれていたものですので、若干違うかもしれませんが、タイプとしては同じものです。
上海では飛行機の格安チケット販売店間で競争が激しいらしく、昨年も路上でカードを配っているのをたくさん見かけました。日本でのサラ金のティッシュ配りみたいな感じです。
ところが、今年は地下鉄車内で回ってきて、座っている乗客一人一人にカードを投げて配っていくんです。
当然、乗客は眉をひそめます。大方の人は黙っていて、カードを払い落とす人もいますが、キレて怒鳴っているおじさんもいました。その気持ち分かります。
今までは物売りにしろ、チラシ配りにしろ、物乞いにしろ、勝手とはいえコミュニケーションしていたのに、一方的に投げつけるだけというやり方には寒々したものを感じました。しかもやっているのが若者なのですから。
ラッシュ時以外は地下鉄に乗るたびにやってきましたので、特定の若者がというわけでもなさそうです。
この若者たちはどんな経緯でどこから来て、どんな組織に属しているのか。
気になりますが、それ以上、関わる気にはなれませんでした。

ちょっと最後は不快な話になってしまいましたが、交通網は整備されていっていて、上海での移動はかなり便利になりました。乗換ガイドブックのようなものも発行されていますし、動きやすくなったと思います。

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2005年10月27日 (木)

1年ぶりの上海(3) 夜の散歩

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仕事が終わったら、再び旧市街へ、地下鉄で20分。
旧市街といっても夜遅くまで繁華な街です。
上の写真は静安寺地区にある知人のオフィスによせてもらったときに撮ったもの。
手前に灯がともっている屋根は、公設市場です。高層ビルの一方で、公設市場もしっかり残っています。
ただ、上海人に言わせると、自分たちはスーパーで買い物をするとのことで、不衛生に思えるこのような市場は、他省から来た人たち(上海市全体で500万人と言われる)が利用するそうです。
戦前からある上海独特の2階建て長屋住宅は、里弄住宅といわれます。再開発の対象になっていますが、このあたりの住宅は由緒あるものだそうで、残される方針だとか。古い住宅は取り壊され続けるだけではなくて、保存・活用する動きも生まれています。

2日目の晩は雨でした。
地下街の出口では、どこから来たのか、「雨傘(ユィサン)、雨傘(ユィサン)」と叫ぶおばさんがいて、傘を持ってない通行人に手にした折りたたみ傘を振ってます。値段は10元(150円)。

そんなおばさんはかっぱ姿。歩いていくと至るところに。このおばさんたちは雨の降らない日は何をしているのか。気になります。

ホテルの最寄り駅「人民広場」駅から東には南京東路の歩行者天国が伸びています。
結構長いので、遊園地にあるようなゴムタイヤのミニ列車が歩行者区間を往復しています。
昔から観光客の繰り出す目抜き通りで、昼も夜もにぎやか。中国の百貨店がいくつも並び、ハーゲンダッツ、スターバックス、珈琲館など、外国の店もたくさん集まっています。
この日は雨なので、路面に光るネオンでさらに明るく感じました。

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まだ営業時間内なので、閉店間際の上海書城・南東(南京東路)店に寄り道。
ここは昔、上海で一番大きな新華書店があったところ。そのころから何度も通っています。
表のディスプレイには、ハリーポッターの新刊が並んでいました。相変わらず日本より早い。
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拡大するとこんな感じ。
でもそれは買わずに「上海人家」という写真集を買いました。88元(約1300円)。上海に住むいろんな人たちを自分の住む部屋で撮影した写真集。どこかで見たような企画と思いますが、まあ上海人の生活に興味があるので。
1027shanghailiving ちなみに左は後日、上海書城の本店で購入した「中国中産階層調査」。45元(約670円)。日本では階層分化や下流社会が話題になっていますが、中国では中産階級の台頭が話題になっているようです。他にも類似書が出ていました。
それとともに、書店を見て回ると、ライトノベルらしき装丁の本があったり、インターネット小説のコーナーがあったり、はたまた成功者の伝記や指南本があったり、今の上海が感じられました。

閉店の音楽に追われるように再び夜の上海へ。

歩行者天国のその先には、有名な上海外灘(バンド、中国語ではワイタン)があります。
上海に来るといつも一度はここに来て、今を確認します。
雨の平日とあって、人は少なめですが、こんなときでもインスタント写真屋は営業中。
暗い黄浦江という川をはさんで、こちら岸の租界時代を象徴するアールデコの建築群と、向こう岸の未来的な現代建築はともにライトアップされて光り輝いています。

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うまくとれなかったので、雰囲気だけ。

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こちらは租界時代の建築。
バーが店じまいをしているところです。
香港資本が上海旧市街の里弄住宅を、2001年に“新天地”としてノスタルジックな街に再開発して、外国人観光客の集まるスポットとして成功させてから、上海人も古い建物の経済価値に気づいたのではないかと思うのですが、この外灘のビルのいくつかも、高級なレストランやブティック、おしゃれなバーなどが入るようになっているようです。

散歩はここで折り返し。
でも夜の散歩で目にしたものは楽しいものばかりではありません。
子供を連れたおばさん、ゴミ袋をかっぱとしてかぶったおばさんの物乞いの一団、そして花束を売る少女たちは何か同業者組織でもあるのではないかと思うぐらい、それぞれ同じような姿で、あちこちで見かけました。

ホテルに戻る頃には、夜の遅い上海の街もかなり明かりが消えていました。
今まで中国ではよく歩くイメージがあり、いったいいくら歩いているだろうと気になっていたので、実は今回は万歩計を持ってきています。外灘まであるいた2日目は26000歩でした。
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1年ぶりの上海(2) 上海新国際博覧中心

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さてお仕事。
今回は2つの展示会を見に行くのがメインの仕事でした。
2つといっても同じコンベンション施設内、ともに上海新国際博覧中心という会場で開かれています。
大阪で言うとインテックス大阪、東京で言うと東京ビックサイトです。
上海のディベロッパーとドイツの見本市会社が共同で建てたもので、第1期が完成したのは2001年、屋内展示スペースは8万平米ほど。ちなみにインテックス大阪は7万平米、東京ビックサイトは8万平米。現在の展示スペースだけでいうと同等ですが、まだ建設は続いていて、2010年には屋内展示スペースが20万平米になるというのですから、とんでもないものです。

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場所は開発が進む浦東区の真ん中、空港と市街の中間にあって、空港からここまでリニアモーターカーが来ています。(リニアモーターカーは市の中心部までは入っていません)
・・・とかなり説明的になってしまいましたが、要はとにかく広いということ。全て平面なので、余計に広く感じます。

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<上海新国際博覧中心・10月の稼働状況>

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<インテックス大阪・10月の稼働状況>

でも広いだけではないんです。
ちょっと酷かもしれませんが、インテックス大阪の稼働状況と比べてみました。(縦軸は面積に対応)
中国は10月の第1週は大型連休なので、イベントが入ってないのだと思います。
ブース設営に前2日、解体に後1日かかると考えると上海はかなり埋まってます。

実際、私が見に行った展示会も全7館あるうち、医薬関係で2館、テキスタイル関係で5館、それでも足りずに中庭に仮設で2館を建てていました。

一応、内部撮影禁止なので、内部を掲載するのはやめておきます。
まあ、見た目は日本でやっているのとそう変わりません。普通です。以前は最終日ともなると午前中からトントントン、ウィーン、ガガガとブースを片づける音が聞こえてきたのですが、かなりまじめに(?)なってきている気がしました。かえって、慣れてしまった日本企業がさっさと片づけてたり(笑) 前は最終日に展示品が売られていくのも見ました。

知り合いの出展者にあいさつをして、あとは展示をぐるぐると。さすがに全てを見るわけにはいきません。
昼ご飯は、パンを持ち込んだり、知り合いにいただいたり。中にレストランやコンビニ、カフェコーナーもあるんですが、かなり高いです。今回初めてコンビニおにぎりを食べました。でもどうもおにぎり向きではないご飯で、べちゃっとして粉っぽい感じがして、いまいちでした。具はツナマヨとか、鶏とか。ツナマヨなら「金槍魚蛋黄醤」とか書いてます(槍は略してます)ので、何のことやら。
他の人を見ていると、コンビニでカップラーメンを買って食べている人も結構います。
食にこだわる中国人にはけっこうつらいのではないでしょうか。

そんなわけで1日半ぐらいを見て回るのに費やしました。
以前はどこかの控え室みたいな殺風景なブースにひまそうに担当者が座っているところもあったのですが、外国企業や国内のやる気のある企業に触発されるのか、随分、ディスプレイのレベルが上がったように感じました。

帰りは地下鉄駅まで無料の送迎バスで。座席のいたんだ古いバスが回されていて、ぎゅうぎゅう押し込まれるのでかなりハードです。最寄りの地下鉄の駅(龍陽路駅)から市街中心部までは15〜20分ぐらい。駅の周りは会員制業務用スーパーの麦徳龍(メトロ、ドイツ系)、巨大ホームセンターのB&Q(キングフィッシャー、イギリス系)があって、その周りにマンションが囲むという郊外の風景が広がっています。

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今年は撮ってないので2003年秋の写真を参考に載せておきます。

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1年ぶりの上海(1) 揚子飯店

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出張と言うことで、(半ば強引に)上海に行ってきました。
ほぼ、1年ぶりの上海は、やはり街中の至る所が工事中。
でも高層ビルと近代建築という取り合わせは、以前より確実に“しっくり”きているようです。
慣れでしょうか、それだけでもない気がします。
私が接した人たちも、気のせいか、かっかした雰囲気から、幾分落ち着きを感じるようになりました。

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今回泊まったホテルは揚子飯店という3つ星のホテル。
上海で泊まるならクラシックなホテルと決めています。
和平飯店は人気で高値ですが、ここや金門大酒店(前々回泊)、新亜大酒店(前回泊)あたりはリーズナブルです。
このホテルは1934年から営業しているそうで、隣には1930年建設のレンガの教会、沐恩堂があります。
地下鉄が交差する人民広場に近く、交通も便利。
しかし、正直なところ、あまりおすすめしません。
フロントの手際が悪く感じましたし、食べてない食事代が付けられていたとか、計算が合わないとかクレームを付けている人を見ましたので。

チェックインした後、部屋に入ってびっくり。
雑然とした物置みたいな部屋でした。
まだ準備ができてなかったんです。

仕方ないので、近くの掃除のおばさんに片づけをお願いして、ホテル内を探検しました。
外の景色はこんな感じ。ビルのてっぺんは見えません。


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どうも上階が高級な部屋で、廊下も明るくきれい。私のいる4階は薄暗い廊下で、明らかに内装が違う。
いいんですけどね、どうせあまり部屋にはいないので。
9階建てで最上階は宴会場のよう。上階ほどセットバックしていて、テラスがあります。
鍵がかかっていなかったので、8階のテラスに出てみました。
高層ビルに囲まれてはいますが、気持ちのよいテラスです。

戻ってきたら、ルームメイキングが終わったところでした。
見違えました。落ち着いた部屋に一変していて、さっきの物置は何だったんだろうという感じ。

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ホテルの平面はロの字型で、内・外に部屋があります。
部屋は安い部屋なので、中庭に面する部屋。貴重な空もやはりてっぺんの見えない高層ビルに覆われていました。
実に上海らしい眺めといえば眺め。

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そして、一日目の夜は更けて・・・いきません。まだ3時半ですから。これからお仕事です。

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2005年10月22日 (土)

展望台

7月にできた展望台からの眺めです。

<南>
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<西>
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<北>
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<東>
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・・・要は駅前再開発ビルです。6階建ての屋上から撮影しました。

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・・・こんな屋上。しかし、土曜日の午前中にこれではさびしいですね。

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2005年10月18日 (火)

不参加の陶芸展

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昼休み、大阪市の中央区役所市民ギャラリーで開かれている陶芸展に行ってきました。
自分が参加している陶芸教室のミニ作品展です。
今回私は参加していません。最近、作品を作れていないから。

ここの教室のいいところは自由に作らせてくれること、実際、自由に作っていることです。
勝手に作ってと言われてるというだけではなくて、どうすれば実現できるか、いろいろとアドバイスやときには材料の入手もやっていただけます。
こうやって仲間の作品を見ているとうまくなってるなとちょっとあせります。
作りたいものは決まっているのでぼちぼちと。
教室に顔を出して、今日の感想も伝えないと。

陶芸展は、この金曜日まで開催中です。

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2005年10月16日 (日)

年に一度のにぎわい

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年に一度のにぎわいと言ってしまうと失礼かもしれないけど、
イベント名が「第2回 河内長野駅前にぎわいの里復活」で一日だけのイベントなので、略すとそんな感じ、です。
地元なので、出かけてきました。
ただし、次の予定があって、30分程度の超駆け足で。

ゾーンとしては3つに分かれていて、商店街、神社、そして上の写真にある酒蔵です。
知っている人は知っていますが、ここは天野酒を製造する西條合資会社の醸造所。
普段は最初の写真にある表の様子しか見られないのですが、入ってみて驚きました。とても広いんです。2つめの写真が中庭で、この4倍はあると思います。
光量不足で写真はあきらめましたが、蔵の中でも地酒バーやライブをやっていて、実にいい雰囲気でした。
時間がなかったのが残念。
このスペースだけでも他の日に開けてくれたらなと思います。

このイベント、全体的にとてもにぎわっていました。
来ている人は家族連れ中心、店を出している人は市民グループ中心(退職者中心?)。
この町にはまだ活力があるようです。

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2005年10月14日 (金)

止まった時間

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たまたま都島に泊まった朝、朝食でもと思って歩いていたらあったのが、この喫茶店「アジアコーヒ」。
時間が止まったような異様な存在感があったので、入ってみました。

中も外観通りで(すみません、写真撮らせてくださいと言えませんでした)、レジスター、テレビジョン、テーブル、観葉植物まで昭和の雰囲気があふれています。
壁沿いのテーブルが面白くて、どう表現したらいいんでしょう。壁に沿ったビニールクロスのベンチがあって、列車にあるようなテーブルが壁からぴょこんぴょこんと突き出しているんです・・・ってイメージできないですね。
お客さんは壁にもたれて、テーブルを挟んで同じ方向を向いて座ることになります。

しかし、一番驚くのは値段も時間が止まっていること。
壁に短冊を貼ってあるんですが、たいがいのものが150円なんです。
コーヒーも紅茶もソーダもグリーンティーもネーポンも。
高いものでも200円のミックスジュース。
トーストは50円でした。

店のおばさんに聞いたところ、このお店は40年続いていて、このおばさんは15年前、先代が体調を崩してやめるというときに店をそのまま引き継いだそうです。
店名を変える手もあったけど馴染まれているからとそのまま。
値段もずっと据え置きだそうです。
コーヒーをいただきましたが、ちゃんと入れてあるコーヒーで、インスタントなどではありません。
常連さんのためとはいえ、たいへんだと思います。

おばさんに聞いても、なぜ「アジア」なのかは不明でした。
これだけインパクトのある店、しかも都島駅の真上の幹線沿いなので、有名だろうとネットで調べてみたら、実は元チェーン店で玉造の店が有名だったみたいです。(そちらは既に閉店)
本家(?)が消えても、代替わりしても静かに残り続けるお店に外観同様のすごみを感じました。

(追記)2011年の終わりか2012年の初めに閉店してしまったそうです。残念。(2013.2.7記)

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2005年10月11日 (火)

法隆寺へのサイクリング

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お誘いがあり、仲間と大阪から大和川をさかのぼって法隆寺までのサイクリングに出かけました。
あいにく雨のぱらつくお天気でしたが、雨のひどい時間は食堂でやりすごして、うまくずぶ濡れにならずにすんだのは奇跡的。
法隆寺についても中には入らないという、ある意味、目的に徹したいさぎよいサイクリングでしたが、法輪寺、法起寺あたりもぐるっと回って、コスモスあり、法隆寺といえばの柿あり、稲穂ありの里のサイクリングを楽しみました。
大阪あたりももう稲刈りは済んでいるのに、このあたりはなぜまだなんでしょう。

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